「現在、生産者の直売コーナーでは、新たな生産者の受け入れをやっていません。詳しくは本部に問い合わせてください」
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伊万里にあるスーパーのまつばやには生産者の直売コーナーがある。
ということで、スーパーに行き、直売について店員さんに話かけてみることにした。
「すみません。伊万里の黒川町で卵を生産しているものです。お店の直売所コーナーで卵の出品をするにはどうしたらいいですか?」
すると、
「現在、生産者の直売コーナーでは、新たな生産者の受け入れをやっていません。詳しくは本部に問い合わせてください」
と言われた。
農家は高齢化し、年々減少しているという割に、農業を始めるにはなかなか厳しい社会だなと、現場でやっていると思う。
でもここで、はい、そうですか。
と帰る訳には行かなかったので、店員さんが言っていたように、本部に連絡することにした。
ホームページで『まつばや』と検索して、まつばやのWebページの問い合わせページから、直売所について連絡した。
こういう問い合わせの連絡って見てるのかな?正直ちょっと不安だった。
すると、数日後、まつばやの本店から電話がかかってきた。
一度面会したいということで、佐世保の本店に行くことになった。
学生時代、営業のアルバイトやインターンなどで企業訪問はやっていたので、一通りの営業活動はやったことがあったが、自分の商品を持って挨拶するのは少し緊張した。
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結論から言うと、そのスーパーで、うちの卵を扱ってもらうことになった。
担当の方々は、クラウドファンディングやブログなどで、僕のことをちゃんと調べてくださっていた。
「こういう活動をやられていることに感動しました。ぜひ、うちとしてもこういう応援させてもらいたいです」
と言ってくださった。
サンプルとして卵を持ってきていたが、商品のパッケージなども絶賛してくださった。
これもクラウドファンディングで支援してくださった方がデザインしてくださったものだ。
クラウドファンディングやブログなどで活動を残していてよかった。
ということで、スーパーでうちの卵の扱いが決まった。
新たな卵を受け付けないと話だったのに、特例で出品認めてもらい、本当にありがとうございます。
そのあと、Instagramで、出品することを報告したら、知らない方々がたくさんDMしてくださった。
ありがとうございます。
美味しくて生命力溢れる卵を出して行こうと思います。