昨日は、中学校の同級生が野菜を買いにしてくれた。
今まで全然連絡を取ってなかったから、久々に、そして急に、連絡が来た時は、びっくりと同時に、すごく嬉しかった。
仕事帰りに、うちの畑に、わざわざ来てくれた。
「食べれる分買うよ!そして、ぼったくって!」
って言いながら、たくさん枝豆買ってくれた。
もちろん、普通の値段で売った。
他にも、わざわざ小城から、車で枝豆を買いに来てくれた方もいた。
「ある分、買うよ。週末のお客さんに出したい」
って。
なんか、毎日毎日、胸が熱くなる。
今回の枝豆は、味はいいと思うし、出来栄えも、自信ある。
農薬使わずに、一つ一つの作物の作用を理解して、それらを掛け合わせて、作物の力だけで育てるようやしたから。
伝承農法について書かれた本を、いくつか参考にしながら、実践した。
それでも、僕はほぼ素人だ。
そんな素人が作った野菜を、いろんな方が、買ってくださるので、ありがたいなと思う。
野菜なんて、どこでも買える。
20、30年以上、野菜づくりに従事した人なんて、本当にたくさんいる。
その中で、わざわざ、しかも、初めてまだ数ヶ月しか経ってない僕の野菜を買ってくださる理由。
それは、ほぼほぼ「応援」だろう。
きっと、野菜を買ってくださる皆さんは、「未来」を買ってくださってるんだと思う。
とすると、僕は、その「未来」をちゃんと実現する責任がある。
素ヱコ農園。
その一つ一つが、もつ可能性を最大限に引き出して、循環していけるように。
だから、農薬を使わずに、野菜の効能を利用して、掛け合わせて野菜を作るし、今まで嫌われていた雑草だって売りたいし、そのままだったら何の価値にもならない耕作放棄地だって、活用したい。
もっというと、農業を通して、人生楽しくないなとか、諦めてる人たちも、巻き込んで、もっともっとその人本来の良さを活かして、可能性が広がるようなチームを作っていけたらなと思う。
いろいろ書いたけど、今、僕がやることは、とにかく美味しい野菜を、その野菜がもつ本来の力を利用して、ちゃんと作ることだ。
そのために、経験も必要だけど、知識も必要。
日中は体を動かして、それ以外の時間は、農業に関する知見をとことんつけようと思う。
愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ。
もっとやれるはず。
これから、農業に関する本を読み漁ろうと思う。
今、野菜を買ってくださる方々を、この先、もっともっと喜ばせたいなって思う。
どんな「未来」なのか?