3月頭から筑波大学の院生が、素ヱコ農園に2ヶ月インターンで来る。
彼女は、食について学んでいて、こだわった卵を生産している素ヱコ農園でインターンしてみたいとのことで、連絡をくれた。
うちに来る前は台湾にいたらしい。
その前はフランス。
バイタリティに溢れてて、話をしていてとても面白い。
僕は、学生の時に東京の会社でインターンしていたが、その時に
「インターンで何をしたいですか?」と聞かれ、「成長したい」と答えた気がする。
その時に上司に言われたことは、「成長を考えるより、成果を出すことを考えなさい。」だった。
今になると、その通りだな思う。
そもそも、成長するって曖昧だし、何をしたいかいまいちピンとこない。
成果を出すために努力することで様々なことを経験できる。
成長するというのは、僕の都合でしかなくて、会社にとってみれば僕の成長とかどうでもよくて、僕がいたことで会社がプラスに転じるかどうかが大事だ。
うちに来てくれたインターン生も、勉強するというよりも、成果を出すという気持ちで臨んでほしいと思う。
僕たちの会社は、まだ創業して間もないガタガタの会社だ。
この会社で何かしら自分のできることを探して、会社に貢献してもらいたいなと思う。
それをやり切ることで、結果的にものすごくいろんなものを手に入れてくれるんじゃないかなと思う。
学生の頃の2ヶ月って、マジで貴重だと思う。
お客様扱いはしないが、この2ヶ月うちに来たからには、彼女にとって最高の時間にしたい。
課題だらけで大変な田舎の零細企業のリアルを体験してほしいなと思う。