素ヱコ農園の日々

佐賀県伊万里市で便利になった世の中で、手間のかかるストレスフリーの平飼いで外国産の餌に頼らないこだわりの餌作りを行っています。

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月日が流れていく中で

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羽が茶色に色付いて、かっこよくなってきました。

 

うちにきた時は羽がなかったのに、この2週間で、徐々に成長して、今では立派な羽が生えて、バタバタと腰の高さまで飛び跳ねてきます。

 

毎日成長が楽しみで、親になった気分です。

 

育雛は始めての経験だったので、最初は半分以上はダメになるかなと思っていましたが、今のところ9割以上は無事に成長してくれてて、ほっとしてます。

 

ひよこもそうですし、朝がなかなか明るくならないことに気づいて、毎日毎日ちょっとずついろんなものが変わっていっているんだろうなってなりました。

 

 

僕の農業は、耕作放棄地の片付けから始まったので、ゼロからのスタートというよりも、マイナスからのスタートでした。

 

6月から8月までの2ヶ月は本当に片付けだけの毎日。

 

収入は無いのに、支出は減っていく一方でした。(他人のゴミを捨てるのにお金が大量にかかった)

 

そして、ある程度片付け終えて、

 

「よし、これから養鶏場を作るぞ!」

 

って時に、友人のフルタクが来てくれました。

 

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フルタクが来てくれたことで、作業スピードが段違いに変わって、まさに1+1が4にも5にもなった感じがします。

 

養鶏場はある程度完成して、気づけば鶏も300羽(プラスひよこが200羽)。

 

まだまだ販売までは至ってないですが、ちょっとずつ形になってきました。

 

そんなフルタクが、11月6日にうちを出ることが決まりました。

 

元々、フルタクが来た理由は

農業をスタートする人のリアルな現場を見たいというところでした。

 

こうやって、農業を一からスタートしている例は珍しいみたいです。

 

実際の僕の現場は、農業の基本である作物の生産といういうよりも、それをするための環境整備に多くの時間を使っていて、作物を作る以外にいろんなことをしてます。

 

山から水を通したり、コンクリートで基礎工事をしたり、ビニールを貼ったり、育雛箱や餌箱や巣箱を作ったりと、土木的なこともかなりやりました。

 

フルタクも僕もどれも始めての経験。

 

「やったことない」

 

っていうことが当たり前の中で、どう短期的に知識を仕入れて、それを実践するか?

 

分からない中で、勉強して最低60点ぐらいとって前に進めるという技術や経験は、僕もフルタクもこの2ヶ月で相当身についたと思います。

 

それが出来ただけでも、この先、何かわからないことや困難があっても乗り越えららそうな気がします。

 

フルタクがいるのは残り1週間ちょっとですが、その中でお互いがお互いにどんなものを残せるか?すごく楽しみです。