素ヱコ農園の日々

佐賀県伊万里市で便利になった世の中で、手間のかかるストレスフリーの平飼いで外国産の餌に頼らないこだわりの餌作りを行っています。

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分からないことをやるのは、時間もお金もエネルギーもかかる

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卵を見ると、すごく嬉しくなる。

 

 

そもそも卵を産ませるために飼っているから、卵を産むことなんて当たり前なんだろうけど、ちゃんと産卵箱に入って、しっかりした卵を産んでくれたところを見ると、めちゃくちゃテンション上がる。

 

また平飼いをしているから、イタチやキツネなどの外的からの被害に遭わないかすごく心配してたが、今のところ、襲われた形跡はない。

 

これから良い餌を食べさせて、ストレスない環境で育てて、美味しい卵をたくさん産んでくれたらいいな。

 

 

 

思えば、4月から農家になって、やったことないはじめての経験ばかり。

 

その都度、驚いたり、感動したり、ビビったり、いちいち感情が揺れ動いている。

 

慣れてくるとこういう揺れは、どんどん減っていくと思うが、この先も、この揺れていることを大切にしたいなと思う。

 

揺れるってことは、まだまだ余白がありそうな感じがしてて、個人的にはいいなと思っている。

 

農業を始めてから、ここ数ヶ月はずっと揺れっぱなしだ。

 

また、新たな揺れの原因となっている台風が来た。

 

 

ハウスのビニールを中途半端に開けていたので、隙間がないようにしっかりと張るという作業を急ピッチで進めた。

 

この作業は、これまで何度かやっていて、5人でやって4時間ぐらいかかっていた。

 

でも、今回はそんな人数も割けないし、時間もかけられない。

 

3人で2時間でやる必要があった。

 

5人で4時間だから、全部で20時間。

3人で2時間は全部で6時間。

 

時間に直すと、すべての人が70%業務改善すれば

この作業を完遂することができる。

 

普通に考えたら、結構きついことだと思う。

 

でも、僕はやれる自信があった。

 

その理由は二つ。

 

一つは、前のメンバーと比べて、今回のメンバーは妹と親友のフルタクということもあり、気を使わずは思いっきりやれるということ。

 

二つ目は、前の作業は、正解が分からない中での手探りの作業だったが、今回はこれまでの経験を踏まえて、正解がわかっているから、あとはそこを改善していくだけだということ。

 

 

結果的にいうと、計算していたように、3人で2時間10分で仕事を終えた。

 

この成功体験は、小さなことだけどすごく自信につながった。

 

 

先に挙げたが、

 

ここで得た学びは二つで、一つは人数を増やすことより、一人一人の質を上げた方が半分の人数でも、成果を出せるということ。

 

もう一つは、正解がある作業と正解を探さないといけない作業では、そこに使う時間が大きく変化するということ。

 

 

この辺りを学べたことがすごく良かった。

 

ちゃんとやった。

 

台風を凌ぎたい。

 

<知っている>を<やっている>にするためにどうするか?

祭囃子や里神楽で使う太鼓の音をてんてこと言う。

 

その音にあわせて舞う様子を、てんてこ舞と言い、忙しくてバタバタ動き回って右往左往している今の僕を表すぴったりの言葉だ。

 

まさに、今の僕はてんてこまいになっている。

 

結構重要な仕事がいくつもあり、捌ききれずにいる。

 

鶏のお世話に加えて、養鶏場をまだまだ整備しないといけなかったり、野菜の収穫や次シーズンの準備や、現在やってるクラウドファンディングに加えて、今回台風が来たので、その対策もしなければならない。

 

なんなら、このブログだって書くのがすごく億劫だった。

 

いまだに文章書くのには結構な時間と労力がかかるし、最近の気づきや学びは、昨日にはもう書いてしまってるから、書く内容に苦戦する。

 

あぁ、自分で自分の首を締めるとはこのことだな。

 

自分で決めたルールに、苦しめられている。

 

 

ただ、俯瞰してみた時に、この苦しんでる様子は、乗り越えることが出来たら、新たな形に進化を遂げそうで、非常に良いなとも思える。

 

 

友人の存在がでかい。

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1か月、うちで住み込みで働いてくれている友人がいる。

 

その友人は、コンサルの傍ら、うちのサポートをしてくれていて、朝令暮改を何度も繰り返すダメダメな僕の指示をしっかり受け止めて的確に動いてくれる。

 

何度、彼に救われたか分からない。

 

今回も、また、救われた。

 

 

今の僕の様子を見て、仕事の整理を手伝ってくれた。

 

 

必要なタスクを全て書き出して、それにかかる時間と費用と動画と労力を粗方設定して、それに基づいて、優先順位つけて仕事を終わらせていくという方法で。

 

これまでは、一人でやっていたから、いちいち書き出す作業はやらなくてよかったけど、今はその友人と仕事をしているから、僕の頭の中にある情報は全て共有しないといけないなと反省した。

 

また、仕事を書き出して整理するなんて、すごく簡単な方法で、簡単に思いつくのに、いざ、自分が仕事をする際には、それが出来て無かったことにすごくショックだった。

 

よく言われていることだが、知ってるとやってるには、大きな差があるんだなと痛感した。

 

 

一人じゃ近視的になり、見えづらいところも、他の人の視点が入ることで、物事を俯瞰してみられるし、自分に足りないところがちゃんと見えてくる。

 

 

人と何かを一緒にするって、自分を成長させるなと思った。

 

 

優先順位つけて、仕事を整理すると、不思議と頭の中がスッキリして、考える容量が減って、忙しいという体感が少し減った。

 

まじで、こんなに簡単なことすら、出来てないんだなとすごく悔しかったし、周りから見たらそんなことがたくさんあるんだろうなと思った。

 

本当に、穴だらけなので、人に見てもらって、ちゃんと穴を塞ぐ努力をしていこうと思う。

 

衰退する田舎で挑戦し、若者が田舎でも希望を持って暮らせるような社会へ - CAMPFIRE (キャンプファイヤー)

 

鶏が来た。一歩ずつ前に。

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鶏が来た。

 

佐賀の脊振で、平飼い・自家配合・堆肥熱を利用した雛を育てている本間農園さんから、引っ越しだ。

 

本間農園さんのホームページはこちら。

ほんまの卵 本間農園 | 本間農園 360度佐賀県脊振山 放し飼いニワトリの有精卵「ほんまの卵」

 

プリンやケーキ、ウィンナーを最近発売されたので、ぜひ。

 

僕も食べたんですけど、どれも美味しかったです。

 

ぜひ、ご試食ください。

 

 

本間さんとの出会いは今年の4月末。

 

一度、脊振に訪問させてもらって、話をした。

 

そこから、5月は1週間住み込みで、本間農園の養鶏法をはじめ、本間さんの考え方やこれまでの人生などいろんなことを学び、語り合った。

 

かなり濃い時間を過ごした。

 

あれから3か月。

僕もついに、養鶏を始めた。

 

不安な点も多い。

 

でも、今日、うちに来た鶏たちの顔を見たとき、めちゃくちゃ可愛くて、本間さんたちが愛情を持って育てられてきたんだなと感じで、大切にしたいなと思った。

 

 

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「アフリカみたいな農業だね」

 

と、本間さんから言われた。

 

身の回りにある余ってるものをかき集めて、うまく転用して使って作った鶏舎。

 

足りないところだらけだ。

 

最低限詰めないといけないところが、まだ数点残ってるけど、それもあと2、3日のうちになんとかなりそう。

 

もっと、こうしたいってところは、たくさんあるけど、ベストよりベターを。

 

とにかく完璧よりも、今できる最善のことをやりながら、改善していけばいいと思う。

 

「身の回りのものをうまく応用してできるのが最強だよね。原理さえ押さえておけば、機械化みたいな応用することは後から出来るから」

 

現に、本間さんの農場は、電気も水もないけど、しっかりした卵を産んでいる。

 

その現場を見たから、すごく勇気づけられる。

 

 

「いつでも、メッセージしてね。オンラインでいろいろやり取りしよう。現場でやりながら、学んでいくのがいいよ」

 

そうやって、気にかけてくださってることが本当にありがたい。

 

「鶏の捌き方知りたいです」

 

と僕が言ったら、

 

「秋に、伊万里で鶏を解体する命のワークショップやろう!その時、マンツーマンで教えてあげるよ!」と言ってくださった。

 

 

皆さん、秋に、命のワークショップやるので、ぜひご参加ください。

 

 

さて、この先、きっと大変なことがたくさんあるだろう。

 

でも、どれも経験や勉強と思って、前向きに取り組んでいきたい。

 

この先も、自分の理想を叶えるために、知らないことでさえも、積極的にチャレンジしていきたい。

 

クラウドファンディングも順調に進んでます。

 

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まだまだ残りの日数あるので、もっと力入れていこうと思います。

山の湧き水が通った。

水をどう確保するのか?

 

というのは、養鶏をやる上で大きな課題だ。

 

いや、農業をやる以上、水は、全ての作物に関係してくる非常に重要な課題だ。

 

今整備している耕作放棄地のハウスの近くには、山の湧き水が流れる。

 

山の湧き水なんて、これ以上ない水だと思う。

 

丸二日ぐらい試行錯誤して、この山の湧き水をなんとか農場に持ってこようとしていた。

 

ずーっと、水のことばかり考えた時間だった。

 

難しいのは、電気がないこと。

 

そして、水を出したい出口が結構な高さだということ。

 

高低差によって生じる位置エネルギーを利用して、水を流そうとしたが、これが結構苦戦した。

 

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数センチの差で流れが変わってくる。

 

昨日は、一日かけて作り上げたのに、水源が50センチ低くて、またやり直しになった。

 

たった50センチで、一日の作業全てがダメになった。

 

これは前回のブログでも書いた。

 

今回はその反省を踏まえて、全長50メートルぐらいある全てのパイプ50センチ分を上に平行移動させるという作業をした。

 

3人の手伝いが来てくれたのだが、その人数がいても、全長50メートルのパイプを50センチ上に動かすことには至難の技だった。

 

また、必要な道具が足りなかったり、想定してたものがうまく機能しなかったりして、作業が途中で中断されることもしばしば。

 

でも、その度に、みんなで知恵を出し合って、代替案を出せたのが良かった。

 

結果から言うと、水が流れた。

 

チョロチョロではあるが、山の湧き水から、水を引っ張ることに成功した。

 

水が出てきた時は、みんなガッツポーズして、手を叩き合った。

 

すごい達成感だった。

 

今回の作業で学んだことは大きく3つ。

 

①小さく成功させること

②失敗は成功の元だということ

③仲間と共通の目標を、持つことの楽しさ

 

 

①今回、50メートルのパイプを繋いで水を流すことはすごく大変だった。(なかなかイメージ湧かない気がするが)

 

ただ、まず、5メートルつなぐこと、それができたら、次に10メートルつなぐこと。という風に、一つ一つ目標を小さくして成功させていくことで、進んでいることが実感できて、果てしない作業も、ちゃんと進んでることが認識できてモチベーションが保たれた。

 

これは、いろんなところに応用できると思う。

 

②これはよく言う話だが、本当にそうだと思った。

1日目、全然水が流れずに終わって、完全に失敗した日だったが、失敗したことで、その原因がちゃんと分かっていたので、次に繋がるモチベーションが全然きれなかったのが驚いた。(全員が)

 

③シンプルに楽しかった。

みんなで知恵を出し合って、試行錯誤するのは、本当に楽しかったし、成功した時の喜びが半端なかった。

 

この先、絶対人は雇いたいなと改めて思った。

 

 

こんな感じで、なんとか最重要課題の水問題は、クリアできそうだ。

 

 

さて、先日始めたクラウドファンディングの状況だが、30%達成して、現在40万円/120万円となった。

 

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ここ最近は、携帯を持たずに、作業に没頭してたが、知らない間に本当にたくさんの方々に支援していただいていることに感謝してる。

 

まだまだ目標とする数字は足りないが、自分の思いをちゃんと伝えて、それを実践していきたい。

 

 

ベストよりベター

クラウドファンディングを立ち上げた。

 

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平飼いの養鶏場と金柑のハイブリッド農園を作るためだ。

 

衰退する田舎で挑戦し、若者が田舎でも希望を持って暮らせるような社会へ - CAMPFIRE (キャンプファイヤー)

 

初日からいろんな方に支援していただき、目標額の16%である196700円が集まった。

 

公開して5日のうちに、20%の支援額を集めることができたら、そのプロジェクトの成功率は90%というデータを見たことがある。

 

その基準からしたら、上々の滑り出しだろう。

 

ありがたいという思いと同時に、すごく身が引き締まる。

 

 

もし、お金が集まったとして、果たして、僕はうまく農場をやれるのだろうか?

 

このプレッシャーというか緊張感が、日々の過ごし方を濃いものにしてくれそうな気がする。

 

隙間時間も自然と勉強してる自分がいる。

 

何者でもない僕に、こうやって手を差し伸べてくださる方々がたくさんいること、そのことにめちゃくちゃ感謝だ。

 

今の僕に、手を差し伸べてくださる方々に対して、この先、絶対恩返ししたい。

 

倍にして返したい。

 

 

さて、本日は何をやってたかというと、水源の確保だ。

 

養鶏にとって、どんな水を使ってるかは、非常に大切になる。

 

じゃあ、どんな水を使うのか?

 

僕のところでは、山の湧き水を使いたいと考えている。

 

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高低差を利用して、パイプを繋いで、山から農場まで持ってこようという試み。

 

「もっと上にやって。いや、もっと上。ダメダメ、行き過ぎ」

 

そんな感じで、微調整しながら、30メートルぐらいの長さになったパイプを動かす。

 

丸一日かかった。

 

そして、最後の最後で、僕らがやってたことが失敗だったことに気づく。

 

水の入り口が、50センチ低かったのだ。

 

最初から、作業をやり直さないといけない。

 

今回は、やる時間が少なかったので、この続きは明日に持ち越し。

 

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言ってみれば、今日一日の目に見える成果はゼロ。

 

ただ、明日はなんか行けそうな気がする。

 

失敗だったけど、こうやったら、失敗するというノウハウが溜まったことは、本当に良かったことだと思う。

 

これは発想の転換とかじゃなくて、本当にそう思って。

 

 

毎日、答えがないことをずーっとやってる。

 

目的に向かって、限られた中で、使えそうな道具を駆使して、あぁでもないか、こうでもないか、とアイデアを出しながら、ベストよりベターな選択肢を探しながら、とりあえず進んでいく。

 

ベストではなく、ベターを意識することで、気持ち的にも楽に、どんどん進んでいける。

 

答えがない問題に対しては、これからも、そうやってのぞもうと思う。

 

 

 

 

 

LIVEで対談した。

大桃美代子さんとLIVEで対談した。

 

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桃さんは、タレント業の傍ら、新潟の桃米のプロデュースや農業ジャーナリスト、農業大学の客員教授など、農業や地域おこしの活動をされている。

 

【厳選米ドットコム】大桃美代子の桃米/桃米ごはん(新潟県産)

 

桃さんとは、2年前オランダにいた時、農業ジャーナリストのイベントで知り合った。

 

当時、僕は大学生で右も左も分からない礼儀知らずなやつだったと思うが、優しく話をしてくださった覚えがある。

 

 

そのイベントは、4日間にわたって、朝から晩までオランダの農業についてインプットするというもので、結構キツかったが、めちゃくちゃ勉強になった。

 

そのイベントの中では、何度も「Sustainable(持続可能性)」が叫ばれていたのが印象的だ。

 

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さて、そんな濃い時間を一緒に過ごした桃さんに、クラウドファンディングを考えていることを相談すると、LIVEを提案してくださった。

 

桃さん主催のLIVEは初らしい。

 

今回のために、いろいろ勉強してくださったみたいだ。

 

感謝してます。

 

いくつかハプニングがあったが、やってみて本当に良かった。

 

桃さんから、いただいた宿題は、プレスリリースをかけること、そして、リターンを魅力的にすること。

 

特に、リターンについては、可愛く・ユーモアがある体験を作った方がいいもアドバイスをもらった。

 

お金を持っている人のお金の感覚をしっかりと考えた方がいいと。

 

お金を持っている人は、どんなものやことにお金を使うか?

 

この辺は全然考えたことがなかったし、非常に甘いところだった。

 

 

 

 

毎日、沢山の方が、自分を応援してくださっている。

 

その応援の形は、気持ちだったり、言葉だったり、行為だったり、お金だったり、体だったり、時間だったり。

 

僕は、まだ無名で何の実力もなく、この先どうなるか全然わからない。

 

「賽は投げられた」

 

という言葉を最近、聞いた。

 

ガイウス・ユリウス・カエサルが紀元前49年1月10日、元老院のグナエウス・ポンペイウスに背き軍を率いて南下し北イタリアのルビコン川を通過する際に言ったとして知られる言葉。当時のカエサルガリア総督だった。出典はスエトニウスの文章 (iacta alea est) である。現在は、「もう帰還不能限界点を越してしまったので、最後までやるしかない」という意味で使われている。

 

何者でもない自分にここまで応援してくださる方々のためにも、僕は自分の限界を超えて、全力でやりたい。

 

 

 

 

 

 

歳下に沢山教えてもらってる

現在、クラウドファンディングを計画してます。

近々、公開しようと思います。

 

さて、大学一年生が4人手伝いにきてくれた。

 

朝5:30からの作業。

 

ビニール張りをしてもらった。

 

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鉄骨の上に登って、安全に注意しながら、みんなで力を合わせた。

 

初めての作業にも関わらず、あぁでもないか、こうでもないかと知恵を出し合って、仕事をしている様子を見て、すごく良いなと思った。

 

 

とにかく暑かった。

 

朝の9:00には終わったが、みんな汗だく。

 

やってみた感想を聞いたら、意外と達成感を覚えてて、ほっとした。

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特に、いろんな話を出来たことが良かったなと思う。

 

大学一年生だけど、すごく話が面白かった。

 

みんな高校時代から海外に留学してたりしてたりする優秀な大学生からかな。

 

いや、世代の違いだろう。

 

 

歳下と話をするといつも発見がある。

 

分かりやすい例が、アプリやYouTuber。

 

彼らが普段使ってるものは、僕らが知らないようなものが沢山ある。

 

流行はいつも女子高校生が作っている。

 

いくらインターネットで、世界に繋がってるといえど、今流行ってるものは、リアルなコミュニケーションで知るのが一番早い。

 

話が脱線するようだが、そもそも、僕らは世界中の情報とは繋がっていない。

 

オランダにいた時に、痛感した。

 

オランダにいて、日本語でオランダを検索しても、そこには日本人が見たオランダしか出てこない。

 

真のオランダを知りたかったら、オランダ語でオランダの情報を検索しないといけない。

 

Googleで調べれば、何でも出てくるから、知識なんて要らないと言われてるが、そもそもその情報にアクセスするためには知識が必要だ。

 

だから、農業の勉強する時も、遊ぶ時も極力オランダ語で検索かけて、情報を仕入れてた。

 

そこには、日本語で得られる情報よりも、英語で得られる情報よりも濃いものがあった。

 

この時から、インターネットは世界に繋がっておらず、自分の知識の中だけにアクセスできる世界だなと気付いた。

 

だから、僕は意識的に、自分より若い人と会話するようにして、自分の世界を広げるようにしている。

 

計算高いです。

 

 

ただ、自分が大学生の時、好きなことを沢山して、世界を広げれたのは、周りにいた沢山の大人のお陰だと思う。

 

だから、僕も同じようなことが出来たらいいなと思って接している。

 

きっと何も与えれてないけど。

 

僕はきっと社会から見たら、レールから外れた人生を歩んでいる。

 

内定を蹴って、田舎で農業をしてる。

 

正直、大変なことの方が多い。

 

ただ自分が信じた道を進んでいるから、少しも不満はない。

 

そんな姿を見て、もっと、我がままになる人が増えたらいいなと思う。