佐賀の新米農家、ど田舎から

佐賀の新米農家です。日々、気づいたことを日記としてかけたらいいなと思ってます。

時給が高い人と時給が安い人に同じ作業をさせるのは不平等なのか

日曜日。

 

地域の草刈りがあった。

 

朝8時から昼過ぎまで結構大変だった。

 

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ふと、草刈りしてて、みんなが同じ時間、同じ作業する事にちょっと違和感を感じた。

 

ここに住む人は、社長さんも居るし、仕事引退してゆっくりしている人もいる。

 

その人たちの時給は全部違うはず。

 

社長さんは時給5000円ぐらいかもしれないし、引退してゆっくりしてる人は時給800円ぐらいだろう。

 

もちろん今の僕は時給なんてないですが😂

 

 

普通に考えたら、みんなが同じ時間、同じ作業をすることが平等なのかもしれない。

 

でもやっぱり、その人の時間の作業は、それぞれ価値が違うと思う。

 

 

僕にとって、地域の草刈りはとても有意義な時間だった。

 

普通に草刈りしていただけに見えたかもしれない。

 

でも、どこにどんな雑草が生えてるからしっかり見させてもらった。

 

ワラビ、ドクダミよもぎなど。

 

また、この刈った後の雑草は全て持ち帰って、乾燥ささて堆肥にしようと考えている。

 

また、普段顔は合わせるが、地域の人たちとゆっくり話をする機会はほとんどない。

 

僕の地区の歴史や人間関係を、区長さんからいろいろ聞けて良かった。

 

どうやら、僕の地区は狩猟免許を持っている人が居ないらしい。

 

僕は、元々、この資格を取るつもりだったので、

 

「お前が取ってくれるなら、地区からいくらでも出すばい」と皆喜んでくれた。

 

また、地区の上空写真を見せてもらい、誰がどの畑を管理しているかなど、事細かに教えてくれた。

 

区長さんは話す。

 

「この地域に住む人は皆70歳ぐらいの人ばかり。50代40代もおらん。伝統が無くなるんじゃないかと心配してる。みんな子供はいるけど、出て行ってしまった。

 

啓が農業で成功して、地元でも暮らしていけることを見せれたら、帰ってくる人も増えるんじゃないかな」

 

この言葉を聞いて、気が引き締まった。

 

20代で農業をするって人は、この町では珍しいらしい。

 

僕は、お金もないし、経験もない。

 

あるのは、少ない土地ぐらい。

(この前、別の農家さんから、この土地なら俺はやらないって言われました😂)

 

正直、僕が農業でうまくいったら、誰でもうまくいくと思います。

 

だから、僕がうまくいって、後に続く人ができたらいいな。

 

そのあと、ずーっと狙っていたボロッボロのハウスの所有者と話をすることができた。

 

ここは相当やばい。

 

めちゃめちゃ広いのに、あまりにも荒れすぎていて、木まで生えている。

 

ここを復旧させるのにも相当なお金と労力が要る。

 

でも、こんな場所を廃棄にしておくのはもったいない。

 

ただでさえ、農地がない中山間地域にとって大きな損害だ。

 

とりあえず、無料で貸してくれことになった。

 

もう少し時間が経って、僕が力をつけれたらここは必ず復旧させる。

 

本当に、宝なので。

こういう場所は。

 

さて、そんな感じで大きな収穫があった地域の草刈り。

 

最初、人によって価値が違うのはおかしいと思っていた。

 

同じ作業をしているように見えても、そこに価値を付けれるかどうかは、本人次第だって思った。

 

それがお金の場合もあるし、別の場合もある。

 

価値をいろんなところで付けれる人は勝手に自分でつけるんだから、同じ作業してもいいのかもしれないと思った。

 

そして、その地域の住民ということに関しては本来優劣はないので、同じ作業するべきだ。

(ここが一番大事ですが)

 

今回、草刈りを通して、人それぞれ同じことをやっても価値が全く違うってことを感じました。

 

一つのことをして、より多くのことを吸収するためには、教養が必要だと思います。

 

そのために、これからも勉強し続けます。

 

そして何より、今回の草刈りのように自分の時間を地域のためやみんなのために使うのっていいですね。