素ヱコ農園の日々

佐賀県伊万里市で便利になった世の中で、手間のかかるストレスフリーの平飼いで外国産の餌に頼らないこだわりの餌作りを行っています。

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まだうまく言えないけど、ヒッチハイク的な仕事の仕方

こんにちは。

 

素ヱコ農園の松本です。

 

モチベーションの維持とアウトプットの機会を強制的に作ることを目的として、このブログ書いてます。

 

2月から書いてるので、半年ぐらい経っているのに気づきました。

 

意外と継続する力は、あるなと安心してます。

 

農業コンサルの友人(正しくはフードカタリストらしい)に加えて、大学一年生もうちに手伝いに来てくれた。

 

大学生は、佐賀市の子で、3日ほど、うちに泊まっていく予定。

 

 

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とにかく人手が必要な時期なので、手伝いに来てくれることが、すごく嬉しい。

 

二人とも僕のスケジュールに、完全に合わせてもらってる。

 

朝5:30から仕事をスタートさせるスタイルに。(すみません)

 

早朝は、まだ涼しいので作業がすごくしやすい。

 

このうちに、ばぁーと集中して、仕事をして、10:00にはあがる。

 

昼寝して、15時ぐらいからスタートさせる。

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大学生は、「1日が2倍になった感じがします。それぐらい毎日濃い時間過ごしてますね」って言ってた。

 

合間時間は、読書や勉強に当てて、少しでも経験不足を補おうと考えている。

 

昼寝もめっちゃする。

 

結構、自分の時間で仕事している。

 

 

そんな姿をみて、

 

「大学生は、こんな働き方あるんですね!!」

 

とびっくりしてた。

 

 

僕も大学生と話をしてて、刺激になることばかりだ。

 

5歳違うだけで、こんなに感覚違うのかなーって思う。

 

 

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答えがない仕事で、お金もそんなにないという中で、知恵を使ってやっていかないといけない。

 

僕がしっかりと指示出さないといけないのだが、やはり、僕もやったことないことで、あれこれ悩んだりする。

 

みんなで、あぁじゃないかな、こうじゃないかな、と考えながら仕事をするのが楽しい。

 

 

そして、昨日も夕方から野球部の同級生の父が手伝いに来てくれた。

 

 

「僕ができる範囲で、全力で応援するから」

 

と休みの日なのに、わざわざ来てくれて、仕事場で使わないような機材を提供してくれたりした。

 

 

ゴールはなんとなく見えてるけど、方法として分からないことが多い。

 

 

そういうときは、人に頼れば良いんだなって気づいた。

 

 

ヒッチハイクに似てるような気がする。

 

ヒッチハイクは、行き先だけ書いて、方法は人任せって感じだ。

 

いや、意外と人任せじゃない。

 

車が多く通るところとか、止まりやすいところとか、逆に自分から乗せてくださいって言ったり、戦略的に人任せをするように努力しないといけない。

 

ヒッチハイクだって、楽じゃないんだ。

 

メンタル相当やられる。

 

 

 

僕の仕事の仕方もヒッチハイクみたいだ。とふと、思った。

 

 

行き先は、大体分かってるけど、行き方は分からない。

 

だから、戦略的に人に頼って、みんなと一緒にその目的地に向かう。

 

 

このヒッチハイクについては、もう少し言語化したい。

 

今度、高校生の前で50分ほど、話をする機会をいただいたので、この辺りについて話ができたらなと思う。

 

もう自分だけの農園じゃない

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まだ日が上がらないうちに向かったのは、豆腐屋さん。

 

オカラをもらうためだ。

 

豆腐屋さんをGoogleで探して電話した。

 

最初は、もう老舗の豆腐屋さんだから、そういうオカラをもらってる人たちいっぱいいて、どうせ断られると思って、緊張したけど、いざ、電話すると快くOKしてくれた。

 

既に何人か取りに来る人が決まってたけど、まだ枠が空いていた。

 

話を聞いてたら、豆腐屋さんは、深夜1時から仕込みを始めるらしい。

 

大変ですねと言ったら、仕事終わるの午前中だから大変じゃないよって話された。

 

いろんな仕事があるんだなと思った。

 

これから毎週、大量のオカラをもらえるようになった。

 

これで堆肥作りもできるし、鶏の餌にもできる。

 

繋がりができて、本当に良かった。

 

 

 

実は、今日から1ヶ月ぐらい農業コンサルの友人がうちに住み込みで手伝いに来てくれた。

(彼は、あんまりコンサルという言葉が好きじゃないらしいし、まだ見習いらしいし)

 

彼は大学の親友とも呼べる存在で、いろんなことをやってて、いつも刺激し合う仲だった。

 

 

仕事の性質上、場所を選ばないからという理由と、農業コンサルからして、新規就農者のデータが欲しいからということで、うちに住んで手伝うことを向こうから提案してくれた。

 

 

もちろん働いた分の時給も払うのだが、そういう提案いただけたことが嬉しいし、何より今は人手が必要な時なのでありがたすぎた。

 

朝早くから一緒に仕事してたら、学生時代を思い出した。

 

いろんな意見を出す彼は、一緒に仕事してて、本当に頼りになる。

 

農作業がおわぅたあとに、パソコンの前で複数の仕事に取り組んでいる姿や、めちゃくちゃ本を読んで勉強している姿を見ると、自分も頑張らないといけないなとなってくる。

 

ここから1ヶ月、彼が手伝いに来てくれたことで、農場と自分自身がどう変化していくかがすごく楽しみだ。

 

 

またまた嬉しいことがあった。

 

高校時代の野球部の同級生とそのお父さんが手伝いに来てれた。

 

土曜日の休日なのに。

 

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お父さんがすごく献身的になってくれていて、必要な資材などを提供してくれることにもなった。

 

既にでっかい網をいただいたので、鳥よけに使おうと思う。

 

僕とコンサルの友人と親子の4人で、仕事をしたら、1週間分ぐらいの仕事になった。

 

圧倒的に仕事が捌ける。

 

驚いた。

 

やっぱり人の力ってすごい。

 

 

毎日毎日、いろんな方にいろんなものをいただいてる。

 

胸がいっぱいになる。

 

僕は成功する義務があるし、もし、成功したとしても、自分自身のためだけにその力は使えないなと思う。

 

ちゃんと力つけて、ちゃんと恩返しできる存在になる。

 

 

 

 

早朝からカッコよすぎて、感動した

朝5時から、昨日の畝立ての続きをしていた。

 

鍬を使って手作業でやったから結構時間がかかった。

 

合計5時間かかった。

 

作業してたら、金吾さんから連絡が入った。

 

「今から、管理機持って、ハウスにきます」

 

朝の6:30にだ。

 

こんな早い朝に、まったくの他人のところに、わざわざ重い機械持って、教えてくれる人がどこにいるだろうか?

 

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すぐハウスに来た金吾さんは、管理機の使い方を丁寧に教えてくれた。

 

今まで、正転しか使ったことなかったけど、逆転することで、土が掘れて溝ができた。

 

やっぱり機械は凄い。

 

手作業で5時間かかってたことを、この機械を使えば20分で済んだ。

 

こんな苦労をしてた自分がバカに見えた。

 

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「手作業でしたけん、この大変さが分かるやろ?機械は人間の100倍働くぞ」

 

と機械の大切さを説く。

 

「農業は数センチで、驚くほど成果が変わる世界ばい。だから、こういう管理機や草刈機などの歯は、絶対にケチるな。こういうところには、しっかりお金使わんばいかんぞ。何倍にもなって返ってくるから」

 

どういうところにはしっかりお金を使えばいいのかというお金の使い方についても、自身の経験から教えてくれる。

 

 

「これ、置いとくけん、自由に使っていいぞ。俺が持っとる機械は、お前は買わんでよか。もったいないやんか」

 

管理機と補充用の油を置いて、汗だくになったTシャツを替えながら僕にそう言ってくれた。

 

 

 

1時間程、管理機の使い方や、水管理の仕方を教えてくださって、そのまま帰られた。

 

 

あっという間の時間だったが、ものすごく中身の詰まった時間だった。

 

 

機械の大切さを理解した。

 

また、こんなにしてもらってることへ、朝一発目から、ものすごく気合が入った。

 

人の暖かさってすごい。

 

僕も人にエネルギーを与えられるような強さが欲しい。

 

農家として、しっかりと一人前になりたい。

 

今回、浮き彫りになったのは、農業機械に対する知識の無さだ。

 

おそらく、きついと思う仕事の大半は、機械にとって変わられてるはず。

 

きついな、と思ったら、我慢してやるのではなく、どうやったら楽できるか?という思考になろうと思う。

 

また、情報も必要だ。

 

 

他の農家さんがどうやって作業を効率化してるか?

資材メーカーさんからみて、どんな機械が適してるか?

 

とにかく勉強することが、たくさんある。

 

現場と机上をしっかりと使い分けながら、前に進めたら良いなと思う。

 

まだ、農家一年生です。

鍬を使って、畝を立てました。

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前の日の晩に、<畝の立て方>でYouTube検索して、いろんな人の畝立ての仕方を勉強してました。

 

すみません、僕、まだ、このレベルなんです😂

 

僕は農家1年生です。

まだ半年も農業やってないです。

 

ただ、ほぼ全ての時間は農業の技術や考え方を勉強してます。

 

この数ヶ月で結構成長した自信はあります

(まだまだですが。。)

 

今の時代は、ネットが発達して、情報がただで手に入る時代です。

 

素晴らしい技術を持つ人にわざわざ弟子入りして数年かけて学ぶよりも、必要な技術を必要なときに勉強して、それでもわからなかったら、人に聞くというやり方で進めて行った方が、質も量も段違いだと思います。

 

失敗したら全責任が自分にあるという実践経験を早く積めるという点に置いてもそうだし、時間こそ最大のリソースなので、なるだけ重複した時間を過ごしたくないなとも思います。

 

そんな考え方で、農業をやってます。

 

 

解説してある動画を見ながら、こういうところに気を使ってるんだなーと熟練の方々の技術を見て、感心しました。

 

闇雲にやってた自分が少し恥ずかしくなりました。

 

そして、その動画で伝えられたイメージを元に、今日、自分の畑で実践してみました。

 

 

動画の人ような無駄のない動きで、軽やかさを意識しながら。

 

 

話は飛びますが、僕は昔、全然パソコンのタイピングが出来ませんでした。

 

東京のIT企業でインターンした時、周りの方々のタイピングのスピードか速すぎてびびりました。

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この表でいうと、スコア140ぐらい。

 

これはやばいと、毎日タイピングを練習する時間を作って、ひたすらタイピングをやってました。

 

気づいたら、2週間で、260までスコアが上がりました。

 

2週間前に、驚いてた周りの方々と同じレベルまで。

 

 

これは非常に小さな話ですが、自分の中ではすごく大きな成功体験になってます。

 

要は、作業スピードは、器用さとか不器用さとかじゃなく、慣れと意識だということです。

 

勝負は、どんだけ(質・量)キーボード触れたか。

 

短期間で、質量担保して、キーボードのブラインドタッチをできるようになった経験があるので、農作業のスピードも慣れと意識だと思ってます。

 

何気なくやってる農作業の一つ一つを意識高く、スピードと質を求めてやっていくことで、これは後々非常に大きな力になると思うので、今はコツコツやろうと思います。

 

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そんなことを考えてたら、金吾さんが、フラーっと来て、少し手伝ってくださった。

 

口を動かして応援してくださる方はいるが、金吾さんはいつも手足を動かして応援してくださる。

 

もちろん口も。

 

コツコツやって成長したい。

自分のためにも。人のためにも。

 

晋作と松蔭に勇気づけられた日

農作業のほとんどが草刈りだ。

 

そして、草刈りは退屈だ。

 

ボーッとする時間が多い。

 

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そんな草刈りなど、作業中の合間に聴いているラジオがある。

 

COTENラジオだ。

 

以下、紹介文をpodcastから抜粋した。

 

歴史を愛し、歴史を知りすぎてしまった歴史GEEKどもがお届けする歴史インターネットラジオです。

 

日本と世界の歴史を「おもしろく」「おかしく」、たまには「ディ~プに♡」語ります。

 

私達が日常的に直面する悩みも、世の中の難しい流れも、職場の人間関係も!?

 

歴史を知れば解決できるかも!?

 

Apple & Spotify Podcast 部門別ランキング1位獲得!

 

☆ジャパンポッドキャストアワード2019 大賞&Spotify賞 ダブル受賞!

 

その中でも特に、この高杉晋作の回が、面白く、僕は、高杉晋作の考え方や生き方に感銘を受けた。

 

 


高杉晋作 ― 吉田松陰のDNAを受け継ぎし幕末風雲児【COTEN RADIO #88】

 

高杉晋作は、幕末に活躍した人だ。

その奇抜なアイデアと行動で、長州藩の危機を何度も救った明治維新の立役者だ。

 

高杉晋作は、吉田松陰が師である松下村塾の門下生だった。

 

江戸に遊学に行った後も、松蔭と晋作は、手紙でやりとりしていて、ある手紙の内容が僕は印象的だった。

 

晋作が「男の死場所とはどこか」と質問する。

すると松蔭は「死して不朽の見込みあらばいつでも死ぬべし。生きて大業の見込みあらばいつまでも生くべし」と返した。

 

それまで、武士はいかに美しく死ぬか、みたいなことが美学と考えられていたようだ。

 

 

どう死ぬかとかじゃなくて、この世に生を受けたのなら、何かを成し遂げろ、という松蔭の熱いメッセージが、すごく、グッときた。

 

 

松下村塾では、陽明学が大事にされていたようだ。

 

その考え方では、座学よりも行動がすごく大事にされていたようだ。

朱子学と対照的な考え方だ。

 

これまで朱子学では、<先知後行>説を主張している。

行動が理にふさわしいものになるためにも、まずは理を知らなければならないという考え方だ。古典をとにかく暗唱させて、覚えさせたりしていた。

 

ただ、陽明学の祖、陽明によると、知と行を分ける考え方や、そうしたものの見方に問題がという。

分析的な、物事を細かく分解し区別していくような考え方が、さらに物事を抽象的で無味乾燥なものにし、いきいきした生命力を奪ってしまうと主張した。

 

だから、大切なのは<知行合一>。

 

 

知と行を一緒に行うことで、エネルギーが増すと。

 

 

まあ、よくわからないけど、要は、腹の底からやりたいこと、やれ!!ってことかな。

 

とにかく、晋作と松蔭は破天荒だったし、そういう人が歴史に残るんだなと思った。

 

 

せっかくこの世に生まれたので、僕も言い訳せずに全力で、今を生きたい。

 

ありがとう、晋作さん。勇気をもらいました。

スベリヒユの魅力

今回は、スベリヒユについて話をしたい。

 

僕は、スベリヒユについて、めちゃくちゃ可能性を感じている。

 



心身日々良好を、目指している、漢方が集まるくすきの杜にも、このスベリヒユがあた。

 

しかも、違う名前でだ。

 

五行草。

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 話を聞くと、スベリヒユには、漢方に必要な五行の要素が全て揃っているらしい。

 

葉は青で、茎は赤で、花が黄色で、種が黒で、根っこが白。

 

名前がカッコ良すぎて、五行草っていうネーミング、すごく気に入った。

 

 

また、友人がスベリヒユの種を買ったと写真を送ってくれた。

 

オーガニックの種ということもあり、すごく高かった。

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具体的な値段は、0.4gで310円。

 

この0.4gがどんなものかというと、このぐらいだ。

 

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手のひらにちょこんとした量。

 

これが、0.4gの量。

 

これで、310円もするのだ。

 

ものすごく高級だ。

 

 

ちなみに、僕の畑に生えているスベリヒユも、自分で種を取ってきて、畑に植えたものだ。

 

なぜ、雑草なのにわざわざ畑に植えているかというと、畑に植えていた方が、筋のようなものがなくて、柔らかくて美味しいからだ。

 

ネイティブアメリカンの人たちの方々も、雑草を食べていたようだが、元々は雑草でも、畑でちゃんと管理したものしか食べなかったらしい。

 

畑で、かつ ビニールハウスで育てている時点で、雑草というには、非常に失礼なのかもしれない。

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そして、このスベリヒユの最大の魅力は、シンプルに味が美味しいことだと思う。

 

食感が、プルっとしていて、食べていて、葉物が持つ変な癖みたいなものもなく美味しく食べられる。

 

僕の農場を訪れた人に食べているが、みんなその味にびっくりしている。

 

もう既に、何軒かの飲食店は使ってくださっている。

 

しかも、朝に収穫するか、夜に収穫するかで味が全然変わってくる。

 

具体的にいうと、朝は酸っぱいけど、夕方はそんなに酸っぱくない。

 

これは、リンゴ酸が関係していて、夜中に二酸化炭素をリンゴ酸として、蓄えるという珍しい代謝の仕方をするからだ。

 

似た仲間で、アロエやサボテンがある。
(これらの特殊な代謝経路を持つ植物たちをCAM植物という)

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これらの植物は、日中に蒸散という水分を外に出す働きをしないため、乾燥した土地でも生育が可能である。

 

そのため、スベリヒユは、他の葉物野菜と比べて非常に、日持ちするのも料理をする人に取っては、嬉しいポイントだと思う。

 

 

これまで、何回かスベリヒユについて紹介したことがあるが、今回は、また違った角度から紹介してみた。

 

ω3脂肪酸が野菜で一番含まれているというのが、面白かったので、栄養面や機能性の面について紹介したが、他にもいろんな魅力があった。

 

このスベリヒユを、鶏にも食べさせたいなと思っている。

 

どんな卵になるかな。

 

 

産卵箱できました!!

いつもお世話になってます。

 

素ヱコ農園の松本さとしです。

 

僕は、農業を通して、ありのままをぶつけれる社会を作りたいなと考えてます。

 

だから、なるだけ農薬使わず、素のままのお野菜を作って、その味をお客さんに届けたいです。

 

これから飼おうとしてる鶏も、なるだけ素のままでいられるように、走り回るスペースを十分に取って育てようと思ってます。

 

日本で育てられてる鶏の9割以上は、ゲージ飼いで、その方法は効率的じゃないのは分かってるけど、未来のこと考えたときに、便利さや効率だけを求めたら行き詰まると思う。

 

ずーっと雨が続いたと思えば、かんかん照りの毎日で、35度を超えるような日ばかりです。

 

 

この異常とも呼べる気象は、人間がこれまで便利さだけを追求して、自分たちのことしか考えてこなかったツケが回ってきてるのかなとも考えたりします。

 

 

地球のことや未来のことを考えて、仕事をしたいと考えて、農業してます。

 

 

さて、鶏用の産卵箱が完成しました。

 

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設計図は、本間さんからいただいたきました。

 

本間さんは、僕の理想とするような養鶏をやららてる方で、なるだけ鶏にストレスがないような空間づくりをされてます。

 

研修に行った時、毎日毎日、いろんなことを語り合いました。

 

思想と行動を一致させるのは、非常に難しく9割ぐらいの人ができてないと思うけど、本間さんは、限りなくそれに近い人だなと思います。

 

そんな本間さんからいただいた、産卵箱や餌箱の設計図を、元に父が作ってくれました。

 

父は、2度ほど脳出血で倒れてたことがあります。

 

動き回るような仕事はなかなかできない中で、工作をしてくれました。

 

ほぼ全て一人で完成させてくれました。

 

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ちなみに、これが本間さんの家の産卵箱です。

 

本間さんの、養鶏場は、養鶏場含めて、全て手作りというのが、驚きです。

 

 

鶏を飼うスペースも確保したし、必要な材料も買いました。

 

あとは、杭を打ち込んだり、柵をしたり、補強すれば、今月末には来る鶏の準備は間に合いそうです。

 

 

完成と比較して、まだまだやることも多いので、時間もお金もかかりそうですが、なんとか最小限でスタートが切れそうです。

 

あとは、鶏を飼いながら、整備していき、拡大させていけたらいいなと思います。

 

いろんな方に協力してもらいながら、目的を達成していけてる感じがします。

 

本当に、感謝。

 

ありがとうございます。