素ヱコ農園の日々

佐賀県伊万里市で便利になった世の中で、手間のかかるストレスフリーの平飼いで外国産の餌に頼らないこだわりの餌作りを行っています。

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大量の麦、仕入れた

佐賀県産の麦を6トン仕入れました。

 

3トン車で、佐賀まで往復2回いきました。

餌を搬入するのに、ほぼ1日かかりました。


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今シーズン仕入れた麦の量は、これで20トンになりました。

できればあと10トンぐらい欲しいですね。

 

とんでもない量の餌を使うんですよね。養鶏って。

 

僕たちは、1600羽鶏を飼育しています。

 

その数を聞いてどう思いました?

多いですか?

 

一般的な養鶏場の平均飼育羽数は7万羽と言われています。

農水省調べ)

 

僕たちは平均養鶏場の2%ぐらいの鶏しか飼育していません。

 

それでも毎月飼料を5トンぐらい使います。

 

一般的な養鶏場はその50倍の飼料を使うということです。

 

そんだけの量を自分たちで作るのはほぼ不可能です。

だから、ほとんどの養鶏場では飼料メーカーさんに飼料をお願いしています。

 

僕たちも毎月5トン、自分たちで集めて、自分たちで混ぜるの、すごく大変です。

腰が痛いし、時間かかるし、ここはもっと楽にしないと行けないなと常々考えているのですが、まだ手が及んでないのが現状です。。

 

 

鶏の数を増やせない理由は、こだわった餌を何トンも集められないからです。

 

今ぐらいの飼育羽数だと、地元でロスになっているおからや醤油カス、クズいりこなどをちょうど集めて餌にできるくらいです。

 

本当はたくさん鶏を飼育した方が儲かるのですが、それができません。

 

鶏はこれ以上増やしたくないです。

 

質を落としたくないからです。

 

質は、時間と体力を使ってやっと手に入れることができました。

 

最初は、餌集め大変でした。

 

農家さんも、漁師さんも、豆腐屋さんも知り合いがいませんでした。

 

なので、googleマップで探して、一軒一軒電話したり、足運んだりして、今の飼料に行きつきました。

 

まだまだ飼料に関しては研究中でもっと良いものがないかを常に模索しています。

 

いろんな養鶏場さんの話を聞いて、もっと良い卵を作れないか?をもっと追求したいと考えています。

 

今日も佐賀の農家さんのおかげで良い麦をたくさん仕入れることができました。

そして、その農家さんを教えてくださったのは養鶏の師匠の本間さんのおかげです。

 

いろんな人に協力して良い卵ができています。

 

そこに感謝し、もっともっといろんな方の力を借りて、良いものを作ってお客さんを笑顔にできたらなと思います。