最近、昔読んだ本を読み返すようにしてます。
読み返した本の中で、特に印象に残ってるのは、「世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?」です。
これは学生時代に読んだ本なのですが、結構影響受けてたなと思います。
この本は、過度に論理的な思考が重んじられている現代社会に、直感(アート)の重要性を説いています。
理由は、①論理的思考の限界②自己実現市場の登場③社会の急激な変化
詳しいことはここで割愛しますが、要は論理的な思考だと皆同じ答えに辿り着くので、差別化できないし、変化にも対応できないよね、って感じです。
そこで、論理的な思考とは別に、真善美に基づく自らの直感を大事にしよう。それを鍛えようという話です。
当時の僕は、進路選択の時にこの考え方に少なからず影響を受けました。
田舎のばあちゃんの元で農業をする!というのは、限りなく自分の感性に従った行動であり、全く論理的な(一般的な)行動ではないと思います。
ただ、それでいいと思えたのは、この本で言う、田舎でばあちゃんと共に暮らし自分で事業を立ち上げるという真善美があったからです。
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アートといえば、オランダにいた時に、よくゴッホの絵を見てました。
ゴッホは27歳から10年間画家として生きましたが、2000枚描いた中で、一枚しか絵が売れてませんでした。
それでも、自身の理想に燃えて狂ったようにひたすら絵を描いていました。
ゴッホが評価されたのは死んでからです。
そして、そんなゴッホを支えた弟のテオもすごいと思います。
ゴッホの絵を見るたびに、お前の道はなんだ?それで良いのか?と問われているような気持ちになってました。
改めて、自分の道はなんだろうか?
何をしたいのか?
問い直した時に、田舎から人々の価値観に影響与えるようなことをやりたいなと思います。
まだまだ全然人の価値観を揺さぶれるような人間になれてないです。
具体体にどうしていきたいか?
それは田舎から良い会社良い事業を作ることなと思ってます。
今年は、もっと自分の真善美を追求して良いことをしていきたいです。
昔考えたことや昔影響受けたことに改めて触れるのを良いですね。