先日、デパ地下に行った。
僕のような田舎ものは、デパ地下というのは日常の選択肢になく、視察として行くものとなってる。
お菓子などの加工品を始めて、改めてデパ地下の中をまじまじと見ていると、いろいろな発見があった。
そのお店のコンセプトとそれを伝えるビジュアルとコピー。
商品の価格帯やそれを決めるパッケージや宣材。
商品の包装のやり方と様子、それを伝えるためのポップ、店員さんのユニフォームや店の雰囲気を変える置物、声かけなどなど。。
自分達で、小売やお菓子を始めたことで、今まで見えてなかったものがたくさん見えた。
何かを実践する前と実践した後では、同じ情報を見てるのに全然受取方が違う。
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今、うちのお菓子の中で、密かに人気になっているものがある。
それはメレンゲクッキーだ。
卵白と甜菜糖だけで作ったシンプルなお菓子で、めちゃくちゃ美味い。
お客様にプレゼントしたり、少し販売していたりするが、めちゃくちゃ反応が良い。
確かに、メレンゲクッキーってあんまり食べたことないし、世の中に出回ってない。
何故か考えてみた。
おそらく、シンプルにお金にならないからだ。
たった数十個を作るのに、ものすごく時間がかかる。
うちのコンロだと、2時間半の製造時間で今の価格で4000円分ぐらいにしかならない。
これだと時給と電気代考えたら、普通に赤字になる。
ちゃんと事業としてやっていくためには
①値段を適正な価格で販売する
②量産できる体制を整える
が必要になる。
②に関しては400万円ぐらいのめちゃくちゃでかいオーブンを買えば、なんとかなりそう。
(お金を用意できるかは別として笑
どうやってお金作ろうか?笑)
問題は①
これが利益の出る価格で売れるのか?
今回、百貨店に行ってみて、それを勉強してみた。
今、妻がデザイン面作ってくれている。
しっかりとしたデザインと包装と商品設計ができたら、お土産としていける。
今から丸房露や松露饅頭などの、佐賀のお土産の1つに並べれる商品を作れたらめちゃくちゃ最高だなって思う。
それをやりたい。
めちゃくちゃ難しいだろうけど。。
これが当たらなくても、何かしらで新たなお土産を作りたい。