鶏がどんどん大きくなってきました。
うちに来たときは、トサカ無かったのに、いつの間にかトサカも立派に。
今、日齢170日ぐらい。
チラホラ卵を生み出しているが、まだまだ1日数個程度。
1月にはしっかり産み出すと思う。
鳥インフルエンザが怖いけど、のびのび元気で育って欲しい。
*
お金は大事だとよく聞くが、自分で養鶏をやり出して、お金の大事さをほんとに痛感する。
鶏を買うのにも、結構お金がいるし、鶏舎を揃えるのにもお金がいる。
餌にもお金がいる。
売るのもパッケージ買ったり、ガソリン代使ったり、とにかくお金だ。
儲けたいとか、贅沢したいとかそういうことじゃなくて、事業をしっかりと行い、社会を動かしたりするためには、お金についてしっかりと理解しないといけない。
*
先日、お世話になってる方に、「お金を借りること」について話を聞いた。
その方は、数十億借りて、事業を行われている方だ。
僕も今後まとまったお金を借りようと思っているので、借金についての考え方を聞いてみたかった。
そんだけのお金を借りていれば利息もすごい額になる。それでもお金を借りるのはなぜか?
その方は、借金とは、時間を買うことだと話をされていた。
もちろん借金は無い方がいい。
リスクになるし。
でも、お金を借りて、それをうまく投資することで、10年かけないと出来ないようなことを前倒してできるようになる。
その際に発生する利息は、お金を買ったことに対するお金ということらしい。
借金=時間を買うという考え方は、すごく納得した。
僕も、お金を借りずに事業を行おうとすると、本当に何年もかかるだろう。
そして、借金をするためにも、信用がないといけない。
*
信用や借金について面白い事例を聞いたので、紹介したい。
日露戦争で、日本が勝てたのはお金が非常に影響していたという。
日露戦争で必要な経費は4億5千万円で、3分の1が外費に依存したらしい。
日銀副総裁だった高橋是清は、イギリスに国債を買ってもらうように働きかけたが、日本がロシアに勝てると思っていなかったので、かなり難航したそう。
日露戦争の第一ラウンドで勝つことができてやっと、お金が集まって、それでその後の戦争ができたらしい。
つまり、お金がないと、戦争もできないし、勝つ見込みがないとお金が集められないし、
お金を集めるためには、小さい実績を積まないといけないようだ。
高橋是清と日露戦争の歴史はすごく面白いから、もう少し勉強してみようと思う。
村上世彰は、お金は便利な道具と定義してた。
お金は単なる道具で、良い悪いもなくて、使い方によって、恩恵を受けるし、凶器にもなる。
道具は使わないと使い方が上手になれないし、20代はしっかりとお金を使って、お金の使い方を覚えたいと思う。