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これで、電気を引っ張ってくるのに、一歩近づきました。
電柱を建てるためにはどうしても、杉の木を3本、切らないといけなかった。
これは本来、九電の仕事で、九電が他の会社に委託して、伐採してもらうことになる。
でも、そうしていたら、1ヶ月以上待たないといけなかったので、自分たちで切ることにした。
でも、大木すぎてどうしようかと悩んでいた。
父に相談すると、
「俺が切るよ」
と言い、チェーンソーを持ってきてくれた。
かなりの大木だったので、倒した時に、誤ってハウスの方に来ないか心配していたが、父は枝のつき方とかちゃんと考慮しながら切って、しっかりと3本倒してくれた。
僕はまだチェーンソー使えないけど、こういうのもしっかりと使えるようになりたいなって思う。
あとは、道の周りの雑木を切るだけ。
そしたら、いよいよ電柱を建てる工事に入れる。
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見慣れない電話から、電話がかかってきた。
取ると、普及センターからだった。
年末に頼んでいた攪拌機を譲っていてもいいと言う人が見つかったらしい。
普及センターは、仲介業者ではないからと、その方の連絡先をいただき、電話することに。
今度、直接会いに行くが、かなり感触が良かった。
普及センターは、技術的なことだけじゃなくて、こういう、他の生産者さんと繋ぐようなこともしてくれるんだなとすごく感動した。
ありがとうございます。
まだ安心できないけど、攪拌機はどうにかなりそうかな。
あとやりたいのは、餌箱の改善と自動給水。
自動給水機に関してはわからないことも多いので、業者に頼もうと思う。
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ほんと、着々と進んできている。
先日、5年前に塾の生徒だった子たちが遊びに来てくれた。
その中の一人は、伊万里に来るのは3回目だ。
2回目に来た夏は、まだ鶏がいなかった。
2回目の変わりようもびっくりしてたし、3回目の変わりようにもびっくりしてた。
どんどん変化しているから。
「また、次来た時は、もっとすごくなってるんでしょうね。楽しみです」
って言ってくれたのは、嬉しかった。
5年前の塾の先生のところに、わざわざ佐賀から電車や車を使って会いに来てくれることが嬉しい。
そして、向こうも僕がやってることを楽しんでくれている。
いつまでも興味を持ってもらえる存在でいれるように、これからも走り続けたい。
まだまだ未完で、分からないことばかりで、不安定で先は見えないけど、一個ずつ前に進んで行けたらなと思う。