佐賀の新米農家、ど田舎から

佐賀の新米農家です。日々、気づいたことを日記としてかけたらいいなと思ってます。

漁師さんと話をして

結構な雨が降った。

途中から、ヒョウも降った。

 

変な天気だ。

 

風も強くて、植えた野菜たちがすごく心配だったが何とか持ち堪えてるようだった。

 

すごく寒かった。

 

これからすごく暑くなることもあるだろう。

 

自然の厳しい環境に耐えて、どんな成長をしていくか楽しみだ。

 

 

晴耕雨読という言葉がある。

 

晴れた日には畑で汗を流し、雨の日には読書をする。

 

天候に合わせて、無理のない生活を送るという言葉だが、まさにそんな感じで昨日は、午前中で作業を終えて、午後からは読書をした。

 

f:id:matsumo_saga:20200414040154j:image

 

この本が面白すぎた。

 

雑草や微生物などが、畑でどんな役割をしているのかが詳しく書かれていた。

 

内容についてはまた別で紹介するとして、この本を読んで思ったことは、

 

自然は驚くほど小さなことが複雑に絡み合ってできているということ。

 

こうすれば、こういく。という簡単な世界ではない。

 

いろんなものが関わり合って、バランスを取りながら存在する。

 

僕ら人間はこれまで、便利さだけを追求してきた。

 

より早く、より多く、より大きく

 

その欲望は際限がない。

 

我々の行動が、この複雑なバランスの元で成り立っていた地球をかなり壊している。

 

僕は、まだ駆け出し農家で、農薬や化学肥料を使わないで農業をすると、どんだけ作物が作れないのかを体験してない。

 

だから、理想で話をしてるのかもしれない。

 

いや、理想なんかじゃない。

 

無農薬で栽培するのは、この複雑なバランスを壊さないために、やらないといけないことだ。

 

未来をちゃんと次の世代に渡したいやん?

 

だから、僕は勉強するし、実践していきたい。

 

きっとものすごーく時間がかかるはず。

 

* 

 

f:id:matsumo_saga:20200414041358j:image

 

食べかす。

 

料理の写真を撮り忘れてた。

 

昨日は、漁師さんのうちでご馳走をいただいた。

 

プリプリした刺身

 

一つに沢山の身がついている天然の蠣殻

 

身がぎっしり詰まった貝が最高

 

噛むとバリバリと音が出る真っ黒な海苔

 

あぁ、どれも最高に美味しかったな。

 

漁師さんの話を聞くのは楽しかった。

 

印象だったのは、昔の漁師さんの話。

 

まだ60年ぐらい前の海苔の養殖が始まったころ。

 

その頃は、海苔の養殖は博打と言われてたらしい。

 

そこにリスクをとって挑戦した人たちがいたから、今のような海苔産業が出来上がったんだろう。

 

そして、技術が安定してきて、みんな一気にお金持ちになったらしい。

 

衝撃だったのは、飲みにいくためだけに、腹巻に何百万円か詰めて、東京に行って日帰りで帰ってきてた話。

 

佐賀の飲み屋は、長靴を履いた人しか入れなかったから、サラリーマンも長靴を履いて飲みに出かけていた話。

 

信じられないけど、そんな時代があったんだなと思うとなんかいいなって思えた。

 

時代は進んでいく。

 

今、そんなに魚が取れなくなったらしい。

 

ほんとにいろんなところで聞く。

 

この漁師さんも20年前からやってる子供達の漁師体験の話をしながら説明してくれた。

 

原因はわからない。

 

人間が環境を汚していることも原因なのかな。

 

僕ができることは何だろう。

 

僕らができることは何だろう。 

 

逆に、僕がやらなくてもいいことは何だろう。

 

僕らがやらなくていいことは何だろう。

 

コロナで、価値観の変化を迫られている今、自然と対峙して仕事をされてる漁師さんからお話を聞きながら、いろんなことをぐるぐるぐるぐる考えた夜でした。