素ヱコ農園の日々

佐賀県伊万里市で便利になった世の中で、手間のかかるストレスフリーの平飼いで外国産の餌に頼らないこだわりの餌作りを行っています。

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晋作と松蔭に勇気づけられた日

農作業のほとんどが草刈りだ。

 

そして、草刈りは退屈だ。

 

ボーッとする時間が多い。

 

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そんな草刈りなど、作業中の合間に聴いているラジオがある。

 

COTENラジオだ。

 

以下、紹介文をpodcastから抜粋した。

 

歴史を愛し、歴史を知りすぎてしまった歴史GEEKどもがお届けする歴史インターネットラジオです。

 

日本と世界の歴史を「おもしろく」「おかしく」、たまには「ディ~プに♡」語ります。

 

私達が日常的に直面する悩みも、世の中の難しい流れも、職場の人間関係も!?

 

歴史を知れば解決できるかも!?

 

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☆ジャパンポッドキャストアワード2019 大賞&Spotify賞 ダブル受賞!

 

その中でも特に、この高杉晋作の回が、面白く、僕は、高杉晋作の考え方や生き方に感銘を受けた。

 

 


高杉晋作 ― 吉田松陰のDNAを受け継ぎし幕末風雲児【COTEN RADIO #88】

 

高杉晋作は、幕末に活躍した人だ。

その奇抜なアイデアと行動で、長州藩の危機を何度も救った明治維新の立役者だ。

 

高杉晋作は、吉田松陰が師である松下村塾の門下生だった。

 

江戸に遊学に行った後も、松蔭と晋作は、手紙でやりとりしていて、ある手紙の内容が僕は印象的だった。

 

晋作が「男の死場所とはどこか」と質問する。

すると松蔭は「死して不朽の見込みあらばいつでも死ぬべし。生きて大業の見込みあらばいつまでも生くべし」と返した。

 

それまで、武士はいかに美しく死ぬか、みたいなことが美学と考えられていたようだ。

 

 

どう死ぬかとかじゃなくて、この世に生を受けたのなら、何かを成し遂げろ、という松蔭の熱いメッセージが、すごく、グッときた。

 

 

松下村塾では、陽明学が大事にされていたようだ。

 

その考え方では、座学よりも行動がすごく大事にされていたようだ。

朱子学と対照的な考え方だ。

 

これまで朱子学では、<先知後行>説を主張している。

行動が理にふさわしいものになるためにも、まずは理を知らなければならないという考え方だ。古典をとにかく暗唱させて、覚えさせたりしていた。

 

ただ、陽明学の祖、陽明によると、知と行を分ける考え方や、そうしたものの見方に問題がという。

分析的な、物事を細かく分解し区別していくような考え方が、さらに物事を抽象的で無味乾燥なものにし、いきいきした生命力を奪ってしまうと主張した。

 

だから、大切なのは<知行合一>。

 

 

知と行を一緒に行うことで、エネルギーが増すと。

 

 

まあ、よくわからないけど、要は、腹の底からやりたいこと、やれ!!ってことかな。

 

とにかく、晋作と松蔭は破天荒だったし、そういう人が歴史に残るんだなと思った。

 

 

せっかくこの世に生まれたので、僕も言い訳せずに全力で、今を生きたい。

 

ありがとう、晋作さん。勇気をもらいました。