素ヱコ農園の日々

佐賀県伊万里市で便利になった世の中で、手間のかかるストレスフリーの平飼いで外国産の餌に頼らないこだわりの餌作りを行っています。

【友達追加】で お得なクーポン配布中
友だち追加

野球で学んだこととこれからの5年間

僕は高校時代に野球部でレギュラーになれなかった。

(結果を出せなかった)


チームは甲子園にも行けなかった。


誰よりも練習した自信があった。

朝練は1回も欠かしたことなかったし、居残り練習も毎回やった。


家に帰っても素振りしたり、走ったり、トレーニングしたり、とにかく野球に時間を費やした。


でも、レギュラーにはなれなかった。


当時は、悔しくて悔しくて、仕方なかった。

 

なぜだろうか?


今では、理由が明確に分かる。


それはチームの戦略に則った選手じゃなかったから。


守備が上手いとか。上手くないとか。


パワーがあるとかないとかいうのは、一つの要素だ。


一人でやってる訳じゃないので、チームとして勝つ確率を増やすために、チームとして勝つ方法を増やせる選手であれば、試合に出れる。


野球は9人でやるスポーツなのだ。


9人でポジションも9個という決められた枠の中で、どういった個性を発揮して、チームの勝つための引き出しを増やせるか?が大事になる。


パワーがあるとか、足が速いとか、守備がうまいとか人にはそれぞれ個性がある。

 

僕の高校時代を振り返ると、足を活かしたプレーをするメンバーがいなかった。


そして、僕は足を活かしたプレーが得意だった。


今思うと、そこを徹底的に磨いて、足を使ったプレーが生きるための、バッティングや技を磨いていれば、チームの作戦の幅が広がっていた。


あとは、守備面などの致命的なミスがなければ、僕はレギュラーになれていた。


なのに、僕は何も考えずひたすら遠くに飛ばすためのバッティング練習をやっていた。


出塁して足を生かすためのバッティング練習を1年生の時からやってれば、結果は変わっていただろう。


もう二度と高校生の時のような惨めな思いはしたくない。


ひたすら無目的に頑張っても結果は出ない。


状況を見極めて、自分の個性を発揮できることを磨かないといけない。


その意味で、会社の今後の方向性を考えていくと、かなり明確になった。


まず、やりたいことは、

「日本の田舎から価値観を揺さぶる」

そして、提供したい価値は、


「時間を慈しむということ」


そのためにどうするか?


養鶏場は、今の飼育方法と餌作りで、同規模のものを別の場所に一つ。


畑を4町、田んぼを10町。

有機農法で野菜を作る。そのため空き家等を購入し、全国から若い人を受け入れる。


オンラインで野菜と卵と日用品セットの定期を2000人程に。


オーガニック野菜や卵、お菓子、雑貨がある店舗を伊万里-福岡間に5店舗作る。


旗艦店は牧場のように鶏やヤギや畑が近くにあって、お客さんは農を感じられるような場所に。


野菜の加工場を作り、商品にならなかったものを、糠漬けとふりかけに。店舗とオンラインにて販売。


卵の雫は、ある程度オペレーションを自動化し、生産規模を10-20倍にする。


「平飼い卵」の象徴となるお菓子として、有名店で取り扱い全国規模の銘菓にする。

 

上記をこの5-7年でやる。

社員数は50人ぐらい。


そのために必要なことはたくさんある。


でも、そこから逆算して、計画を立てて行きたい。