素ヱコ農園の日々

佐賀県伊万里市で便利になった世の中で、手間のかかるストレスフリーの平飼いで外国産の餌に頼らないこだわりの餌作りを行っています。

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新しい鶏が来た!

鶏が200羽来た。

 

日齢110日の国産品種ごとうもみじ。

 

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鶏を飼い始めて、2ヶ月弱になる。

 

先日、雛を入れたばかりで、ちょっとペース的に早いかな?とも思ったが、餌や設備などある程度飼える目処が立ったので新しく入れることにした。

 

不安点はゼロではないが、実践して失敗することが何よりの教科書だと思うので、とにかく今は経験と思って、お金と時間を使いたいと思う。

 

 

今、あらゆる業界が2極化していっている。

 

市場がグローバルになり、良いものや便利なものは世界中から安く手に入る。

 

安くて便利な道に行くか、好きとか情緒的な替えがたい道に行くかの2択にあらゆる業界の人は、選択を迫られている気がする。

 

ファッションで言うと、ユニクロか自分の好きなブランドみたいに。

 

桁違いになるか、一部の熱烈なファンがいない生きていけない世界になる。

 

 

数万羽が普通の養鶏の世界。

 

その規模のスタンダードはますます増えるはず。

 

そんな中で、うちは増やしても1000羽ちょっとだと思う。

 

 

シンプルに、鶏に広いスペースでのびのび育って欲しいと思っているからだ。

 

 

いま、雛から育てているから、雛から育てたものとそうでないもので差があって、非常に面白い。

 

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育雛は、養鶏を習った本間さんを参考にやっている。

 

野菜を作る時に苗半作という言葉がある。

 

良い苗を作ることは栽培の半分を占めていて、要するに最初がとても肝心だという意味だ。

 

 

養鶏も同じ様で、本間さんは小さい時に鶏をどのように育てるかが、後々に大きな影響を与えることを強く教えてくださった。

 

確かに、本間さんの育雛は、優しくもちょっと厳しい教育?(育雛箱をスロープで足腰を鍛えさせたり、固い餌をやって胃腸を鍛えさせたり)をしていた。

 

自分でひよこから育てるのは、すごくコストや手間がかかり大変なことだ。

 

自分で育てたもの。人が育てたもので、どんな違いがあるか見たかったというのもあり、今回は業者から仕入れた。

 

本間さんから仕入れた鶏、自分で育てている雛と違いが明白でびっくりした。

 

今回仕入れた鶏はゲージの中で、狭いところで育てられたせいか、端っこが好きみたいだ。

 

端っこにずーっと固まっている。

 

そして、歩き方もどこかぎこちない。

 

羽もしっかりと使えてないみたいだ。

 

まだ慣れてない部分が多いからかもしれないが。

 

卵を産むまでにあと1ヶ月ぐらいかかると思う。

 

それまでにどんな成長をするか楽しみだ。

 

うちは小規模養鶏なので、一つ一つ丁寧に観察し、自分のところにあったスタイルを確立させたい。