素ヱコ農園の日々

佐賀県伊万里市で便利になった世の中で、手間のかかるストレスフリーの平飼いで外国産の餌に頼らないこだわりの餌作りを行っています。

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小さいことだけど、とりあえず一回トライしてみること

車で15分ぐらいのところにある福島に行った。

 

福島は漁業が盛んなところだ。

 

そこに行った理由は餌を探すため。

 

せっかく海の近くで養鶏をやってるから、海のものを使いたい。

 

とりあえず港に行ったはいいものの、知り合いもいないし、行くあてもない。

 

港に歩いている人もいなかったので困った。

 

何件かいりこ屋さんを発見したが、閉まっていた。

 

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いろんな建物を見て回っている時に、「漁協」と書いてある建物を発見した。

 

とりあえず行ってみようと、思い切って入ることにした。

 

漁協の中には、漁師っぽいすごくラフなおじさんと、事務員のおばさんがいた。

 

伊万里から来て、新しく養鶏を始めたことと餌を探しに来たことを伝えた。

 

漁協の方はすごく、地元の情報をいろいろ教えてくれた。

 

どうやら、大量にいりこの粉は出るらしい。

そして、その粉をもらいに畜産関係の方が来ているらしい。

 

候補となるお店を何軒か紹介してもらった。

 

「朝に行くように」

 

僕が福島を訪ねたのは昼過ぎ。

 

どうやら漁師町は朝に活動しているらしい。

 

 

また日を改めて朝に行こうと思う。

 

結構、いりこも手に入りそうだ。

 

 

また、地元の乾燥機を持っている農家にクズ米を買えるように交渉した。

 

いつもは米屋さんに売っているらしいが、うちで買えることになった。

 

良かった良かった。

 

これで地元のものを使った餌で鶏を育てれそう。

 

畜産業界は、ほとんどが外国の飼料を使ってて、それが問題視されている。

 

僕は、なるだけ地元から調達して餌にしたいと考えている。

 

 

 

餌を集め出して、びっくりしたことがある。

 

 

養鶏なんて、大昔から誰でもやってるし、餌を身近なところから集めようなんて、誰でも考えるだろう。

 

だから、餌を買う交渉は基本ダメ元でやっている。

 

「絶対、昔からのお客さんがおるやろ」

って思うと気持ちは楽だ。

 

でも、いざ声をかけてみると、案外そうでもない。

 

豆腐さんからいただいているオカラなんて、現在は週4回取りに行ってる。

 

もう既にいろんなところの関係性がちゃんと出来てて、ガチガチなのかなと思っていたけど、意外とそうじゃないのが驚く。

 

何事も、話をしたところでどうせダメだろうと勝手にこっちが決めつけるんじゃなくて、ダメ元でいいから、とりあえず一回いってみようと思った。

 

その、とりあえず一回いってみることをしないことでどれだけの損失があるのかということを、自分で農業やり出して本当に理解した気がする。

 

これからもこっちで勝手にダメだと判断せずに、ダメ元で、一回やってみようと思う。

 

断られても、ちょっと傷つくだけですぐ癒えるから。

 

 

さて、現在挑戦中のクラウドファンディングは、目標の95%となりました。

 

沢山の方に応援していただき本当に、勇気を貰えてます。

 

あと1週間ちょっと、コツコツやっていきます!

衰退する田舎で挑戦し、若者が田舎でも希望を持って暮らせるような社会へ - CAMPFIRE (キャンプファイヤー)