素ヱコ農園の日々

佐賀県伊万里市で便利になった世の中で、手間のかかるストレスフリーの平飼いで外国産の餌に頼らないこだわりの餌作りを行っています。

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最近の自分

うちに大量の卵がある。

 

昨日も5個食べた。

 

卵は1日2個までしか食べちゃダメだと聞いたことあったので、調べてみるとそれは間違いだった。

 

自分のところの卵が売れ残っているわけではない。

 

卵の勉強をするために、いろんなところの卵を買って食べているから、食べきれずに卵が余ってしまう。

 

実際に自分で買ってみて、どんな包装をされているか?どんなチラシが入っているか?どんな味か?を体験することは本当に勉強になる。

 

そして、自分がいいなと思ったことも人から見ると違う意見が返ってきて面白い。

 

例えば、卵と一緒に手紙とか雑誌とかたくさん入った卵があって、それを見て僕は頑張ってるな、すごいなと思ったのに、意見を伺った主婦はゴミになるから、そういうチラシは入ってない方が逆に嬉しいと言っていた。なるほどなと思った。

 

 

今現在、自分のところの卵は足りなくて困っている。

 

何人かのお客さんには待ってもらったりもした。

 

申し訳ない。

 

 

 

卵の数を増やしたいけど、相手は生き物だし、卵を増やそうとして、大量に鶏を飼いだしたら、素ヱコ農園として、やってる意味がないので、これからも少なく飼っていきたい。

 

今雛を合わせて800羽飼っている。

卵を産んでるのはそのうち半分ぐらい。

 

 

地元から調達できる餌もいい感じだし、スペース的にも広いし、何かを妥協せずにやりたいようにやれるのが、現状、この鶏の数

 

まだ、卵を産んでない子たちも結構いるので、彼女たちが順調に産み出すとお客さんを満足させれて、僕が生活していける分は充実ある。

 

頑張ろう。

 

 

注文が増えたことでこれまで以上に忙しくなっている。

 

事務の仕事とかも結構大変になってきて、プリンター買ったり、事務系のITサービスをいくつか買ったりして、なんとか一人でも楽に出来る形を整えている。

 

 

 

そして、ここにきて浮上した問題だったのが、プライベートと仕事のスペースが混同していること。

 

仕事で使う資料や資材がかなり増えてきて、プライベートのスペースを圧迫してきている。

 

それは仕事にも日常生活にも支障をきたすので、一つの部屋を事務所にするためにリフォームすることにした。

 

ばあちゃんの家には、何世代も前のものとかが平気であるので、その処分もやらないといけない。

 

結構大変そうだけど、やらんと前に進まん。

 

 

 

生産も販売も事務もまだまだやることだらけ。

 

気づけば、4月になっていた。

 

農家になって一年が経ったのか。

 

2年目になった。

 

確実に言えることだが、一人じゃ2年目を迎えられなかった。

 

衰退する田舎を何とかしたい。若者にも希望を持ってほしい。

 

そんな思いで、飛び込んできたのに、逆にしてもらうばっかりで何もできてない。

 

いろんな人がたくさんたくさん支援してくださって、2年目を迎えられた。

 

その事実をしっかりと受け止めて、そして、当初の衰退する田舎をなんとかしたい。という気持ちを忘れず日々生活したい。

 

感謝。