素ヱコ農園の日々

佐賀県伊万里市で便利になった世の中で、手間のかかるストレスフリーの平飼いで外国産の餌に頼らないこだわりの餌作りを行っています。

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届けるための準備

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「木があるっていいな」

 

養鶏場をぼーっと眺めてると、金柑の木の周りを鶏が走りまわっててなんかほっこりしてきます。

 

養鶏場に関しては、段々とイメージする形に近づいてきました。

 

まだまだ完成度は4割ぐらいですが、こうなれば良いなっていうものはちょっとずつ見えてきました。

 

 

あと1か月ぐらいすれば、先日飼い始めた鶏も卵を産み始めるでしょう。

 

春にはひよこも卵を産むようになる。

 

これからは出来たものをお客さんに届けるという作業が必要になってきます。

 

①卵を回収する

②卵を拭く

③卵をパックに詰める

④卵を出荷する

 

①卵を回収する

who?when?where?how?

 

②卵を拭く

who?when?where?how?

 

③卵をパックに詰める

who?when?where?how?

 

④卵を出荷する

who?when?where?how?

 

 

質問に答えていくと、準備すべきことが見えてきます。

 

一部ここでもやってみようと思います。

 

①卵を回収する

how→回収用トレー→ネット購入したのでOK

 

 

who?のところは、現在は僕になると思いますが、ゆくゆくは僕じゃなくてもできるところは人に任せたいなと思ってます。

 

例えば②卵を拭く③パックに詰める

に関してのwhoは、パートさんを雇ってやるとかもありです。

 

まずは、全ての作業をずーっと自分でやってみながら、いろいろ判断できたらなと思います。

 

他には、

 

③卵をパックに入れる

→how?→卵の世界観が合うようなパック

 

ということで、卵のパック注文しました。

 

茶色の自然な感じのしっかりしたパックにしようと思います。

 

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そして、帯を作って、パックにくるんで、卵の名前とかこだわりとかを載せて、選ばれる商品にしないといけません。

 

そこはデザイナーさんに依頼をして、お客さんに手にとってもらえるようなデザインにしたいです。

 

良いの作りたいなー。

 

④卵を出荷する

→how?

自分でやるor業者に頼む

 

業者に頼むことも考えて、早速ですが、佐川急便の方と話をして、口座を開設しました。

 

知り合いの紹介だったので話が早かったです。

 

そんな感じで、一つ一つやるべきことをやっていこうと思います。

 

卵をお客さんに届けるところまでが仕事なので、どうやったら届けれるかしっかり考えていこうと思います。

 

現場の作業も含めて、なんでもやらないといけないので、一つ一つ整理しながら、混乱しないようにやっていこうと思います。

月日が流れていく中で

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羽が茶色に色付いて、かっこよくなってきました。

 

うちにきた時は羽がなかったのに、この2週間で、徐々に成長して、今では立派な羽が生えて、バタバタと腰の高さまで飛び跳ねてきます。

 

毎日成長が楽しみで、親になった気分です。

 

育雛は始めての経験だったので、最初は半分以上はダメになるかなと思っていましたが、今のところ9割以上は無事に成長してくれてて、ほっとしてます。

 

ひよこもそうですし、朝がなかなか明るくならないことに気づいて、毎日毎日ちょっとずついろんなものが変わっていっているんだろうなってなりました。

 

 

僕の農業は、耕作放棄地の片付けから始まったので、ゼロからのスタートというよりも、マイナスからのスタートでした。

 

6月から8月までの2ヶ月は本当に片付けだけの毎日。

 

収入は無いのに、支出は減っていく一方でした。(他人のゴミを捨てるのにお金が大量にかかった)

 

そして、ある程度片付け終えて、

 

「よし、これから養鶏場を作るぞ!」

 

って時に、友人のフルタクが来てくれました。

 

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フルタクが来てくれたことで、作業スピードが段違いに変わって、まさに1+1が4にも5にもなった感じがします。

 

養鶏場はある程度完成して、気づけば鶏も300羽(プラスひよこが200羽)。

 

まだまだ販売までは至ってないですが、ちょっとずつ形になってきました。

 

そんなフルタクが、11月6日にうちを出ることが決まりました。

 

元々、フルタクが来た理由は

農業をスタートする人のリアルな現場を見たいというところでした。

 

こうやって、農業を一からスタートしている例は珍しいみたいです。

 

実際の僕の現場は、農業の基本である作物の生産といういうよりも、それをするための環境整備に多くの時間を使っていて、作物を作る以外にいろんなことをしてます。

 

山から水を通したり、コンクリートで基礎工事をしたり、ビニールを貼ったり、育雛箱や餌箱や巣箱を作ったりと、土木的なこともかなりやりました。

 

フルタクも僕もどれも始めての経験。

 

「やったことない」

 

っていうことが当たり前の中で、どう短期的に知識を仕入れて、それを実践するか?

 

分からない中で、勉強して最低60点ぐらいとって前に進めるという技術や経験は、僕もフルタクもこの2ヶ月で相当身についたと思います。

 

それが出来ただけでも、この先、何かわからないことや困難があっても乗り越えららそうな気がします。

 

フルタクがいるのは残り1週間ちょっとですが、その中でお互いがお互いにどんなものを残せるか?すごく楽しみです。

 

 

 

 

 

 

新しい鶏が来た!

鶏が200羽来た。

 

日齢110日の国産品種ごとうもみじ。

 

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鶏を飼い始めて、2ヶ月弱になる。

 

先日、雛を入れたばかりで、ちょっとペース的に早いかな?とも思ったが、餌や設備などある程度飼える目処が立ったので新しく入れることにした。

 

不安点はゼロではないが、実践して失敗することが何よりの教科書だと思うので、とにかく今は経験と思って、お金と時間を使いたいと思う。

 

 

今、あらゆる業界が2極化していっている。

 

市場がグローバルになり、良いものや便利なものは世界中から安く手に入る。

 

安くて便利な道に行くか、好きとか情緒的な替えがたい道に行くかの2択にあらゆる業界の人は、選択を迫られている気がする。

 

ファッションで言うと、ユニクロか自分の好きなブランドみたいに。

 

桁違いになるか、一部の熱烈なファンがいない生きていけない世界になる。

 

 

数万羽が普通の養鶏の世界。

 

その規模のスタンダードはますます増えるはず。

 

そんな中で、うちは増やしても1000羽ちょっとだと思う。

 

 

シンプルに、鶏に広いスペースでのびのび育って欲しいと思っているからだ。

 

 

いま、雛から育てているから、雛から育てたものとそうでないもので差があって、非常に面白い。

 

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育雛は、養鶏を習った本間さんを参考にやっている。

 

野菜を作る時に苗半作という言葉がある。

 

良い苗を作ることは栽培の半分を占めていて、要するに最初がとても肝心だという意味だ。

 

 

養鶏も同じ様で、本間さんは小さい時に鶏をどのように育てるかが、後々に大きな影響を与えることを強く教えてくださった。

 

確かに、本間さんの育雛は、優しくもちょっと厳しい教育?(育雛箱をスロープで足腰を鍛えさせたり、固い餌をやって胃腸を鍛えさせたり)をしていた。

 

自分でひよこから育てるのは、すごくコストや手間がかかり大変なことだ。

 

自分で育てたもの。人が育てたもので、どんな違いがあるか見たかったというのもあり、今回は業者から仕入れた。

 

本間さんから仕入れた鶏、自分で育てている雛と違いが明白でびっくりした。

 

今回仕入れた鶏はゲージの中で、狭いところで育てられたせいか、端っこが好きみたいだ。

 

端っこにずーっと固まっている。

 

そして、歩き方もどこかぎこちない。

 

羽もしっかりと使えてないみたいだ。

 

まだ慣れてない部分が多いからかもしれないが。

 

卵を産むまでにあと1ヶ月ぐらいかかると思う。

 

それまでにどんな成長をするか楽しみだ。

 

うちは小規模養鶏なので、一つ一つ丁寧に観察し、自分のところにあったスタイルを確立させたい。

 

 

 

 

受け入れの準備がバタバタと着々と

急ピッチで、次の鶏の受け入れの準備を進めている。

 

26日には日齢110日の鶏が200羽来るから。

 

20万円ぐらいするので、僕にとってはまあまあ大きな買い物になる。

 

雛も飼い始めて、一気にあれもこれもってなるけど、これまでずーっと片付けばかりだったので、大変さよりも、喜びの方が大きい。

 

 

鶏はだいたい150日ぐらいで、卵を生み始める。

 

今年の年末は忙しそうだな。

 

 

卵の販売も本格的に始まりそうなので、パッケージのデザインや卵のネーミングなども考えないといけない。

 

売り先もそうだ。

 

一個ずつちゃんと計画立ててやってこうと思う。

 

ネーミングに関しては、一応案はあったりする。

 

手触り感がある感じの小規模で養鶏をやってるし、餌もこだわってるし、循環するような自然に優しいイメージでやってる。

 

そういうのが分かりやすくシンプルな名前にできたらいいなって思う。

 

このブログを読んでくださってる、そこのあなた。

 

もし、僕が相談したら、気軽にアドバイスくださいね。

 

 

鶏の受け入れに必要なのは、餌箱や、ネスト(産卵箱)、止まり木の制作だ。

 

止まり木は完成したし、ネストも8割完成。

 

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鶏は狭くて暗いところで卵を産む習性があるので、狭くて暗いところを作ってやる必要がある。

 

その場所が産卵箱になる。

 

 

餌箱も今日完成できると思う。

 

 

止まり木は、簡単に言うと、鶏のベットで、寝る時に止まる木だ。

 

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鶏は、夜高いところで寝る習性があって、天敵から身を守るためだ。

 

 

 

この止まり木がすごい!!

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とにかくすごい!!

 

これはほぼ毎週手伝いに来てくださる大崎さんのアイデア

 

普通の止まり木は固定して、結構大きくなるが、これはうまく組んで解体がすごく簡単にできる。

 

しかも、強度も抜群という本当に優れものだ。

 

(伝わってないのはわかります。ぜひ、現場でこの感動を味わって欲しい)

 

 

 

こんな感じで、手伝いに来てくれた人に、たくさんいろんなことを学ばせもらってます。

 

みんなの意見、すぐ採用します。

 

カチッとした答えがないことをやってるので、探り探りその場でベターな判断をしています。

 

手伝いに来てくれた人から逆に指示出されることも多々あります。

 

失格かもしれません。

 

でも、代表として大事なのは答えを出すことよりも、選択肢の中からより良い判断を下すことなんだなと最近知りました。

 

これからもまだ落ち着かない日がありますが、一つ一つきっちり柔軟にやっていこうと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

どう時間を使うかで確実に変わる未来

「あの木はもう全部腐っとるけんだめぞ」

「イノシシがおるけん、やめとけ」

「3年以上かかるし、時間がもったいない」

 

みんなから反対されて始めた耕作放棄地の再生。

 

 

最初の2ヶ月はひたすらゴミ拾いと草刈りだけを黙々とやっていた。

 

気づけば、着手してから4ヶ月ぐらいが経つ。

 

2つあるビニールハウスのうちの1つは、ほぼ完成に近づいてきた。

 

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自分1人じゃ絶対にここまでやれてないということは間違いない。

 

いろんな方のご支援があり、一つ一つ進むことができていていることに感謝している。

 

 

昨日も、佐賀大学の学生が2人手伝いに来てくれた。

 

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驚いたのは、自分たちでレンタカーを借りてわざわざ伊万里まで来てくれたことだ。

 

2人のおかげで、金網に鉄板を貼るという作業を半日で終えることができた。

 

ひよこから大人になるまでにどんな姿しているか見てみたい!って言っていたが、確かに普通の人はその光景見てないなって思う。

 

いつか、その光景を動画にしてみようかなって思った。

 

そういう問いをもらえるのって自分じゃできないことだから、これからもいろんな方と関わっていけたらいいなって思う。

 

 

鶏は、仕入れたタイミングの違いで、それぞれ別の菌を持っている可能性があるので、違うタイミングで入れたものを接触しないようにする必要がある。

 

26日に新しい鶏が200羽来るので、この作業をやらないといけなかった。  

 

①手札をしっかりと揃えてから勝負する

②手札がまだ揃ってないのに勝負することを先に決めて、その後に急いで手札を揃える

 

という2つのスタイルがあるならば、僕はいつも後者を選んでいる気がする。

 

そのスタイルは、バタバタして余裕がなくなるというデメリットがある。

 

でも、必要に迫られているため、準備のスピードや吸収率はとても高い。

 

そして、手札にないことをしているので、今の自分ができないことをやるという構造になっていることがメリットだと思う。

 

振り返ると、この4か月で本当にいろんなことを学ばせてもらった。

 

まだまだ自分の理想とは程遠いし、全然実力も伴ってない。

 

若く始めているからこそ、時間はたくさんあるので、コツコツやって、いろんなチャレンジをしていけたらなと思う。

 

人と違う時間の使い方をして、面白いものに進化ささて、自分の後輩たちが見に来たいって思ってくれるような存在でありたいな。

 

師匠のところへ行って、めちゃくちゃ刺激受けた

本間さんのところへ行った。

 

ある程度自分で進めて行く中で、少し壁に当たってたり、雨が降って作業もできないということもありこのタイミングでお邪魔させてもらった。

 

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本間さんもお忙しい中なのに、わざわざ時間を作ってくださって、本当に感謝しかない。

 

養鶏の技術的なこともそうだし、経営者としての考え方や、地域を背負っていくための志など、あらゆる話をすることができて本当に有意義な時間だった。

 

あえて数字で話をすると、トータルで4時間、僕たちのために時間を作ってくださった。

 

経営者の時間は本当に方が高い。

 

時給換算すると、その4時間は相当な額になる。

 

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それに加えて、本間さんが長年かけて蓄積されてきた知識や技術や考え方を出し惜しみなく与えてくださった。

 

本当に素晴らしい方だなと感激した。

 

その時間やコストをかけていただいた分、シンプルに農園の結果や、本間さんが僕らにしてくださったことを後輩にきちんとした形で受け継ぐなり、しつんかりと恩返ししたいなと背筋が伸びた。

 

本当に本当に学びの多い時間だった。

 

本間さんの養鶏場に行ったのが、今年の5月。

 

約半年前だが、その時と比べて、やはり今は自分でやってる分、見るところがすごく細かくなったし、具体的なところまで聞くようになったなと思った。

 

半年前は、見えなかったことが今回、数時間だけだったがたくさん見えることができた。

 

 

そう思うと、学び→実践という順番よりも、実践→学び、の方が段違いに吸収率が違うなと感じた。

 

どんなに学んでも、自分で実際にやらないと必要に迫られてないので、なかなか自分ごととして置き換えられない。

 

そういう意味では、今やりながら学んでいるというスタイルはあながち間違ってないなと改めて思えた。

 

 

本間さんとの話の中で、印象に残ったのは、根を張るという表現だ。

 

大事なのは、どんな果実が付くかで、綺麗な花が咲くことではない。

 

そして、しっかりとした果実をつけるためにも、根をしっかりと張ることが重要だということ。

 

しっかりとした根がないと、しっかりとした実がつかない。

 

うまくいかない時は、根を張る時期だと考えて、辛抱強くやることが大事だと話をされていてまさにそうだなと思った。

 

根を張る時期というのは必要だろう。

 

それでいうと、今、自分は、まさに根を張っている真っ最中な気がする。

 

いろんな方に応援されていて、うまく言っているように見えるが、正直、月の売り上げなんて数万円で、赤字ダラダラで、自分の手取りなんて本当にない。

 

みんなから注目されていてありがたいが、実が伴ってないので、自分の実力不足に毎日悔しい思いをしている。

 

でも、そこに対して、しっかりと向き合い続けよう、本間さんと話をしていてそう思えた。

 

そして、本間さんは自分の商売だけでなく、脊振や佐賀や中山間地域を見て、経営をされている。

 

自分も、もっともっと高い視座でやっていかないといけないなと強く思った。

 

本間さんの話を聞いて、伊万里の未来を自分が背負っていると勝手に思ってもいいなと思えた。

 

未来を創る。そのために仕事をしたい。

大きな問題がなくてよかった

家畜保健衛生所の方々が来て、インフルエンザの抗体検査があった。

 

結果は、陰性で問題なし。

 

よかった、よかった。

 

感染症のこともあり、今、家畜を飼うということは、いろんな面で厳しい。

 

感染症のリスクが無いように、正しい飼い方でされているか指導を受けた。

 

養鶏場の作りは、各農家によって違うから、家畜保健所の方々も、大変だろう。

 

僕のうちの養鶏場みたいに、金柑のハウスを改造して、養鶏場として利用している方法は見たことないらしく、家畜保健所の方々は驚いていた。

 

余談になるが、金柑ハウスは、鶏の日陰になるので、鶏の休憩所にもなるし、金柑は夏場涼しくしないといけないところも鶏と重なるのでお互い無理なく生育できるので、鶏がいることによる除草や堆肥や減農薬など、本当にwin-winの農園だと思う。

 

 

話を戻す。

 

家畜保健衛生所の指導方法はこうやったらいいという積み上げ式では無く、ここがダメだという減点方式の指導だ。

 

うちは、数箇所指導を受けたがすぐ直せそうなところだったので、すぐに直そうと思う。

 

「よく養鶏始めましたね。20年前に養鶏場を始めるのと、今から始めるのでは、法律が全然違うので、今からやる人は本当に大変だと思います」

 

本当にその通りで、あらゆることが厳しく規制されている。

 

野鳥との接触を防ぐために、あらゆることが規制されている。

 

例えば、オランダの農場で見て、日本でもやりたいなと思っていた移動式養鶏法。

 

 

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移動式の鶏舎で鶏を飼って、日中はネットを張って囲いを作ってその中で、のびのびと遊ばせて、夜は鶏舎の中で眠る。

 

鶏糞が溜まったら、農地を移動させるという方式なので、鶏糞を捨てるのにも困らない。

 

むしろ鶏糞が土地にもプラスになったり、除草も兼ねた素晴らしい農法だ。

 

でも、日本だと野鳥に接触する恐れがあるから、直接鶏を外に出すような飼い方はできない。

 

つまり、移動式養鶏は日本でやるにはかなり厳しい。

 

ルールだから仕方ないことだし、ルールはリスクを軽減した合理的なやり方だ。

 

左脳では分かってるけど、右脳ではルールによって、こういった素晴らしいやり方ができなくなるのはちょっと悲しいなとも思う。

 

とはいえ、ルールは、みんなのためにあることだし、本当に大切なことなのでしっかりと尊重したい。

 

家畜保健衛生所の方々は素晴らしい方々だったので、今後ともしっかりお付き合いして、今後とも指導を受けたいと思う。