素ヱコ農園の日々

佐賀県伊万里市で便利になった世の中で、手間のかかるストレスフリーの平飼いで外国産の餌に頼らないこだわりの餌作りを行っています。

ばあちゃんの昔たまごはこちらから

廃棄予定だった100キロのにんじん

ばあちゃんの昔たまごはこちらから

f:id:matsumo_saga:20220322210331j:image

 

八百屋さんから、LINEが来た。

 

「鶏はにんじん食べますか?にんじんが100キロ出てます」

 

つまり、廃棄予定のにんじんが100キロ出ているということだ。

 

鶏はにんじんが大好きだ。

 

硬くて大きいやつを丸々あげても、ツンツンして、食べてしまう。

 

だから、全部もらうことにした。

 

100キロといっても3日で無くなる量。

 

この八百屋さんとは、伊万里市の事業でご縁が出来た。

 

そのままだと廃棄にされていたものが鶏の栄養になり、そして、美味しい卵になって僕らの元へ届くと思うと嬉しくなる。

 

鶏は非常にエコな生き物だなと思う。

 

 

今、自分にあまり時間的な余白が無いからなかなかできてないが、おそらく各スーパーにいろんな野菜のクズかあると思うから、そういうの全部もらって鶏にあげるような仕組みが作れたらなと思う。

 

 

今月末にはヒヨコが200羽来る。

来月もまたヒヨコが来る。

 

今年は鶏の数を増やす予定だ。

 

 

それに伴って、餌の調達をたくさんしないといけない。

 

養鶏をやってみて分かったのは、なぜ、わざわざ外国産の餌を使っているか?

 

そして、なぜ平飼いで自分たちで餌作りをしている人たちが鶏の数を増やせないか?

 

いろんな理由があると思うが、一つは安定して大量の穀物を調達するのが難しいからだと思う。

 

僕の養鶏場は他の養鶏場と比べて小規模だけど、月に2トンの餌がいる。

 

一般的なの養鶏場はうちの100倍ぐらいの大きさなので、ざっくり月200トン。

 

大人一人が1年間に食べる米の量は60キロらしいので、月200トンで年間2400トン。

 

40000人の人が1年間に食べる米の量と同じだ。

 

こんな量、地元の餌だけで賄えない。

 

その結果、海外に頼らざるを得なくなる。

 

 

うちの農園は、伊万里という山や海など自然に囲まれた場所なので、今の量の2倍ぐらいなら、なんとか今の広々とした飼育環境で、餌のクオリティも落とさずに卵を生産できると思う。

 

今回の八百屋さんのような繋がりをもう少し増やせれば。

 

ネットがあるので、それはクリアできると思うが。。

 

僕がやってることは、全然新しいことじゃないし、むしろ非効率すぎて誰もやらなくなってきていることだ。

 

でも、インターネットをうまく使って、いろんな人と協力できれば、みんなが辞めていった非効率だけど大切なことを形にできると思う。

 

鶏に廃棄になるものを食べてもらい、その栄養で卵が取り、その糞で作物を育てる。っていい暮らしでしょ?