僕が住む地域は、月に1回とかの頻度で何かしらの行事があります。
今回は、地域の草刈りがありました。
正直言うと、本業の方が超絶忙しくてバタバタしているので、あまり出たくなかったです。
ただ、地域の人と話をするのも珍しいから、と無理やり発想を変えて参加することにしました。
草刈りが終わると、港の方へ。
僕の住む地区は山や川のほかに海もあります。
めちゃくちゃ自然に囲まれてるでしょ?笑
この海には、プライベートの船がたくさん停まっています。
船を停めるのにもお金を払わないといけないらしく、その収入はうちの地域に入ってきています。
「この船があっていいですね」
と地区のおじさんに話をしたら、
「俺はそうは思わん」
「えー。どうして。。」
と思っていると、
「もうこの地区の人はみんな年寄りでもうすぐ誰も管理できんくなるだろう。その時の責任問題とか大変だぞ。」
と。
確かに、周りを見渡すと60歳を超えたおじさんばかりです。
この先どうなるのかな。
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その後、川まつりがありました。
川の前の石碑で、神様に餅を御供物をし、お酒を飲み、手を合わせるという行事です。
こういう川の神様を、みんなでちゃんと祀ったりしてることに感心しました。
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「田舎は人付き合いが煩わしい」
というイメージを僕は持ってました。
でも、実際住んでみるとあんまりそう思わなかったです。
今の田舎はそもそも人が居ないし、人が居ても、もうだいぶお年を召されてるばかりで、元気がないです。
反発もされないし、干渉もされません。
都会は人が居すぎて人と人のつながりが薄くなると聞きますが、田舎は居なさすぎて人とのつながりがそもそもないという感じです。
最初はめんどくさいなと思ってたんですが、やっぱりこういう草むしりなどの地域の活動は大事だなと、改めて思いました。
みんなで助け合いながら、住みやすさを保っているんだなと。
みんなで助け合いながら、回っていくってなんかいイイっすね。
ちなみに、ずーっと使いたいなと思っていた鶏小屋のすぐ下にある一反(1000平方メートル)の土地を使えるようになりました。
持ち主が分からなかったけど、今回の草むしりで、いろいろ情報を集めて無事その話に繋がらました。
むしろ相手の方は使ってもらうことが嬉しいと言われてました。
人口減少によって、これまでの田舎像は、どんどん無くなってきています。
おそらく数年後は、もっとそうでしょう。
だからこそ、何かできそうな気がしなくでもない。
寂しくなるのは嫌だな。