驚くほど寒い日だった。
なんせ初めての雪が降った。
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うちの養鶏場は、あたり一面が真っ白になった。
雪だからではない。
石灰を撒いたから、だ。
佐賀県から全ての県内養鶏場に石灰が配布された。
2回目の配布だ。
今、流行っている高病性鳥インフルエンザ対策のためだ。
鳥インフルエンザは、A型インフルエンザウイルスが引き起こす鳥の病気です。鳥に感染するA型インフルエンザウイルスをまとめて鳥インフルエンザウイルスといいます。(農林水産省HPより)
全国各地で、高病性鳥インフルエンザが発生しており、養鶏を営む方々は不安な毎日だ。
ニュースなどで、防護服を着た人たちが鶏舎を消毒している様子を見る。
あれは、インフルエンザの菌を外に出さないために、あんなに厳重に装備して対処してある。
国内で高病原性鳥インフルエンザが発生した場合、家畜伝染病予防法に基づき、発生した農場の飼養家きんの殺処分、焼却又は埋却、消毒、移動制限区域(注3)の設定など必要な防疫措置を実施します。
このため、発生が確認された農場の家きん、鶏卵などが市場に出回ることはありません。また、発生が確認された農場から半径10km以内にある家きん飼養農家については、清浄性が確認されるまで出荷が制限されます。
なお、これらの措置は、国内の生きた家きんがウイルスに感染することを防止することを目的としているものです。(農水省HPより)
一般的に、鳥インフルエンザ等の感染症は野鳥との接触によって発生する。
なので、接触しないようにしないといけないのだが、これがなかなか難しい。
例えば、野鳥の糞と接触したネズミに触れてしまったりしたら、発症してしまう。
また、野鳥の糞を踏んだ車が鶏舎内に入ってきたら、それが感染の原因になる。
つまり、あらゆる可能性があるということだ。
よく、鳥インフルエンザは、人にかからないのか?と聞かれる。
日本では、この病気にかかったニワトリの処分や施設等の消毒などを徹底的に行っているので、通常の生活では病気の鳥と接触したり、フンを吸い込んだりするようなことはほとんどありません。そのため、人が鳥インフルエンザにかかる可能性はきわめて低いと考えられます。(農水省HPより)
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すごく難しいが、注意したい。
体重100キロ以上の友達が夜勤明けにわざわざ来てくれた。
休みの中、ありがたい。
友達の仕事している姿見て、体格って重要だなって思った。