素ヱコ農園の日々

佐賀県伊万里市で便利になった世の中で、手間のかかるストレスフリーの平飼いで外国産の餌に頼らないこだわりの餌作りを行っています。

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新人研修、田植え

田植えをした。

 

前田病院の新人スタッフさん10数名と一緒に。

 

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「新人研修」ということで、田植えをすることになった。

 

前田病院のスタッフさんは、さすがで、こちらから、ほとんど指示することなく、グループの中に自主的なリーダーが現れて、勝手に仕切って、円滑に事を進めることができた。

 

初めてだったので、課題も沢山あるが、

 

何より、事故もなく、ワイワイ言いながら、楽しく田植えができたことがよかった。

 

やっぱり、みんなで何か一つのことをやるというのは、とても強い結束力を生むなと思った。

 

僕は全ての職員さんと、初めて会ったのにとても仲良くなれた気がした。

 

そして、従業員さん同士も普段の仕事場では見せない表情が見られたんじゃないかなと思う。

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何より、みなさんの泥だらけになった笑顔が最高だった。

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まずは、田植えでひと段落ついたが、まだスタートしたばかりだ。

 

ここから草を取ったり、イノシシの対策をしたり、収穫までいろんな作業が残っている。

 

みんなで、美味しい米を作りたい。

 

これから前田病院は、毎年、新人さんの研修として田植えをする計画をされている。

 

副院長は、

「都会になくて、伊万里にあるのは、海や山や川などの大自然、農業は我々伊万里に住むものにとって本当に大切です」

と農業の大切さを話されていた。

 

職員さんは、

「めちゃくちゃ楽しかった。でも、これ毎日とも思うと農業って大変ですね」

「初めてでしたけど、あの土の感触気持ちよかったですね」

など、感想を話してくれた。

 

こうして農業の現場を普段は全く関係のない仕事の方が触れる機会を作るというのは良いことだなと思った。

 

 

ここの田んぼを準備してくださったのは、地元に住む前田やすとさんと、吉田金吾さんだ。

 

実は、当初計画していた田んぼが、水がなかなか水がたまらなくて、田植え直前で、植える田んぼを変更した。

 

その時に、田んぼを整地してくださったり、土を起こしてくれたり、水の管理をしてくださったのは前田やすとさんだ。

 

やすとさんがいなかったら、この田植えは実現出来なかった。

 

そして、前田やすとさんを紹介してくださったのは、吉田金吾さんだ。

 

金吾さんは

「若者を支援する」

 

と自分が農作物を売って得たお金を若者に投資してくださっている。

 

今回の田んぼの費用も金吾さんがそのお金で出してくださっている。

 

今日も金吾さんは草刈りに来てくださった。

 

2人に感謝です。

 

素敵な人たちが沢山いますね。

 

 

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僕の実力不足で、まだまだ足りないところやもっともっと伸ばせるところが沢山あるが、それよりも、なんか手応えのある一日だった。

 

農業の現場にもっと足を運べるような環境を作りたい。