素ヱコ農園も10人ぐらいの組織になってきて、もう僕1人じゃ全然できるような仕事の域を超えてきている。
最近、よく考えているのは、その人の能力を最大限発揮できるような適切な配置をできているかどうか。
魚は泳ぐのが得意だし、鳥は飛ぶのが上手。
魚に対して、空を飛べって言ってるんじゃないか。
大きい組織だと様々な業務があって、適材適所に配置できる。
でも、うちの会社はどうしても複数掛け持ちでやらないといけない。
得意じゃない業務もやらないといけなかったりする。
そこをどうしていくか?が課題だ。
自分の得意がフルに活かせる仕事の方が会社にとっても社会にとってもいいし、本人も楽しい。
僕も表現すること、特に喋ることや文章を書くことは好きだが、接客や細かい作業は向いてない。
もし、僕が居酒屋の店員をやっていたら、間違いなく、お客様に迷惑をかけるし、キレられる自信がある。
そういうミスマッチがどうしても小さい会社だから起こってしまう。
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他責思考と自責思考ってある。
よく自責で物事を考えろ、って言われるが、最近、それが必ずしも良いわけじゃないなって思う。
うちのメンバーの1人に他責思考型の人がいる。
彼は、何か問題が起こった時に、自分を責めるのではなく、システムのせいや仕組みのせいにする。
自分のせいにする人は、自分の行動を改善する。
そして、そのミスを2度と起こさないようにする。
他人のせいにする人は自分のせいではなく、仕組みやシステムのせいにする。
仕組みや組織が変わっていくので、チームにとってかなりプラスだ。
他責思考を持つ人間に、会社の業務改善を任せると、組織の穴や改善ポイントに目が向けるどんどん会社がよくなっていく。
実際に、お客様の問い合わせの簡素化や出荷作業の簡略化、シフトの単純化、などなど、かなり業務が改善されていっている。
適切な配置が本当に重要だ。
今後、ここはもう少し定量的に、能力診断や適正診断を取り入れてやっていくつもりだ。
余談になるが、僕の強みはなんだろうか?
おそらく、こうした長文のブログを短時間で書けること。
体力。気力。根性。プレゼン。数字。
この辺りな気がする。
ここをもっとフルに使ったことをしたい。
まだ使えてない気がする。
逆に苦手なのは、接客や単純作業、優しく寄り添う仕事、など
僕は偏った人間なので、人数が増えてきて、自分もやっと能力を発揮できる機会が増えてきて、幸福度が増えた気がする。
メンバーの良い所がフルに活かせる職場にしたい。
そのためにも、組織を大きくして、能力を発揮できるような機会を増やしたい。