素ヱコ農園の日々

佐賀県伊万里市で便利になった世の中で、手間のかかるストレスフリーの平飼いで外国産の餌に頼らないこだわりの餌作りを行っています。

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ベストよりベター

クラウドファンディングを立ち上げた。

 

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平飼いの養鶏場と金柑のハイブリッド農園を作るためだ。

 

衰退する田舎で挑戦し、若者が田舎でも希望を持って暮らせるような社会へ - CAMPFIRE (キャンプファイヤー)

 

初日からいろんな方に支援していただき、目標額の16%である196700円が集まった。

 

公開して5日のうちに、20%の支援額を集めることができたら、そのプロジェクトの成功率は90%というデータを見たことがある。

 

その基準からしたら、上々の滑り出しだろう。

 

ありがたいという思いと同時に、すごく身が引き締まる。

 

 

もし、お金が集まったとして、果たして、僕はうまく農場をやれるのだろうか?

 

このプレッシャーというか緊張感が、日々の過ごし方を濃いものにしてくれそうな気がする。

 

隙間時間も自然と勉強してる自分がいる。

 

何者でもない僕に、こうやって手を差し伸べてくださる方々がたくさんいること、そのことにめちゃくちゃ感謝だ。

 

今の僕に、手を差し伸べてくださる方々に対して、この先、絶対恩返ししたい。

 

倍にして返したい。

 

 

さて、本日は何をやってたかというと、水源の確保だ。

 

養鶏にとって、どんな水を使ってるかは、非常に大切になる。

 

じゃあ、どんな水を使うのか?

 

僕のところでは、山の湧き水を使いたいと考えている。

 

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高低差を利用して、パイプを繋いで、山から農場まで持ってこようという試み。

 

「もっと上にやって。いや、もっと上。ダメダメ、行き過ぎ」

 

そんな感じで、微調整しながら、30メートルぐらいの長さになったパイプを動かす。

 

丸一日かかった。

 

そして、最後の最後で、僕らがやってたことが失敗だったことに気づく。

 

水の入り口が、50センチ低かったのだ。

 

最初から、作業をやり直さないといけない。

 

今回は、やる時間が少なかったので、この続きは明日に持ち越し。

 

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言ってみれば、今日一日の目に見える成果はゼロ。

 

ただ、明日はなんか行けそうな気がする。

 

失敗だったけど、こうやったら、失敗するというノウハウが溜まったことは、本当に良かったことだと思う。

 

これは発想の転換とかじゃなくて、本当にそう思って。

 

 

毎日、答えがないことをずーっとやってる。

 

目的に向かって、限られた中で、使えそうな道具を駆使して、あぁでもないか、こうでもないか、とアイデアを出しながら、ベストよりベターな選択肢を探しながら、とりあえず進んでいく。

 

ベストではなく、ベターを意識することで、気持ち的にも楽に、どんどん進んでいける。

 

答えがない問題に対しては、これからも、そうやってのぞもうと思う。