素ヱコ農園の日々

佐賀県伊万里市で便利になった世の中で、手間のかかるストレスフリーの平飼いで外国産の餌に頼らないこだわりの餌作りを行っています。

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憂鬱じゃなければ

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鶏を飼い始めたのは、昨年の9月。

 

鶏を飼い始めて一年とちょっと経ちました。

 

本格的に卵を販売し始めたのは今年の3月からなので、養鶏をきちんと事業としてスタートして、今1年目。

 

当たり前ですが、自分で仕事をするということは大変なことだなと痛感しました。

 

鶏の世話、卵の管理などの養鶏場の現場の仕事

 

販売するための取引先とやりとりやウェブサイトの構築、お客様とのやり取り

 

お金の管理や事務的な書類の作成と管理など

 

社会人経験もなく、どれも初めて経験することで、精一杯にこなす日々でした。

 

気づけば、2021年残すところ、あと2ヶ月とちょっととなりました。

 

ありがたいことに、オンラインもオフラインも注文がかなり増えていったのですが、夏から秋にかけて、それとは逆行するように産卵率が低下していきました。

 

求めているお客さんがたくさんいるのに、注文を断ったり、待たせたりしまいました。

 

お客さんにの要望に応えれない時間は結構きつかったです。

 

一年を通して鶏を飼ったのは、はじめてです。

 

養鶏家の僕にとって、初めての夏でした。

 

夏場の対策について、他の養鶏家さんはそれぞれいろんな工夫をされてました。

 

僕は少し日陰を作る程度の対策で、ある程度自然に任せてたのですが、やっぱりそれじゃ鶏たちはバテてしまったようです。

 

対策が足りてなかったと反省しました。

 

アドバイスもらったことを実行して、20万弱使って設備もいくつか整えたりして、やっと産卵率も上がってきました。

 

止めていたネット注文や店頭での販売も来月には再開する予定です。

 

卵が少なくなり、ここ2-3ヶ月は経済的にも精神的にも苦しかったですが、なんとか立ち直れそうです。

 

 

嬉しかったこともあります。

 

卵というのは、スーパーやコンビニで安く買えます。

 

それなのに、わざわざ遠くから送料払って、うちの卵を食べたいと買ってくださるお客様がたくさんいてくださることに自信を持てました。

 

そういう方々が喜んでくださるような質をこれからも求めていきたいと思います。

 

 

最近は、妻が卵の配送を手伝ってくれるようになりました。

 

妻が作った「素エコっコ通信」はなかなか評判が良いです。

 

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そのおかげで、僕は現場の仕事に時間を使えるようになりました。

 

素エコ農園は、昨年から今年にかけて、予算をかけずに急ピッチで作った農園です。

 

穴だらけで水が入ってきているのに、モーターをつけて無理やり、沈む前に岸に辿り着こうとしているような小さな船のような状態です。

 

今年の残りの期間は、拡大や成長を求めるのではなく、環境を整えることに使いたいと思います。

 

それは非常に地味な作業ですし、億劫になります。

 

ここ最近は、毎日片付けやゴミ拾いが大半の仕事になってます。

 

でも、憂鬱じゃなければ仕事じゃないと言い聞かせて、淡々とでも、希望を持って目の前仕事に励もうと思います。