佐賀の新米農家、ど田舎から

佐賀の新米農家です。日々、気づいたことを日記としてかけたらいいなと思ってます。

伊万里に帰った。さあ、

伊万里に帰った。

 

f:id:matsumo_saga:20200319094015j:plain


 

今ここにあるのは、不安と期待と入り混じった複雑な感情だ。

 

改めて、自分がなぜ伊万里で農業をするのか?っていうのを書いてみようと思う。

 

①祖母が農業をやっているから

②農業じゃ稼げないから

③田舎に希望がないから

 

 

①そもそも、僕は祖母が農業をやっていなかったら、絶対に農業に興味を持たなかったと思う。

 

性格的に、アイデアや戦略を考えるのが好きなので、抽象的なものを扱う事業会社や政治などが好きだ。

 

だが、そんな僕が農家の家に生まれたって、なんか不思議なことだなって思うから、農業に興味を持った。

 

そして、うちの祖母は全く稼いでない。

びっくりするぐらい、真面目に仕事しているのに。

 

②農業じゃ稼げない。

みんなから言われる。

 

どんどん人がいなくなっていったし、同級生もほとんどみんないない。

 

佐賀出身っていうのが、恥ずかしいっていうのも聞く。

確かに、東京で佐賀から来ましたって言ったら、笑われたこともあった。

(僕はいつもより、1.5倍ぐらい佐賀弁強めたけど)

 

③希望がない。

将来に期待してない。

 

僕はこの豊かな国に生まれただけで、幸せだと思う。

 

そうじゃない国も見てきたから。

本で読んでそうじゃない時代もあったの知ってるから。

 

なんでもやれる国、時代に生まれたからこそ、僕らは言い訳せずに、自分の人生をまっとうする義務があると思う。

 

いつからか、夢を語ると現実を見ろと言われるようになった。

 

努力してないだけやと思う。

 

先人のように、僕らも素晴らしいバトンを次の世代に渡したい。

 

ちなみに、僕の夢は、世界中から、日本のinakaに移住する人が増えること。

 

田舎こそが、希望の象徴にすること。

 

 

だから、農業をする。

 

小さくやりたい。

 

小さく誰でもできる形で、でも、効果は最大に。

 

 

まあ、要するに、

 

今、うまくいってないからやる。

 

ってことかな。

 

マイナスからのスタート。

 

きっと、相当大変やと思う。

 

これまで相当な数の人が、トライして失敗してきた道だ。

 

だからこそ、できた時、松本啓として、生きててよかったなと思えるはずだ。

 

 

 

最後に、僕が失敗するとしたら。

 

焦って、すぐにある程度結果が出る方向に舵を切ってしまうことだろう。

 

農業は結構、時間がかかる。

 

経済的に苦しくなる可能性がある。

 

ここで、普通の仕事をして、たくさん旅行して、車買って、結婚している人たちと比較して、焦って別のことに手を出してしまう可能性がある。

 

これが一番、危惧している。

 

時間がかかっても、やり続けること。

 

そもそも、結果がすぐには出ないものとして、採算度外して、数年覚悟して、いいものをひたすら作り続ける。

 

これを信じて、真面目に当たり前のことをやっていれば、きっと道は拓けるはずだ。

 

ひらく・教え導く。

 

僕の啓の意味だ。

 

世の中を切り拓いて、人々を導いていく存在として生きていくことが、僕が生きてる意味だと思う。

 

 

と、いろんなことを言ってるが、まずは本当に小さいところから。

 

種を植えて、収穫して、誰かに食べてもらう。

 

自分でやりながら、誰よりも勉強して、驚きと感動がある農業をやる。

 

日記も書き続ける。

 

SNSで繋がっている人たちは、みんなすごい人たちばっかりだ。

 

自分の小さい小さい、日常を発信するのって、ダサいかもしれない。

 

それでも、1日1日前に進む。

 

コツコツと。