素ヱコ農園の日々

佐賀県伊万里市で便利になった世の中で、手間のかかるストレスフリーの平飼いで外国産の餌に頼らないこだわりの餌作りを行っています。

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素ヱコ農園マルシェデビュー

先日、素ヱコ農園として初めてマルシェに参加しました。

 

僕たちはこれまでネットでの販売がメインだったので、地元の人に知ってもらう機会がなかなかありませんでした。

 

これまで何度かこういった出店のオファーをいただいていたものの、人手や商品が足りずに断っていました。

 

やっと生産が少し安定してきて、プリンや焼き菓子などの加工品も妻のおかげで

 


少し形になってきたので、今回初めてマルシェに出店させていただくことにしました。

 

マルシェでの出品の様子

結論から言うと、今回マルシェに出店できてとても良かったです。

 

やっぱりお客様と直接やり取りできるのって良いですね。

 

「いつもこの卵お店で買っていますよ」と面識ないのにずっと卵を買ってくれていた人

「この卵買ったがいいですよ。めっちゃおすすめです」と他のお客さんに紹介してくれる人

伊万里にこういう卵あるんですね」と初めてうちの卵を見る人

 

いろんな人との出会いがありました。

 

課題はいくつかありましたが、それ以上に楽しい時間でした。

 

今後は伊万里有田・唐津などの地元を中心に出店の機会があれば積極的に参加できたらいいなと思います。

 

今回、出店できたのは現場をある程度任せれるようになったスタッフの田中や前日の遅くまで準備をしていくれていた妻のおかげです。

 

ここ1ヶ月ぐらいで、メンバーそれぞれが自分の役割を持って自分で考えて行動でいるようになってきているかなと思います。

 

個人的にはここ最近が農業をスタートして一番忙しい気がします。

 

鶏の数を増やしたり、

鶏舎の周りの工事をしたり、

洗卵機や運搬車など設備を入れたり、

ネットショップや導線の見直しをしたり、

新たに加工に取り組んだりと、

 

一気に色々とやりすぎている気はしますが、それぞれが責任感持って取り組んでいるおかげでそれぞれちゃんと形になってきています。

 

ここ数ヶ月であと2人ぐらいのスタッフは入れて、事務所も作りたいです。(今は自宅で仕事をしているので)

 

最後に今日届いた卵のお客様からの感想です。

 

 

星5つ

安定の美味しさです😊

初めて食べた時の感動から、ずっと安定の美味しさです。
他に戻れなくなって、定期購入に切り替えました。
配達のサイクルがあるので、コンスタントにきちんと卵を食べる習慣ができました。
私にとっては、嬉しい副産物です😊
大変だと思いますが、いつまでも、美味しい卵をよろしくお願いいたします。

 

 

まだまだ投資で、利益を生むのは先だろうなと思いますが、少しずつ進歩していると思うので、生産のこだわりを大切にこれからもコツコツやっていきます。

特別支援学校の生徒さんが素ヱコ農園に職場体験に来てくれて

特別支援学校の高等部の生徒が、1週間職場体験に来た。

 

オランダにいたときにケアファームに見学に行ったことがあり、僕自身が農業と福祉の連携については少し興味があった。

 

研修の風景の写真


就労継続支援施設にはA型とB型の2種類がある。

ここでは詳しい内容は割愛するが、今回職場体験に来てくれた生徒さんはA型の就職や一般の企業への就職を目指している方だ。

 

事前の情報では、体力面はかなりすごいが、コミュニケーションに少し不安があるとか書かれていた。

 

僕もそうだが、従業員の田中もこういった受け入れは初めてで少し不安だった。

 

 

自分が職場体験に行ったのは、中学生の時だった。

その時、僕は、税関に職場体験にいったが、何をしたかあまり記憶がない。

 

税関の仕事は複雑だから、業務に携わるというより、座学のようなセミナーを受けていたような覚えがある。

 

職場体験に行くのだから、その職場のリアルな働き方を体験してもらうのが、一番良いねってなった。

そして、少しでも、「働くこと」をイメージしてもらえたらなと。

 

僕らは鶏のお世話をしながら、自分達で考えて、養鶏場を作ったりしているので、どういうふうに考えて行動しているかを見てもらいたいなと。

 

生徒さんには、「当たり前にやる。お客様扱いしない」ということを伝えた。

 

鶏をお世話するっていう仕事は、きっとやったことがないはずだ。

 

 

初日、生徒さんは鶏にびびっている様子だった。

でも、与えられた仕事を的確にこなしてくれた。

 

2日目、初日とは変わって、鶏に慣れてきたようだった。

 

3日目、こちらの指示をしっかりと守った上で、自分なりに考えて工夫していた。

 

4日目は、それまではこちらのスタッフがつきっきりだったけど、1人で仕事をしてもらった。目標としていたところまで自分1人できちんと仕事をやり遂げてくれた。

 

最終日、職場体験は怪我なく終わることができた。

 

終わった後の先生と保護者さんとの面談で、「ここに来れて本当に良かったです」といってもらえたことはすごく良かった。

 

事前の書類で、コミュニケーションに多少不安があることが書かれていた。

 

確かに、声は小さいなと感じたし、聞いたことに対する返答が遅かったりした。

 

職場体験中、視察に来た先生は、「返事を大きくしなさい」と何回か指導されていた。

 

それを聞いたうちのスタッフの田中は先生に「別に気にならないですよ」と言っていた。

 

今回の受け入れで、僕自身もいろいろと考えた。

 

「どんなきっかけで特別支援学校に行くようになったの?」と僕は生徒さんに聞いた。

 

すると、「頭が悪かったんです。テストで0点何回も取りました。」と返ってきた。

 

「勉強苦手だったんだね。じゃあ、15×2は何?」と聞いてみた。

 

「うーん。。。。わかりません。」

 

「15+15はわかる?」って聞いてみた。

 

すると、すぐに「30」と返ってきた。

 

全然、算数ができないわけじゃなさそうだった。

 

「15+15は15×2ってことだよ。掛け算はそれがそれがいくつあるか?ってことだよ。じゃあ、15×3は?」って聞いてみた。

 

すると、すぐに「45」って返ってきた。

 

 

今回1週間職場体験に来てくれて、とても、楽しそうに働いてくれているのが伝わった。

もし、彼がよければ、うちに入ってくれてたら嬉しいなと思った。

 

頼る人のいるありがたさ。何も知らずにやっている僕たちは

電話がかかってきた。

 

「すみません、攪拌機が漏電してしまったみたいです」

 

スタッフの田中からだ。

 

その知らせを聞いて、僕は焦った。

 

攪拌機は餌を混ぜる機械だ。

 

うちは毎日100キロ以上の餌を自分たちで作っている。

 

100キロの餌を手で混ぜるのはほぼ不可能だ。

 

攪拌機がないと餌作りができないので、鶏の世話ができなくなる。

 

そもそも、なぜ、漏電したのか?

 

攪拌機を清掃した際に、モーターに水がかかってしまったからだ。

 

モーターは水に弱い。

 

攪拌機の洗浄中にモータに水がかかってしまったことが原因のようだった。

 

絶対にモーターに水がかからないように、と念を押していたのだが、このようなことになってしまった。

 

「漏電ってどうしたらいいんだろうか?」

 

電気に詳しくない僕は、ネットで漏電について読み漁った。

 

いろんな情報が出てきた。

 

買い替えないといけない可能性

感電する可能性

爆破する可能性

火事になる可能性

 

「買い直さないといけないかな」

 

攪拌機は汎用性がなく、市場に出回っていないので、値段が高い。

数十万円ぐらいする。

 

憂鬱な気持ちになりながら、現場に行くとそこには見慣れた車があった。

 

金吾さんだった。

 

金吾さんとは、3ヶ月ぐらい会ってなかった。

 

別件で用事があったらしく、この攪拌機が漏電していたタイミングに。

 

金吾さんは、もともと九電出身だ。

電気のことについてはとても詳しい。

 

「漏電して困ってるんです」

 

と僕たちは金吾さんにSOSを。

 

「失敗があるから、面白いぞ。人生は」

 

と言いながら、金吾さんは僕たちに的確に指示を出す。

 

 

原因を突き止めるために配線を組み直して、一つ一つ検証する。

 

また、配線の取り出し方など具体的なところまでアドバイスをしてくださった。

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不安と期待の眼差しを向けながら、配線をバラバラにして、つなぎ直す。

 

電気をつける。

 

すると、モーターなしでは電気が通ったが、モーターありでは電気は通らなかった。

 

やっぱりモーターが原因だった。

 

濡れてしまったんだ。

 

そこで、モーターだけ、送風機を当てて、乾かすことに。

 

風と念を当てた。

 

「よし、試してみよう」と金吾さん。

 

乾燥させて繋ぎ直すと、

 

グワァン、グワァンと大きな音を出して、回り出した。

 

その瞬間、みんなやったー!っと声を出して、喜んだ。

 

「失敗がらあるから、面白い」

 

と金吾さん。

 

「このみかん美味かばい。今日のブログのネタが決まったな」

 

最後にみかんを2袋くれた。

 

 

ありがとう金吾さん。

 

攪拌機が直って、帰っていく様子はまさにヒーローだった。

 

東京出身の女の子、まいさんが伊万里で養鶏研修1日目。

今日から二日間、東京出身の田中まいさんが素ヱコ農園に研修をすることになった。

 

田中まいさんとのご縁は、僕が養鶏をやるきっかけとなった本間さんの紹介だ。

 

本間さんありがとうございます。

 

研修を受け入れるのは、多少の手間はあるもののこちらも学ぶことがあるし、何より僕もずっと色んな方にお世話になってきたので、そういう話があれば積極的に受け入れたいなと思っている。

 

田中さんは、デザインの学校を卒業後、現在はフリーランスで活動している。

 

見学に行った養鶏場は10ヶ所以上。

 

SNSで卵や養鶏についての発信を活発にされていて、卵かけご飯のお店なんかもされている。

 

「好き」に真面目に取り組んでいる姿はとても魅力的だなと思う。

 

お昼ご飯では、田中さんが調味料をいくつも持ってきてくれて、色んな卵かけご飯の仕方を教えてくれた。

中でも、おすすめは生胡椒で食べる食べ方。

 

確かにこれは美味しかった。

 

卵かけご飯に合う調味料を僕たちも作れて(仕入れて)、お客さんに紹介できたらきっとお客さんも喜ぶだろうなと思った。

 

もう少し落ち着いたら、そういう卵以外のものを提供できるような会社になれたらいいなって思う。

 

現在、素ヱコ農園はネットの注文がメインだが、卵だけのために送料払ってわざわざ注文してくれるお客様が200人ほどいる。

 

その方々に、卵以外にも私たちの卵のように、こだわったもの(野菜や調味料)をお届けできたら、きっと喜ぶ人は一定数いるんじゃないかなと思う。

 

なんて、田中さんが持ってきてくれた調味料をかけて、卵かけご飯を楽しみながら妄想を膨らましていた。

 

そして、あえて言いたい。

やっぱり卵かけご飯は最高だ。

 

 

「今日、一日どうでしたか?」

と田中さんに聞くと、田中さんが感じたことをいろいろ話してくれた。

 

ここでは、嬉しかったことを2点紹介したい。

 

1点目は、鶏の餌として使っている発芽麦にすごく興味を示してくれていたこと。

発芽麦の写真

10ヶ所以上の養鶏場を回った田中さんだったが、麦を発芽させて餌として使用している養鶏場は僕たちだけだったそうだ。

 

僕らも日本人からではなく、アフリカ人の養鶏youtuberを見て勉強した。

 

麦を発芽させることで、可消化養分吸収量(TDN)が40%から90%に跳ね上がる。

また、ビタミンC、E、β‐カロチンの量は増加や遊離アミノ酸濃度の上昇など、さまざまな効果を得ることができる。

 

健康に気を遣っている人は、白米ではなくて、玄米を食べているが、それ以上に気を遣っている人は、発芽玄米を食べる。

 

発芽にはそれぐらい栄養があるって知っているからだ。

 

2点目は、スタッフの田中の動き。

僕が全く指示を出さなくても、自ら考えて行動していたことにびっくりしたと伝えてくれた。

研修生の田中さんの写真



ここは素直に嬉しかった。

 

僕たちより一歳年下の田中さん

僕たちも大きな学びになっている。

こういうご縁に感謝。

 

 

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ホモ・パピー(仔犬が生き残るらしい)

べろんべろんに酔っ払ってますが、毎日ブログ書くって宣言した手前やめられないので、書きます。

 

おそらく内容覚えてないです。

 

今日は経営者の飲み方に誘われて、鳥栖に来ています。

 

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その場は25歳の僕が最年少で、あとは10個上、20個上の方々ばかりです。

 

こういう場に参加させてもらい思うのは、若いのは強みだし、弱みだということ。

 

若いというだけで目立つ反面、それだけ引き出しがないので、話をする相手になかなか価値を提供できない悔しさがあります。

 

いや、それすらも甘えで、若くても聞き手に価値を提供している人もたくさんいると思います。

 

 

僕は結構、本が好きで、暇があればずっと本を読んでいるオタクです。

 

ちょっと前に読んだ本で、オランダ人のルドガープレイグマンが書いた「希望の歴史」といつ本にすごく勇気づけられました。

 

なぜ、賢くて力の強いオオカミは絶滅して、小さな犬が生存したのか?

 

なぜ、我々より体が強くて脳みそが大きいアウストラロピテクスが絶滅して、脳も筋力も少ない我々サピエンスが生き残ったのか?

 

この本曰く、強いものが生き残るのではなく、可愛いものが生き残る。

 

その理由は可愛いといろんなネットワークができて、そのネットワークによっていろんなこもを学び、真似して、結果的に良いアプローチを取れること。

 

100人に一人の天才を産むけど他者と交わらない集団より、天才は1000人に一人しか生まないいけど、他者から学べる集団の方が強いらしい。

 

だって、自分で天才的なことを開発しなくても、上手くいってる他者をある程度模倣できたら、うまくいくから。

 

この本から学んだことは、可愛いやつになって、他人から学べる状態にするということ。

 

そういう意味では、今回の飲み会は異業種の方もたくさんいて、学べること明日から実践できることが複数あった。

 

ここ数年は養鶏を形にする事で精一杯で、なかなかなか周りと関わることができていなかった。

 

経営者として、もっといろんな人と関わっていきたいなと改めて思った飲み会だった。

 

少しずつ仕事も落ち着いてきたので、今後はもっと外に出ていこうと思います。

 

よろしくお願いします!

 

ぜひ、飲みにいきましょ!!

全て一点に向かっているという感覚。これを宿したら強かった。

日曜日と月曜日はスタッフの田中が休みの日だ。

 

田中がお休みの日は、働いていてくれることとのありがたさを感じる。

 

田中は養鶏場の仕事をやり始めてまだ半年だが、ここ1、2ヶ月で一気に頼もしくなった。

 

今の田中なら、僕が居なくても養鶏場を回すことができる。

 

そう言い切れる理由は、以下の3つ

①田中が仕事の全体像を全て把握できているから

②現状、何が足りていないかを全て把握しているから

③その解決策を持っているor持てる見込みがあるから

 

田中の仕事をシンプルに言うと、質の良い卵を生産することだ。

 

そのために、鶏の体調を整えているし、体調を整えるために、鶏の病気のことを知ったり、鶏の特性を知ったり、餌にこだわったりしている。

 

また、質の良い卵を産んだもらうには、鶏を取り巻く環境も大事なので、鶏舎やその周りの環境を最適なものにしている。

 

僕から見て、田中は自分が行っている全ての活動が「質の良い卵を生産する」という1  点に向かっているという感覚を持って仕事できていると思う。

 

その全ての活動が1点の目的に向かっているという感覚は、下のように生産に関係する要素を僕がまとめて共有した後ぐらいから芽生えた気がする。

 

 

良い卵を生産するために必要な要素を全部出したことで、何が足りてないか何があるのかを田中自身でも考えられるようになったんだと思う。

 

これを共有する前は何を考えるべきで、何を考えないでいいのかという整理ができていなかったと思う。

 

今は仕事をしてて、僕が指示したやり方でも、田中がそれが違うと思えば、自分なりに変えたりしている。そして、それをOKにしている。

 

田中は目的から逆算して自分で考えて行動してくれているから、僕は安心して田中に任せれる。

 

もちろんそれは違うと反論することもあるが。

 

 

僕たちの弱みは養鶏の経験がないことだ。

 

そこで、田中は自分で他の養鶏場にアポとって、いろんな養鶏場の人に話を聞いて回っている。

 

そこで、具体的なアドバイスを受けている。

また、そこで持ち帰ってきた知見をすぐにうちで試している。

 

こないだも、少々問題があったので、すぐに他の養鶏場の方に電話して話を聞いて、改善策を出していた。

 

本当に感心する。

 

ここ1-2ヶ月で一気に養鶏場が進んだのは間違いなく田中の力があったからだ。

 

事業は人だ。

 

まだ小規模な経営者のくせに生意気にそう思った。

 

 

また、長文のブログ再開します。〜農家ってそもそも稼げずに辞める人ばっかりじゃん〜

お久しぶりです。

 

何人かのお客さまからwebサイトの方に「ブログ辞めたんですか?」と問い合わせがありました。

 

確かに全然更新してませんでしたね。

 

ブログを書かなくても、売上は減らないことを知りました。

むしろ、上がっています。

 

そして、以前は、ブログを日報代わりにしていたのですが、今はノートに手書きして、社内で共有しているので、日報としてブログを書く意味もなくなっていました。

 

広報としても、日報としても、ブログを書くことは意味をなしていないし、さらに、ブログを書くこと自体がかなりの時間が取られるので、自然と離れていっていました。

 

お客さまから何件か問い合わせがあって、「こんな僕のブログでも楽しみにしてくれているんだな」と思い、また再開しようという気持ちになりました。

 

そして、どうせやるんだったら、前みたいにガッツリ毎日書きたいです。

 


20代で田舎に住み、自分達で農業やっていること自体が珍しいらしく、そこで起きたことや感じたことを読めるのは少し需要があるようです。

 

さて、少しブログを書くのが空いたので、「前回、どんな内容を書いたかな?」と読み返してみました。

 

ざっくり要約すると、「会社にしたことで赤字ですが、それでも挑戦したことはプラスになってます」といったところでしょうか。

 

冷静に現状分析すると、「素人で農業を始めて簡単に儲かるんだったら、農家の数が減ってない」という結論に至りました。

 

農業という業種は、儲けにくいと言われています。

さらに、農家になるということは起業するということです。

 

その難しいことを、農業の技術もない社会人経験がないやつがいきなり始めて簡単にいくなんてことはないでしょう。

 

なので、今、赤字だ。と言ってもそんなに悲観することはないなと思います。

 

当然の結果です。

 

確かに、「農業します」といろんな方に相談したときに、ほぼ全員から「辞めた方がいい」と反対されました。

 

そもそも多くの人が避ける道です。

 

そして、悔しいことに現状はそのアドバイス通りになってます。

 

このままの結果じゃ嫌です。

 

僕はひねくれ者だから、

「やっぱり農業じゃ暮らしていけない。辞めた方がいい」

って、みんなと同じようにアドバイスするような人にはなりたくないです。。

 

僕が農業を始めたのは、儲けたいとかじゃなくて、人々の価値観を揺さぶりたいから。

 

田舎から都会に行くのが当たり前の中で、「仕事がないなら作ればいいじゃん」って言いたい。

 

むしろ、「田舎の方が自分達の好きにできるから面白いよ」って言える人間になりたいから始めました。

 

まだまだ儲けてないですが、いろんな方のおかげで何とか生かされています。

 

卵も好評ですし、全国各地にリピータさんが増え続けています。

 

そして、何よりスタッフの田中くんが最近日に日に頼もしくなってきました。

 

 

まだまだ課題はありますが、一つ一つコツコツやって、まずはちゃんと利益を出します。

 

黒字になる兆しはかなりあります。

 

2022年は残り少しですが、いい形で年を越せたらなと思います。

 

これから、毎日ブログ書いていきますので、よろしくお願いします。

 

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