雨の日が続く。
トマトやオクラの実がついたので、嬉しい。
スイカはもう少しだ。
まだまだ自分が食べる分しかできてないが、順調にいけば、これからどんどんできてくるはず。
それにしても、畑で丸かじりする野菜は、本当に美味しいな。
土曜日ということもあるので、収穫をして、部屋でゆっくりした。
僕は、頭で考えるのがあんまり得意じゃなくて、文章に書いたり、図に書いたりしながら、頭で考えていることをまとめないといけない。
今、おかれている状況や、今後どうしていくかなど、ノートに書いていった。
やっぱり書くことは大事だな。
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スエ子ばあちゃんは、水菜を15年以上作ってる。
その水菜の評判は、めちゃめちゃよくて、いろんな方から、美味しいと言ってもらえる。
僕も同じやり方で作らせてもらっているが、おかげさまで、スエ子ばあちゃんと同じように、いい評判をいただく。
ここはある程度、技術が確立できたなとも思う。
(昔からちょっと手伝ってたこともあって)
確かに、水菜をひたすら作り続けることができたら、確実にお金は稼げる。
ただ、若者が働けるような場を作るとなった時に、ちょっと弱いのかなとも思う。
(ルーティンワークが多すぎる&二次利用、三次利用がやりにくい)
僕は、農業で生活できるようになるのが最終ゴールじゃない。
(もちろん、農業で生活できるようにはなりたい)
いろんな選択肢がある中で、あえて田舎を選んで、田舎でしかできないやり方で、夢を追う若者を増やしたい。
そのために、農業をしている。
だとしたら、まず、自分がそれを実践しないといけない。
だから、わざわざ耕作放棄地を借りて、毎日毎日ゴミと戦う日々を選んだ。
きっと、これから耕作放棄地はどんどん増えていくし、そこをうまく使っていくというやり方が大事になってくるはず。
元々、果樹園だったところをそのまま利用して、鶏を飼う。
鶏の平飼いがそもそも珍しい中で、果樹園と両立させることができたら、すごく面白いと思う。
鶏はストレスなく広々と生活できるし、鶏の糞は堆肥になり、鶏が虫や草を食べるから、無農薬で果樹を育てることができる(理論上は)
これができたら、鶏の卵も果樹も、すごく価値のあるものになるはず!!
一応、水菜のハウスがあって、技術もあって、そこがしっかりとしているので、挑戦できる。
失敗したら、めちゃめちゃ凹んで、また、次何か、考えて実行するので、慰めてください。
そうそう、そういえば、先日、武雄の小学校で授業した。
農業について、興味を持ってもらえればいいなと思って。
小学生ということもあり、どう伝えるかが難しかった。
45分というのに、準備をするのに、物凄い時間がかかった。
これを、1日何個も、毎日やってる先生、凄すぎる。
小学生って、純粋で、真っ直ぐなんだなって、感動した。
ちゃんとメモ取ってるし、質問するし、リアクション取るし。
終わった後、校長先生と話をして、子供の本質はずーっと変わってないという話をされていて、子供ってずーっと変わらず純粋だったんだなって思った。
若い人が、ずーっと純粋で、真っ直ぐなまま、夢を追える環境を田舎にも作りたいです。
(新人で、売上もほとんど作れてないですが、やります)