養鶏場に穴掘ってます。
穴を掘って、柱とその基礎を掘り返して、新しい場所に基礎と柱を建てています。
養鶏場の通路を広くするためです。
ここ2年ぐらいずっと、当たり前のようにこの通路を通って、手押しの運搬機に載せて、毎日物を運んでました。
最初は手で運んでたのですが、毎日、米袋に入れた20キロぐらいの餌を数十メートル運ぶのに疲れてしまい、台車を入れました。
ただ、台車でもきつくなり、電気で動く運搬車を買いました。
これで楽になりました。
スタッフも喜んでくれていました。
良かった、良かったと安心して、仕事してました。
でも、ある時、思いました。
「いや、これ、そもそも軽トラで運んだがよくない?」と。
軽トラで運べない理由は道幅が狭かったからです。
だから、手押しの台車やその延長線にある電動運搬機を使ってました。
でも、そもそも、この通路を作ったのは僕たちです。
だから、道幅を変えることも自分達でできるはずです。
道幅を変えたりするのは、かなり手間がかなりますが、それでその先ずっと楽できるので、軽トラで移動できるようにすることを最優先の課題にしています。
それで、いま、穴を掘っています。
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作業をしていくと、数年前に自分たちが作ったものの、駄目さ加減に腹がたちます。
「ここ、なんで真っ直ぐにできてないんだろうか?なんで、この材質を使っているんだろうか?ここもっと丁寧にしたほうが良かったのに」
当時は全く経験がなかったので、わかってないことばかり。
数年が経ち、今だとこういうやり方してないだろうなということが多々あります。
それだけ成長したってことでしょうか。
今、めちゃめちゃ大変だけど、多分今苦労して改造しておくと、後々かなり楽になると思うので、我慢して、明日もスコップ持って穴掘ります。