素ヱコ農園の日々

佐賀県伊万里市で便利になった世の中で、手間のかかるストレスフリーの平飼いで外国産の餌に頼らないこだわりの餌作りを行っています。

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値上がりの背景にあるもの

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日本の卵の価格がどんどん上がっています。

 

 

どのくらい上がっているか知りたかったので、一般社団法人日本養鶏協会の資料で、卵の価格推移を調べてみました。

 

 

 

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一般社団法人日本養鶏協会 より

 

調べてみると、2021年2月までは多少の上下はあるものの大体同じ値段だったのですが、そこからどんどん値上がりしていて、今過去最高の値段になっています。

 

原因は、飼料代の高騰と昨年秋から猛威をふるった鳥インフルエンザとと言われています。

 

びっくりするほど、飼料の値段が上がっています。

僕は自分で飼料を作っているので、今のところなんとか大丈夫ですが、どこの養鶏場でも本当に大変だと思います。

 

おそらく、飼料の値段は今後も下がる気配がないので、このまま飼料の値段が下がらないと、本当に潰れるところも出るんじゃないかなと思います。

 

 

今回の鳥インフルエンザで国内の鶏がどれくらい殺処分されたかご存知ですか?

 

987万羽というとんでも数の鶏が殺処分されたそうです。
(ソースはNHKの記事)

 

これは過去最多の数字のようです。

www3.nhk.or.jp

 

鳥インフルエンザ、とても、怖かったです。

僕が住む佐賀県では大きな被害が出なくて良かったですが、18県の52か所で発生したそうです。

 

こんなことを調べていたら、

 

「そもそも、日本に鶏ってどれくらいいるの?」

 

って疑問が湧いてきました。

 

どれくらいいるか、想像できますか?

我々、日本人は卵を毎日食べますし、スーパーではとても安い鶏がずらりと並んでいます。

 

調べてみると、一年で、卵用の鶏は約1億羽、肉用の卵は約7億羽、合計約8億羽、孵化させられている様です。

 

日本種鶏協会に毎月の孵化させた数が掲載されています。

www.syukeifuran.or.jp

 

ちなみに、世界中には、約230億羽の鶏が存在しているそうです。

 

この数字を見て、まあまあびっくりしました。

 

僕はオランダに一年ほどいたのですが、オランダにはビーガンの方がいました。

 

 

日本ではなかなか見かけないビーガン。

 

その理由を尋ねると、地球のためという方がほとんどでした。

 

確かにそういう事実を知ると、ビーガンになってもおかしくないかもなって思います。

 

今、技術が発展して、大量にいろんなものを作れる様になって、それによって飢餓が少なくなったし、安く栄養豊富なものが手に入るようになりました。

 

この先人の努力にはとても感謝しています。

 

でも、便利すぎるが故に、安さを求めるあまり、環境を破壊してたり、無理をしているところがやっぱりどこかある気がします。

 

原始時代に戻れと言っているわけではなく、まずは、自分のできる範囲でちょっと行動を変えてみるってのが大事と思います。

 

「養鶏をやるなら、20万羽以上飼わないとやっていけないよ」

 

ある養鶏家さんに実際に言われたことです。

 

わかります。

だって、今のままじゃ、卵も肉も安すぎますよね。

大量に作って大量に売るしか生きていく道は難しいですよね。

 

でも、僕は大量に鶏を飼うのではなく、鶏にゆとりがある飼い方で、小さな規模感で、丁寧にやっていこうと思います。

 

卵はその分高くなりますけど、いいですよね?

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便利さや安さだけを求めるのではなく、多少、きつくても、未来にとって良いことをちょっとできたら良いなって思います。