素ヱコ農園の日々

佐賀県伊万里市で便利になった世の中で、手間のかかるストレスフリーの平飼いで外国産の餌に頼らないこだわりの餌作りを行っています。

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直接的な原因と間接的な原因

しばらく会ってない友人から、帰省したと、連絡が来るようになり、年の瀬を感じるようになった。  

 

今年は残すところあと数日だ。  

 

しかし、課題がいくつかあり、まだこのままでは終われないという気持ちがある。

 

先日、鶏が卵を産まなくなったブログを書いた。

 

これは解決して、年を超えたい。

 

「卵を産まなくなった原因は、寒くなったからだ。」

 

と片付けたくなる。

 

でも、ほんとにそうだろうか?

 

「寒くなったから、鶏が卵を産まない」

 

という論理は、「おじいちゃんだから、スマホが使えない」と同じぐらい乱暴な論理なんじゃないだろうか?

 

おじいちゃんでも、スマホを使える人がいるように、寒くても卵を産む鶏はいる。

 

寒いから卵を産まないというのは、間接的な原因であって、それは理由っぽいけど、それを理由にしたら、甘えだ。

 

直接的な原因ではないと考えた方が成長する。

 

寒いから産まないではなく、寒いから、〇〇になって、その結果、卵を産まなくなるという直接的な原因を探さなければならない。

 

じゃあ、その〇〇は何か?

 

仮説としては、寒くなったことで、よりエネルギーを必要とし、その結果卵を生むための餌が足りず、卵を産まなくなったんじゃないか?と考えた。

 

つまり、卵を産まなくなったのは、寒くなったことが直接的な原因ではなく、寒くなったことで、体温を維持するためにエネルギーがより必要になり、その結果必要な餌が足りてないというのが直接的な原因だ。

 

この仮説が正しければ、餌を増やせば卵が増えるはずだ。 

 

早速、餌を増やしてみた。

 

一週間様子を見てみた。

 

すると、結果が出た。

 

なんと、卵の量がちゃんと増えた。

 

つまり、寒いのが原因じゃなかった。

 

寒いというのは、間接的な原因だった。

 

このように間接的な原因を直接的な原因のように理由づけしてしまうことはよくある。

 

おじいちゃんだから、スマホを使えないのように。

 

一見、論理的に見えるけど、論理的じゃないことをちゃんと見極めて、直接的な原因探っていきたい。

 


産卵率が回復したことで、とりあえず安心。
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大きな課題は一つクリアした。