佐賀の新米農家、ど田舎から

佐賀の新米農家です。日々、気づいたことを日記としてかけたらいいなと思ってます。

みんなが知らないけど、実はすごく価値がある雑草を売ってみて思ったこと

ちょっと悔しい日だった。

 

自分の力不足を感じた。

 

今回の日記は、雑草を売った話をしようと思う。

 

 

雨だった。

 

午前中は畑で作業して、水菜の注文をいただいたのでその配送に。

 

やろうと思えば、作業することがたくさんあるのが農家の日常。

 

雨の中、作業していたら、ちょっと寒くなった。

 

これからは、雨の日はなるだけ作業せずに、勉強の時間に当てよう。

 

 

そんなこともあり、午後は勉強の時間に当てた。

 

お題は、

 

どうやって価値をつけるか?

 

 

普段、僕らが見過ごしているけど、実は価値を持っているものがたくさんある。

 

雑草と呼ばれ、農家から忌み嫌われるものもその一つ。

 

僕は農業を始めてから、雑草について結構な時間を費やして勉強している。

 

僕の畑には、この草がたくさん生えている。

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すごく生命力があり、ばあちゃんがものすごく嫌っている。

 

日本では、スベリヒユと呼ばれ、山形で伝統的に食されていて、沖縄でも、葉物野菜が取れない夏では重宝されている。

 

さらに調べると、ヨーロッパではパースレイと呼ばれ、ハーブとして取引されたり、中国では乾燥させ、馬歯莧(ばしけん)と呼ばれる生薬として使われている。

 

ω3脂肪酸が野菜ではダントツに含まれていて、高血圧から美肌効果まで幅広い効果があると言われている。

 

煮て食べると、ネバネバして、食感も美味しい。

醤油と鰹節で食べたら、最高に美味しい。

 

これを売ろうと思って、facebookで投稿した。

 

 

結果は、売上1300円。

 

買っていただいた方は、みんな美味しかったと言っていただいた。

 

僕も商売っけなしで、本当に美味しいと思う。

 

だから、この価値をしっかりと伝えきれなかったことが悔しかった。



そこで、もう一度売れるまでのプロセスを考えてみようと思う。

 

パースレイの特徴な何か?

①身近にあるけど、実は知らないということ

②ω3脂肪酸など栄養価が半端ないということ

 

①を必要としている人はきっと、小さい子供(小学生ぐらい)とご飯を食べている人だと思う。

なぜなら、ご飯の時に、実は身近にあるけど、知らずに捨てられているというのは、教育としてとてもいいトピックになると思う。

この話を子供に聞かせることで、子供たちは、もっと身の回りのことに関心をもったり、思考の枠を外すような習慣が着くと思う。

 

また、②を求めている人、これは栄養に気を使っている女性や高齢者を抱えているような家族が考えられる。

 

そう思うと、ターゲットは、自分で家事をやって、子供としっかりとコミュニケーションを取りながら、健康に気を使っているような女性ということが浮かび上がる。

 

この人たちにしっかりと届けれなかったのが、残念だ。

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その人たちがどんなメディアを見て、どんなことを考えて、どういう行動をとるのか?

おそらく、これをしっかりと追えてなかったから、伝わらなかった。

 

さらに、買った後にどんな食べ方をして、どんな反応をするのか?そこまでデザインをしないといけない。

 

おそらく、今回の場合だと、食べ方がわからないので調理法やレシピなど、動画でちゃんと撮ってそれもセットで紹介しないといけなかったはず。

 

また、食べるシーンも想像して、そこに寄り添った言葉なども必要だった。

 

とにかく全てにおいて、爪が甘すぎた。

 

そんな中でも、少し売れたというのは、収穫だった。

 

そして、他の野菜を売る時でも、もっと考えて行動しようと思う。

 

こんな捨てられてるものが実は価値がある。

いろんなものを求めるんじゃなくて、

足元を見て、それを価値を感じれるような社会を作りたい。

 

まだまだ課題だらけだけど、価値を感じてくださる方を見つけたことはやってよかったなと思う。

 

改めて、やるべきことは明確になった。

 

生産をしっかりとすること。

 

また、明日から黙って野菜を作ります。

とにかく今は生産能力を高める時。