素ヱコ農園の日々

佐賀県伊万里市で便利になった世の中で、手間のかかるストレスフリーの平飼いで外国産の餌に頼らないこだわりの餌作りを行っています。

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農家として認めてもらってないから

市役所に行った。

 

認定新規就農者になるためだ。

就農計画を立てて、収支計算などの書類を提出して、市役所の方に認めてもらわないといけない。

 

僕は農業をやってるが、実はまだ市町村に正式に認められているわけではない。

 

農業は守られていて、補助金があるイメージがあるが、市町村から認められた認定農家じゃないと補助金などはほとんど降りない。土地も手に入れにくい。

 

個人的には、認定農家になると、国から融資を受けられるようになるのが、非常に大きいと思う。

 

来年度は結構大きいお金を借りて、人を雇って、事業として回していきたいので、市役所に認定新規就農者として認めてもらうことは必須となる。

 

 

市役所の方々は、親身になって話を聞いてくださって、感触はかなりよかった。

 

いくつか、課題があったが、それをクリアすれば、認めてもらえそう。

 

 

来年度まで3ヶ月ぐらいあるが、来年度が始まってすぐ動き出せるように、残り3ヶ月は、しっかりと準備に充てたいと思う。

 

とは言っても、1月からはクラウドファンディングの返礼品の金柑や卵や野菜があるので、結構忙しくなりそうだ。

 

 

さて、課題がいくつかあると言ったが、鶏を増やすに当たって、餌をどうするか、そして、卵を産まなくなった鶏をどうするか?という問題がある。

 

 

 

卵を産まなくなった廃鶏をどうするか?

について。

 

肉に加工するという方法が考えられるが、具体的にどこの業者で、どんなタイミングで、どんな金額で、どういった手続きが必要なのかという具体的な計画を立てないといけない。

 

これは、やっている人に聞いた方が早い。

本間さんは、廃鶏は加工して、ウインナーにしたり、キッチンカーで販売されていた。

 

どうすればそういうことができるか、もう少し聞いていきたい。

 

また、本間さんだけじゃなくて、他の養鶏家さんにも話を聞いてみたいと思う。

 

今のところ、あまり知り合いがいないから、大変だんだけど。

まあ、この機会に知り合いを作ってみようと思う。

 

 

あとは、餌について。

まず、拡販機。

 

ここについては、牛農家に当たる、というので、大体あたりはついているが、決定打は出せてない。

 

とりあえず、そんなことができるか分からないけど、普及センターに電話してみて、拡販機を探してもらえないか依頼した。

 

すると、結構すんなり承諾してもらえた。

栽培面だけじゃなくて、そういう利用の仕方もあるんだなって思った。

 

また、餌について。

オカラは大量に手に入るから問題ないが、米糠がどうしても手に入る目処が立たなかった。

米糠は餌を発酵させるために必ず必要になる。

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いろんな方に聞いてみたけど、今まで大量に扱っているところを見つからなかった。

 

車を運転していると、三島精麦という看板が目に入ったから、とりあえず電話してみた。

 

そこでは米糠を扱っていて、30袋手に入れることができた。

毎月この量で買うことができそうだ。

 

月50袋ぐらい必要になると思っていたので、大変だなって思ってたけど、なんとか50袋いろんなところからかき集めれそうだ。

 

 

「農業を始めて大変なことはなんですか?」

 

とよく聞かれれるが、大変なことは、欲しい情報に瞬時にアクセスできないこと。

 

ネットには載っていない地元のつながりみたいなのがあって、そこにアクセスするのがめちゃくちゃ大変だ。

 

自分の周りに生産者の仲間が少ないからだなって思った。

 

もっと近くの生産者の方と仲良くなるのが、次の課題だな。