素ヱコ農園の日々

佐賀県伊万里市で便利になった世の中で、手間のかかるストレスフリーの平飼いで外国産の餌に頼らないこだわりの餌作りを行っています。

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どんなGW、過ごしてますか?

どんなGW、過ごしてますか?

 

僕は普段の日常とほとんど変わらず、朝早くから体動かしてます。

 

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朝、田んぼを耕していたら、サギが居た。

 

どんどんこっちに近づいてきた。

 

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クチバシで土をツンツン。

 

耕した後の土は、虫が出てくる。

 

それを狙って来てるのか。

 

そういえば、自然農法をやっている人から、鳥を畑に呼び込むように工夫することを聞いたことがある。

 

鳥は、虫を食べてくれるし、糞はリンを豊富に含んでいるので、それが肥料がわりになるらしい。

 

自然農法って、一見、科学的じゃなさそうに見えるけど、一つ一つが自然の法則をきちんと則っていて面白い。

 

僕は、誰よりも経験が無いので、誰よりも本を読んだり、人の話を聞いて、知識で武装したいと思っている。

 

聞いた話では、昔はツガニやドジョウが田んぼの周りにいたらしい。

 

農薬を使うようになって、いなくなったそうだ。

 

農薬は便利だし、農家の暮らしを経済的に押し上げたし、間違いなく日本の経済発展に貢献したと思っている。

 

でも、ツガニやドジョウなど(他にも、もっといろんな生物がいたはず)が消えちゃったのは、とてもとても悲しい。

 

春が来て、ウグイスが鳴いてるように、その季節の移り変わりを自然の変化と共に楽しめるような環境を残していきたいなと思う。

 

 

やることは多い。

 

トウモロコシを植えて、そろそろ間引きしないといけない。

 

1つの穴に2-3粒、種を蒔いてたので、それを1本にする作業。

 

また、耕作放棄地を切り開いた畑は、土がカチカチで、ここに有機物を大量に入れないといけない。

 

野菜に支柱も立てないといけない。

 

田んぼも耕さないといけない。

 

GWのおうち時間、結構バタバタしてます。

 

でも、本当にいろんな人が協力してくれてて、毎日着実に進んでいく。

 

昨日も、父と母と妹が手伝いに来てくれた。

 

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母と妹が手伝ったの始めてなんじゃないかな?

 

うちの母は、

 

「農家の息子なら、結婚しません」

 

と結婚する時には父に言ったほど、農業に対してマイナスな印象を持っている。

 

そんな母が、汗を流しながら、農業をしてる姿はすごく新鮮だった。

 

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そして、なんか、父と妹が、猪の罠で遊んでた。

 

家族で作業するのいいですね。

 

夕方、3年前、僕の塾の生徒だったこうせいが、佐賀から手伝いに来てくれた。

 

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大学始まったばかりで、オンラインで授業があってるけど、なかなか体制が整ってないらしい。

 

ただでさえ、初めての大学で不安なのに、大変だろうな。

 

そんな中、

 

「ずーっと来たかったです」

 

って来てくれた。

 

「農業、楽しいですね。僕も家庭菜園始めようかなと思います」

 

テクノロジーが普及して、なんでも楽にすぐ手に入る時代に育った僕ら若者にとって、農業のように時間と手間がかかってやっと成果が出るようなことはすごく新鮮だ。

 

その不確実性や非効率性に、どこか魅力を感じるのかな。

 

GW、すごく忙しくしながら、すごく充実して、楽しく過ごせてます。

 

もちろん不自由な部分も、

 

うまくいかないことも

 

大変なことも、

悔しいなと思う部分も、

 

いっぱいある。

 

それでも楽しいことや嬉しいことがあるから、すごく幸せだなと思います。

 

過疎化が進み人が離れていく中山間で、いろんな人が毎日来てくれて、汗水出して手伝ってくれている。

 

幸せものだなー。

 

そんなGWを送ってます。