素ヱコ農園の日々

佐賀県伊万里市で便利になった世の中で、手間のかかるストレスフリーの平飼いで外国産の餌に頼らないこだわりの餌作りを行っています。

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意思を使わない

僕が農業をしている理由は、ばあちゃんだ。

 

ばあちゃんが農業してなかったら、間違いなくやってない。

 

ばあちゃんは、7人きょうだいの末っ子に生まれたので、末子という名前らしい。

#simpleIsBest

 

ばあちゃんは、中学卒業してから、ずーっと黒川町で農業している。

農家歴60年だ。

 

僕は、小学校卒業して、ばあちゃんの元に引っ越して2人暮らしていた。

 

ばあちゃんと過ごしたあの時間が、僕が伊万里に住んでいる理由だ。

 

ばあちゃんの頑張りや、思いを残したいなと思い、素ヱコ農園(スエコノウエン)っていう名前で農業してる。

 

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ばあちゃんにいつまでも元気でいて欲しい。

 

79歳で腰が曲がって、脚を引きずりながら歩いている。

 

だから、こうやって運動をするように言う。

 

自分ではなかなかでストレッチしないから、周りが言ってやる必要がある。

 

分かっててもやれない。 

 

誰かの後押しが必要。

 

これが人間の性なんだろう。

 

 

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今日からまた耕作放棄地の整備に取り掛かった。

 

今、養鶏をやっているところは、元々耕作放棄地で

3ヶ月かけて綺麗にした。

 

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でも、もう半分のこっている。

 

それなのに、なかなか手がでなかった。

 

やった方がいいことは、わかっているけど、大変さは自分が一番分かっているから、手を出せずにいた。

 

それでも今回やろうもと思えたのは、手伝いがあったから。

 

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やろうと、向こうから段取りを組んでいただいた。

 

おかげで1日でだいぶ進んだ。

 

本当に本当に感謝しかない。

 

 

何かやるというのは、相当なエネルギーを使う。

 

心に余裕がないと長く続かない。

 

でも、やり続けている人が結果を出している世界だ。

 

やり続けるためには、努力するメンタルよりも、システムをちゃんと作ることが大切な気がする。

 

意志力を働かせてなくても、行動し続けれるような仕組みづくり。

 

ばあちゃんも背中が結構曲がって来て、膝も痛くて大変だけど、きっとそれをストレッチ等を行うケアする仕組み(習慣)が有れば、きっとまだまだ現役で農家ができてたと思う。

 

 

長く続けるためには、努力して頑張るよりも、頑張って環境を作って、環境にちゃんと適応していくことが大切だ。

 

努力しない。

システムに任せる。

 

よくわからないけど、もう一度あらゆることをシステム化できないか考えてみようと思う。