素ヱコ農園の日々

佐賀県伊万里市で便利になった世の中で、手間のかかるストレスフリーの平飼いで外国産の餌に頼らないこだわりの餌作りを行っています。

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インフラが揃った

養鶏場の電気工事が終わった。

 

それに伴い、井戸を組み上げるためのモーターを動かせるようになった。

 

蛇口を捻ると、水がドバドバ出てきた。

 

井戸水は1分間に45リットル出るそう。

 

お風呂の浴槽を5分で溜めれる量だ。

 

汚れた手をしっかりと洗えることに感激した。

 

 

 

幸せのハードルが低くなってる。

完全に。

 

 

さて、水が通るようになったので、自動灌水機を設置することに。

 

機材だけで25万円ぐらい。

工事を頼むと追加で55万円ちょいでの合計80万円。

 

自分でやれば、55万円も削減できるということで、自分でやることにした。

 

やれるか不安だったけど。

 

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設計図は業者に作ってもらった。

 

これで一応、説明通りに組み立てればいいことになった。

 

水道管は、途中で水漏れしないように、テープをつけたりしないといけなくてちょっとめんどくさい。

 

知り合いやいとこが来てくれた。

 

みんな初めてだったけど、みんなで意見出し合って進めることができた。

 

パズルを作っていくように、それぞれが持っている断片的な知識を言い合うことで、自分ではわからなかったことがわかるようになって進めていく。

 

チームでやるってこういうことなんだろうなと思った。

 

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意見を言い合いながら、手を動かしていくうちに最初は全くイメージが湧かなかった完成像が見えてくるようになった。

 

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水が漏れないように、連結部分を気にしたり、ちょこちょこ水を流しながら、進めていった。

 

全部完成して、ドキドキしながら蛇口を捻ってみた。

 

水が給水機に流れてきて、鶏が寄ってきて、水を飲んでいる姿を見た時は、なんかもうすごくすごく感動した。

 

お金もまあまあつぎ込んだし、自分で工事したのもすごく不安だったから。

 

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「あぁ、ちゃんと流れてくれてよかった」

 

水を汲んで、運んで、鶏にあげるという作業、今までなかなか大変だったが、これで解放された。

 

 

そして、この給水機を設置することを自分でやったことで、灌水工事をある程度できるようになった。

 

このノウハウを蓄積できたのは、かなりの収穫だ。

 

おそらく、次は設計図も自分で書けるし、資材の調達も自分で出来るから、今回の値段の半額ぐらいではやれるだろう。

 

 

撹拌器も動かせるようになったし、養鶏場を運営していく上で必要なインフラは揃った。

 

ほんと、いろんな方のおかげで、ここまで順調に進めている。

 

あとは美味しい卵をお客さんにちゃんと届けて喜んでもらえるだけ。

 

まぁ、そこが難しいんだろうけど、コツコツやっていこう。