素ヱコ農園の日々

佐賀県伊万里市で便利になった世の中で、手間のかかるストレスフリーの平飼いで外国産の餌に頼らないこだわりの餌作りを行っています。

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今考えていること*良い農園を作りたい

素ヱコ農園は、もっともっと売上をあげたいと思っています。

 

その理由は、もっと良い農園を作りたいからです。

 

農園を良くするとは

①循環型農業を実現すること

②働く人が豊かになること

③地域が豊かになること

 

出た利益は、全部良い農園を作るために使います。

 

でも、養鶏の規模拡大をしようとは一切思ってません。

 

規模拡大をすれば、個数×単価の簡単な計算式で売上が上がるでしょう。

 

実際、僕たちが作っている1個100円の卵は、売り切れてしまって、今どこにも売ってません。

 

最近、自社のネットショップでの注文も追いつかなくなって、止めました。

 

でも、あんまり鶏を増やそうとは思いません。

 

僕がやりたいのは、儲かる企業を作るのではなく、良い農園を作ること。

 

循環型農業をやりたいです。

 

そして、そこに投資をするために、原料に加工品など付加価値をつけて販売をしたいと考えています。

 

規模拡大をするより、ちゃんと鶏の糞を使って田んぼや畑を作ったり、鶏の餌となるような作物を作ったりしたいです。

 

また、地域で後継者がいなくなって、続けれないところを続けれるようにしたいです。

 

農園の中で無駄なく循環していくような状況を作りたいです。

 

次に考えているのは、油を作ることと、みつばちを育てること、塩を作ることです。

 

これから耕作放棄地がどんどん増えてきます。

田んぼを作ることすらもったいない土地があります。そんなところにお花を植えたいなって思ってます。

 

でも、ただ植えるだけじゃもったいないので、そこでミツバチを飼ったり、できた種で油をとったりしたいです。

 

そして、その原料を生かして、新たな加工品を作って、販売して、その利益で、原料を作ることに投資をしていきたいです。

 

地域資源をどんどん活用して良い農園を作っていきたいなと思っています。

 

そしたら、きっと、地域に人が来て、しっかりとした産業ができるんじゃないかなって思ってます。

 

この一年で、4人ぐらい正社員の採用を考えていて、1人はミツバチ、1人は油、1人は田んぼ、1人は加工品を一緒にできたらと考えています。

 

その人たちは顔もしっかりと浮かんでいます。

 

彼ら、彼女らが入りたいと思える会社にします。

 

今は、一つの事業を大きくするより、一つ一つ思いやこだわりを持って、合わせることでシナジーを持つような事業づくりをしたいと考えています。

 

どんどん人がいなくなっていく田舎で、その魅力を引き出せるような会社にしていきたいです。