素ヱコ農園の日々

佐賀県伊万里市で便利になった世の中で、手間のかかるストレスフリーの平飼いで外国産の餌に頼らないこだわりの餌作りを行っています。

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鬼火焚きの準備と地域の繋がり

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僕の住む地区では、毎年1月7日に鬼火焚きという行事がある。

 

竹を組んで、火を燃やして、その火の周りで、地域の人たちが集まり、ご飯を食べたりお酒を飲んだりする。

 

改めて、鬼火焚きについて調べてみると、鹿児島の伝統行事って出た。

 

小さい頃から当たり前にやっていたことだから、鹿児島がルーツだなんて知らなかった。

 

僕の地域では、いつぐらいから始まったんだろうか。

 

鬼火焚きに当たると、病気しないって言われている。

 

しめ縄とか門松とか燃やす。

 

 

昨日は、地域の人たちみんなで、鬼火焚き火に使う用の竹を切って、運んだ。

 

ばあちゃんから、前日に急に、明日の朝8時から竹を切り行けと言われて、

 

「はあ?日曜日に行くのめんどくさ!そんなのあるけん、みんな離れていくとさ!!」

 

って思ったけど、仕事を早く終わらせれば行けたので、行くことにした。

 

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地域の人たちとの繋がりは、濃いようで薄い、薄いようで濃い。

 

こういう機会が無いと、普段は、なかなか話をしたりしない。

 

でも、農業をする中で、隣近所との兼ね合いは必ず出てくるので、お互いちゃんと信頼しあって生活している方がいい。

 

いろいろ話ができて、個人的には行ってよかった。

 

めんどくさいとか思ってしまって、すみません。

 

 

 

その後、九電の人を呼んで、地域の人たちと電柱を立てる場所の下見に行った。

 

11本建てないといけないし、木も切らないと行けないから大変だ。

 

一番大変だったのは、土地の所有者が曖昧になっててるところが結構あったことだった。

 

みんなと一緒に下見したおかげで、ちゃんと話合いながら、電柱を建てる際に、発生する利用料は誰がもらうかとか、具体的な話をすることができてよかった。

 

また、木に関しても、どんどん切っていいと言う了承を得たから、よかった。

 

ということで、土地の交渉も終わり、これで後は電柱の工事を待つだけとなった。

 

来月ぐらいには、電気が来るかな。

 

そうしたら、もっと養鶏場の中も改造して、ある程度、省力化できるようにする。

 

養鶏を始めて、お金をバンバン使っている。

 

売上が全然無いのに、出ていく量がその何十倍もあるから、ビビる。

 

失敗したら、どうしようかと不安になるけど、失敗ってなんだろうか?とも考える。

 

自分がやりたいように、まずは、思いっきりやってみようと思う。

 

冷静になると怖いから、まだまだ安定しないうちは、何か良いこと見つけて、楽しくやっていこうと思う。

 

今日は晴れてよかったな。

 

 

お金について

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鶏がどんどん大きくなってきました。

 

うちに来たときは、トサカ無かったのに、いつの間にかトサカも立派に。

 

今、日齢170日ぐらい。

 

チラホラ卵を生み出しているが、まだまだ1日数個程度。

 

1月にはしっかり産み出すと思う。

 

鳥インフルエンザが怖いけど、のびのび元気で育って欲しい。

 

 

お金は大事だとよく聞くが、自分で養鶏をやり出して、お金の大事さをほんとに痛感する。

 

鶏を買うのにも、結構お金がいるし、鶏舎を揃えるのにもお金がいる。

 

餌にもお金がいる。

 

売るのもパッケージ買ったり、ガソリン代使ったり、とにかくお金だ。

 

儲けたいとか、贅沢したいとかそういうことじゃなくて、事業をしっかりと行い、社会を動かしたりするためには、お金についてしっかりと理解しないといけない。

 

 

先日、お世話になってる方に、「お金を借りること」について話を聞いた。

 

 

その方は、数十億借りて、事業を行われている方だ。

 

僕も今後まとまったお金を借りようと思っているので、借金についての考え方を聞いてみたかった。

 

そんだけのお金を借りていれば利息もすごい額になる。それでもお金を借りるのはなぜか?

 

その方は、借金とは、時間を買うことだと話をされていた。

 

もちろん借金は無い方がいい。

リスクになるし。

 

でも、お金を借りて、それをうまく投資することで、10年かけないと出来ないようなことを前倒してできるようになる。

 

その際に発生する利息は、お金を買ったことに対するお金ということらしい。

 

借金=時間を買うという考え方は、すごく納得した。

 

僕も、お金を借りずに事業を行おうとすると、本当に何年もかかるだろう。

 

そして、借金をするためにも、信用がないといけない。

 

 

信用や借金について面白い事例を聞いたので、紹介したい。

 

日露戦争で、日本が勝てたのはお金が非常に影響していたという。

 

日露戦争で必要な経費は4億5千万円で、3分の1が外費に依存したらしい。

 

日銀副総裁だった高橋是清は、イギリスに国債を買ってもらうように働きかけたが、日本がロシアに勝てると思っていなかったので、かなり難航したそう。

 

日露戦争の第一ラウンドで勝つことができてやっと、お金が集まって、それでその後の戦争ができたらしい。

 

つまり、お金がないと、戦争もできないし、勝つ見込みがないとお金が集められないし、

 

お金を集めるためには、小さい実績を積まないといけないようだ。

 

高橋是清日露戦争の歴史はすごく面白いから、もう少し勉強してみようと思う。

 

 

 

 

村上世彰は、お金は便利な道具と定義してた。

 

 

いま君に伝えたいお金の話 (幻冬舎文庫)

いま君に伝えたいお金の話 (幻冬舎文庫)

 

 

 

お金は単なる道具で、良い悪いもなくて、使い方によって、恩恵を受けるし、凶器にもなる。

 

道具は使わないと使い方が上手になれないし、20代はしっかりとお金を使って、お金の使い方を覚えたいと思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

農家として認めてもらってないから

市役所に行った。

 

認定新規就農者になるためだ。

就農計画を立てて、収支計算などの書類を提出して、市役所の方に認めてもらわないといけない。

 

僕は農業をやってるが、実はまだ市町村に正式に認められているわけではない。

 

農業は守られていて、補助金があるイメージがあるが、市町村から認められた認定農家じゃないと補助金などはほとんど降りない。土地も手に入れにくい。

 

個人的には、認定農家になると、国から融資を受けられるようになるのが、非常に大きいと思う。

 

来年度は結構大きいお金を借りて、人を雇って、事業として回していきたいので、市役所に認定新規就農者として認めてもらうことは必須となる。

 

 

市役所の方々は、親身になって話を聞いてくださって、感触はかなりよかった。

 

いくつか、課題があったが、それをクリアすれば、認めてもらえそう。

 

 

来年度まで3ヶ月ぐらいあるが、来年度が始まってすぐ動き出せるように、残り3ヶ月は、しっかりと準備に充てたいと思う。

 

とは言っても、1月からはクラウドファンディングの返礼品の金柑や卵や野菜があるので、結構忙しくなりそうだ。

 

 

さて、課題がいくつかあると言ったが、鶏を増やすに当たって、餌をどうするか、そして、卵を産まなくなった鶏をどうするか?という問題がある。

 

 

 

卵を産まなくなった廃鶏をどうするか?

について。

 

肉に加工するという方法が考えられるが、具体的にどこの業者で、どんなタイミングで、どんな金額で、どういった手続きが必要なのかという具体的な計画を立てないといけない。

 

これは、やっている人に聞いた方が早い。

本間さんは、廃鶏は加工して、ウインナーにしたり、キッチンカーで販売されていた。

 

どうすればそういうことができるか、もう少し聞いていきたい。

 

また、本間さんだけじゃなくて、他の養鶏家さんにも話を聞いてみたいと思う。

 

今のところ、あまり知り合いがいないから、大変だんだけど。

まあ、この機会に知り合いを作ってみようと思う。

 

 

あとは、餌について。

まず、拡販機。

 

ここについては、牛農家に当たる、というので、大体あたりはついているが、決定打は出せてない。

 

とりあえず、そんなことができるか分からないけど、普及センターに電話してみて、拡販機を探してもらえないか依頼した。

 

すると、結構すんなり承諾してもらえた。

栽培面だけじゃなくて、そういう利用の仕方もあるんだなって思った。

 

また、餌について。

オカラは大量に手に入るから問題ないが、米糠がどうしても手に入る目処が立たなかった。

米糠は餌を発酵させるために必ず必要になる。

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いろんな方に聞いてみたけど、今まで大量に扱っているところを見つからなかった。

 

車を運転していると、三島精麦という看板が目に入ったから、とりあえず電話してみた。

 

そこでは米糠を扱っていて、30袋手に入れることができた。

毎月この量で買うことができそうだ。

 

月50袋ぐらい必要になると思っていたので、大変だなって思ってたけど、なんとか50袋いろんなところからかき集めれそうだ。

 

 

「農業を始めて大変なことはなんですか?」

 

とよく聞かれれるが、大変なことは、欲しい情報に瞬時にアクセスできないこと。

 

ネットには載っていない地元のつながりみたいなのがあって、そこにアクセスするのがめちゃくちゃ大変だ。

 

自分の周りに生産者の仲間が少ないからだなって思った。

 

もっと近くの生産者の方と仲良くなるのが、次の課題だな。

放置されてきた金柑の味

そもそも金柑って、どんな味だっけ?

 

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金柑がいっぱいなったのはいいものの、果たしてこの金柑がどれだけ美味しいのかという基準が僕にはない。

 

自分の金柑が、他と比べてどんな特徴があるかわかってないと、自信を持って売ることができない。

 

もし、うちの金柑が、他と比べて美味しくなかったら、売りたくない。

 

お客さんとはこれから長く付き合っていきたいので、ここでお金をもらって儲けることよりもしっかりとした信頼関係で長く付き合っていきたいから。

 

そこで、宮崎の金柑をネットで注文したり、JA伊万里の金柑を買ってみたり、スーパーで売ってある金柑を食べたりした。

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市販の金柑は美味しかった。

クセがないというか、ほんのり甘くて、食べやすかった。

 

 

それに比べて、うちの金柑はどうか。

 

食べてみて、うちの金柑はかなり主張が強いなって思った。

甘味も強いが酸味も強い。

 

かなり個性的だった。

 

うちの金柑は、7年間耕作放棄地されていた。

 

この7年間は、全く手入れもされてないから、農薬も肥料も使われてない。

 

きっと、この7年間の間に、死にかけたことも何度もあっただろう。

 

でも、植物の本来の生命力は強い。

7年間、手入れされなくても、今、こうしてたくさんの実をつけている。

 

そんな金柑の味は、やっぱり、生命力を感じる甘さと酸っぱさ。

 

この味ならいけるなって思った。

 

そして、金柑は、免疫力UPで、栄養の宝庫の宝庫とも言われている。

 

1】咳、喉の痛みの緩和
金柑には、風邪で痛んだ喉や鼻の回復をサポートし、粘膜を強くする栄養が豊富。適度に継続して摂ることで、寒さや細菌への免疫力を向上させる効能が期待できる。

【2】美容効果
肌の組織を作るタンパク質の一種「コラーゲン」を作る際には、たくさんのビタミンCが必要で、金柑は豊富なビタミンCを含んでkる
【3】ヒーリング効果
柑橘系の芳香成分には、蓄積されたストレスを軽減させ、気持ちを落ち着かせる働きがあるとされています。

【4】血流の改善
金柑の皮には、ヘスペリジンという成分が多く含まれていて
・血管を縮め高血圧の原因となる、活性酸素を抑えるビタミンCの吸収を助ける
・しなやかなで強い血管を保ち、毛細血管への血行を促進する
・血中悪玉コレステロールを減らし、善玉コレステロールの数値を安定させる
という効果が期待されている。

【5】腸内環境の改善
金柑の皮やスジの部分には、食物繊維が豊富。食物繊維には、体内の有害物質にくっつき排泄する働きもあるので、デトックス効果がある。(風邪だけじゃなかった!金柑の5つの効能とは より)

 

よし、頑張って売るぞ。

 

金柑ハウスの伐採と抜根もだいぶ進んできた。

 

 

 

なんでも同時にやるのは、大変だけど、でも、終わりが見えてきた。

 

いい年納めができそう。

素ヱコ

たまごは、今現在一日に数+個しか取れないから、お客さんにたくさん渡せないのが辛い。

 

一日数個しか産んでない理由はちゃんと訳があって、今産んでいる卵は試しで飼っていた鶏が産んでくれている分だ。

 

10月末にうちに来た200羽が卵を生み出すとある程度、数が取れて忙しくなる。

 

まだ数が少ないので、せっかく注文があっても卵の数が足りなくて待たせてしまう。

 

それでも買ってくださるお客さんがいてくれて嬉しい。

 

せっかくならと、手渡しで渡すようにしている。

 

そして、手渡しは、卵を渡す時に、少し会話になるのがいい。

 

「井戸掘れたみたいでよかったね」

 

「いつもブログ見てるよ」

 

「電気大変だね」

 

「寒くなったから、体調に気をつけて」

 

ちっちゃなことだけど、そういうふうに声をかけてもらえると、頑張ろうって思える。

 

今日もお客さんと話をしてて、元気もらえた。

 

 

さらに、手渡ししてていいのは、パックを返してもらえること。

 

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僕は卵のケースにしっかりとした紙のパックを使っている。

 

こっちの方が、高いけど、丈夫で安心だし、プラスチックを使わないから僕はこの紙のタイプがいいなって使っている。

 

このパックを使っていると

 

「捨てるのがもったいない」

 

と言って、買った後に、わざわ返してくれる人が多い。

 

だから、そのパックは、次からその人専用のパックにしたりしてる。

 

買うときは、前のパックを準備して待ってくれたりする。

 

こういうゴミを捨てずに、循環している感じが、素ヱコ農園っぽくて良いなって思う。

 

 

 

先日、マッキンゼーが読み解く食と農の未来の著者である山田さんのイベントに参加した。

 

この話を聞いて、世界の情報の環境破壊は、かなり深刻なものなんだなと改めて危機感が出た。

 

そして、結局、消費者が意識を変えて小さな行動を積み重ねることが一番大事だと山田さんが呼びかけていた。

 

 


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話は大きく変わるが、今日はハウスの金柑の木を伐採した。

 

金柑の木をなくして平なたちにして、通り道にしたい。

 

ひたすら金柑をもぎって、伐採して、抜根した。

 

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もうちょいかかりそうだな。

 

さて、金柑の売り方も考えないといけない。

 

マーケティングの4P

 

Product(プロダクト:製品)
Price(プライス:価格)
Place(プレイス:流通)
Promotion(プロモーション:販売促進)

 

っていうが、これに沿って考えていこうと思う。

 

とりあえず、ヘトヘトになった。

 

寝る。

おやすみなさい。

僕は時間とお金を正しく使いこなせるかな?

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最近は、ハウスの完成に向けて、ひたすら手を動かしてます。

(もうそろそろ、終わる!やった!!)

 

人手が必要なビニール張る作業は、多くの方に手伝ってもらったおかげで終わったので、あとは、ビニールが飛ばないように、ハウスバンドをつけたり、網を張ったり、ペグを打ったり、細かい作業。

 

手先を使う作業なので、手袋をしてるとなかなかやりにくくて、素手でやるから寒さで手がカチカチに。

 

ハウスが結構大きいので、そういう調整は時間がかかる。

 

地味な作業ですが、黙々と作業していると、いろいろ考えが頭を巡り、頭の中が整理されていくと同時に、1日があっという間に過ぎていくような感じがします。

 

 

「自転車のギアのように、スタートは、ギア1にして一生懸命漕いだ方がいいかもしれないけど、ある程度スピードがあがったら、ギア1のままでは疲れるだけでうまく進めない。然るべきタイミングで、ギアを替えていかなくてはいけない」

 

正確な言葉は覚えてないけど、そんなニュアンスの言葉だった気がします。

 

お世話になってる方から、以前いただいた言葉ですが、最近になって、その言葉が頭に浮んできて、考えるようになりました。

 

 

自転車では、

ギア1=軽やかでほとんど力が要らないけど、推進力がない

ギア2以降=力はいるが、推進力がある

 

これを事業に例えると、多分、力は、原資のことで、もう少し具体的にいうと、時間とお金、(人の力)といったように置き換えられるだろつ。

 

ずっと同じ力の使い方をしてたら、自転車はうまく漕げない。

 

言い換えると、ずっと同じ時間の使い方、お金の使い方をしていたら、仕事はうまくいかない。

 

自転車の操縦のように、うまく進むためには、

ギア1→ギア2→ギア3とステージ毎に力の配分を変えていかないといけない。

 

今の僕はどうだろうか?

 

当然と言えば、当然だけど、ギア1で必死に漕いでいる気がする。

 

大事なのは、フェーズによって(時間・お金)の使い方を変えないといけないということ。

 

おそらく今年度いっぱいは、このままギア1で漕いである程度スピードに乗ろうと思うので、来年度からはギアを変えて、より推進力を意識した時間・お金の使い方をしたい。

 

時間や金の使い方は、もう少しいうと習慣とも言えると思うので、習慣についてもいい機会なので見直そうと思う。

 

習慣の力 The Power of Habit

習慣の力 The Power of Habit

 

 

 

 

電気工事も見通したった

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金吾さんが、電気工事の件で、めちゃくちゃ動いてくださっている。

 

わざわざ九電に電話をかけ、僕のことを伝えて、早く作業をするように頼んでくださった。

 

「お客様の配電希望日に合わせるのが、仕事だろう」

 

金吾さんもお忙しい中、自ら僕の農場に出向いてくださり、九電との打ち合わせや、今後の進め方などすごく親身になってやってくださる。

 

金吾さんのおかげで電気は通りそうだ。

 

 

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井戸工事は、すべて順調に進んで、蛇口も設置してもらって、一応これで完成となった。

 

もうあとは、電源さえあれば水が使えるようになる。

 

井戸水はめちゃくちゃいい水が出てきた。

 

普通に飲めるし、毎分45リットルの量が出る。

10年くらいは安定して水がでるらしい。

 

僕のあと、同じ井戸業者の方が、車で5分ぐらいのところでボーリングを頼まれて、工事したらしいのだが、塩水が出てきて中止になったと聞いた。

 

僕も、あとちょっとのところでそういうことになってたかもしれないので、本当に運に恵まれたなと思った。

 

 

 

ということで、井戸がちゃんと掘れたから、あとは電気だ。

 

当初、3-4ヶ月かかると言われてたが、金吾さんが九電に働きかけてくださり、もっと早くできそうな感じになった。

 

電気を引くための手順は

①電気工事の業者に依頼する

(地元の××電気みたいなところ)

②工事の方が九電に問い合わせしてくれる

③九電の方が、電柱の目印となるように杭をうつ

④電柱が立つ場所の地主に交渉する

⑤資材が届く

⑥木の伐採

⑦施工開始

 

これから、④電柱が立つ場所の地主と交渉をしないといけない。

 

事前に少し区長さんとも話をして、皆さんに許可をもらえるように話をした。

 

こういう事前の交渉って意外と大事だと思う。

 

 

用地交渉さえ終われば、あとは工事に取りかかれる。

 

一軒一軒お邪魔して、話を決めるようにします。

 

 

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さらに、前田病院の方々に協力してもらって、手付かずだったもう一つのハウスのビニールを張ることができた。

 

前田病院の方々は、本当に全力で応援してくださっている。

 

伊万里をなんとかしたいっていう思いを応援してくださっている。

 

 

お金が無いとか

時間が無いとか

やったことないとか

 

そんなのただの言い訳なんだなって、この頃思う。

 

本当にやろうと思えば、お金はなんとかなりそうだし、時間もいくらでも作れる。自分が無理だったら、人を雇って時間をつくればいい。

 

経験がないことは、プラスに捉えれば怖がらずにやれる。

 

自分と向き合うことが多いので、そこをもう少し深める年末年始にしようと思います。