田んぼの水の調節って、結構難しいんだな。
婆ちゃんを見てて思う。
横に流れる水路をせき止めたりしながら、水を調節する。
雨がどんだけ降るかをある程度予測しながら。
今年は農家一年目で、特に米作りなど全然分からないから、ばあちゃんのやり方をしっかり見てみようと思う。
一年目っていろんな意味ですごく大切な気がする。
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そういえば、昔、サイバーエージェントの社員さんと呑んでた時に、一年目の過ごし方の話を聞いたことがあった。
一年目は、わからなくて当たり前だから、どんだけ人に聞けるか。
人に、頼って頼りまくれる人が、結果を出す。
変なプライドとか、全部捨てた方がいい。
って言われたことがあった。
確かに、人に頼れるのも実力だ。
①できないところを明確にする
②適切な人を見つける
③アドバイスをもらえる信頼関係を築く
④的確な質問をする
⑤言われたことをきちんと実行する
というプロセスを踏まなくてはいけない
未経験な時は、何ができてて、何ができないかもわからない。
また、人に頼るのは、弱さを見せないといけないから、躊躇してしまう。
果たして一年目の僕は、人にうまく頼れてるかな?
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一年目で、分からないことが多くて、結果を出せるかも不安で、焦る気持ちが先行する。
初めてっていうのは、不安も大きいけど、ちょっとしたことにも驚き、感動するのがいい。
たくさん植えてた枝豆は、無事に実をつけてきた。
枝豆は、パラオで少しやってたけど、いざ、自分の畑で一からやるとなると、また違ったものがある。
あともう少しで収穫できるから、最後までしっかりやりきろう。
あ、そうそう。
うちの畑には、カニがいる。
最近、めちゃくちゃ増えてきた。
カニがいる畑って、何かいいなって思う。
カニ殻には、キチン・キトサンが豊富に入っていて、いい土のツーンとした香りの原因となる放線菌が、キチン・キトサンを餌にするとどこかで聞いたことある。
何はともあれ、カニがいっぱいいる畑っていいなって思う。
テンション上がるし。
こういう小さな発見だけど、これからも気づいて、感動したいなって思う。一年目とか関係なしに。
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一年目は、売上を作るよりも、五年後、十年後に向けた土台づくりをしたい。
農業の技術はもちろん、地域の繋がりや体力や習慣など。
日記を書いてるのもそう。
ぶっちゃけ、結構、手間かかる作業だ。
昨日は、朝書く暇なくて、そのままずるずる書くタイミングが無くて、夜書いてたら、途中で寝落ちしてた。
こうやって、なんでもずるずるなっちゃったら嫌だなと思った。
とりあえず、今の日記は一個前の日の分なので、今日の夕方、また書こう。
自分のために。