素ヱコ農園の日々

佐賀県伊万里市で便利になった世の中で、手間のかかるストレスフリーの平飼いで外国産の餌に頼らないこだわりの餌作りを行っています。

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浦潟という埋め立てた土地をどう捉えるか??

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僕は、浦潟という地域に住んでます。

 

地名に現れてるように、海がすぐ側にあって、きっと、埋め立てて土地になったところだと思います。

 

 

オランダに居たときのこと。

 

オランダは、元々海だった土地を干拓して作られた国です。

 

海抜マイナス6メートルという干拓された農地は、

 

「世界でも有数な肥沃な土地」

 

と言われてました。

 

豊富な海のミネラルが、作物の生育に影響するようです。

 

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オランダって、マーケティングがいつも上手かったです。

 

例えば、

 

オランダは

 

農作物の輸出額世界第2位

 

という事実をゴリゴリにアピールして、農業大国です!と謳ってます。

 

ここで、いくつか、突っ込みどころがあって、

 

農作物輸出額って何?

一位じゃなくて、二位なの?

 

農作物輸出額ってのは、どれだけ輸出してるかという指標です。

 

オランダには、ロッテルダム港というヨーロッパの玄関口のような、大貿易港があります。

 

ヨーロッパのものは一旦、この港に集められます。

 

つまり、スペインやフランスで作られたものも、オランダの輸出品としてカウントされてるようです。(ベルギー人が言っていた)

 

また、2位というのは、あまり日本では取り沙汰されないと思います。

 

試しに、日本で1番目に高い山は、富士山というのはみんな知ってるけど、2番目に高い山はと聞かれたら戸惑う人が多いのかなと。

(正解は北山という山梨県にある山です)

 

でも、オランダでは、下手に1位にこだわらず、2位というのを前面に押し出して、人々の関心を誘っているところが、すごいなと思います。

 

日本ではマイナスに捉えられるようなところも、見方を変えてうまくアピールポイントに変える、オランダの打ち出し方は、すごく参考になるなと思います。

 

僕が住んでる浦潟地域。

 

こちら(僕の地域)では、元々、海だったことをマイナスとして考えることが多いです。

 

元々、海だったところを埋め立ててるから、地盤がしっかりしてなくて、水捌けが悪いところが多い。

 

「うちは、潟やけんね。。」

 

そういうコミュニティケーションが多いです。

 

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確かに、トラックタで耕す時も、浅く、かつ、ゆっくり進まないとすぐ土に捕まります。

 

昨日、婆ちゃんの知り合いから、トラックタの指導を受けました。(婆ちゃんは、基本、何も教えてくれません😂)

 

これまで動画を見たり、本を読んだりで、自分なりにやってたんですが、実際に長くやってる人の話を聞くのはめちゃくちゃ参考になりました。

(もう、これでバッチリだと思います)

 

ただ、潟であるがゆえに、利点もあると思ってて(オランダのように)、そこをもう少し打ち出せるようなコミュニケーションが必要なのかなと考えたりもひます。

 

 

昨日も、塾の教え子が手伝ってくれました。

 

わざわざ佐賀から1時間半ぐらいかけて来てくれた。

 

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これをただ働きさせているっても捉えられるし、農業がわざわざ来たいと思うコンテンツだという風にも捉えれるし、いろいろ一緒に学んでるとも捉えれる。

 

物事はいろんな見方ができるけど、良い面悪い面、両方をしっかり見ながら人に伝えていきたいなと、浦潟で、農業をやってて思いました。

 

ほんとに、仕事は山のようにあるし、報酬はちゃんと払えないけど、遠いところから来てくれて、

 

「また来ます」

 

って言ってくれてる事。

 

そのまま受け止めて感謝します。

 

来てくれた人をびっくりさせるぐらいにどんどん挑戦して、一緒に作っていきたいなと思います!