車を走ってると、牛小屋を発見した。
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今日の学びは、とりあえず話しかけることや行ってみることは、大きなチャンスだ!ということ。
そんなこと、当たり前のことだけど、常々意識してないとびびってしまい足が止まってまうので、改めて、自分に向けてそう伝えたい。
素ヱコ農園の養鶏場における今の課題は、電気・水を整備して、撹拌器などを設置して、なるだけ1日の作業時間を省力化すること。
中でも、撹拌器はまだ目処がたってない。
使ってない撹拌器は、牛を育ててる方が持ってる確率が高いと聞いていた。
だから、牛を育ててる方に直接交渉するというのが、その撹拌器を手に入れるための最短ルート?かな。
これは、近いようで遠い。
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そんな中、車を走らせていると、道端でたまたまだ牛小屋を発見したので、とりあえず、挨拶だけでも行くことにした。
いきなり行くことに失礼を感じで、ちょっと緊張したが、まぁ、やるしかない。
車を停めて、「おはようござます」と挨拶した。
「はじめまして。黒川町で養鶏を始めました。松本です。実は…」
話しかけると、優しく対応してくださって、しかもなんと、使ってない撹拌器があった。
サイズ的にも、ぴったりかな。
すごい!!
その場で、すぐもらう話はしなかったが、とりあえず、連絡先は交換できた。
使ってないし、あとは値段交渉できたらなって思う。
1軒目で、こんな感じだったので、あと数軒ちゃんと調べて回ってみよう。
とりあえず、やってみること、行ってみることって重要だなってすごく感じた。
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そのあと、出荷先に行くと、そこには別の業者のトラックが。
名前を見ると、豆腐屋と書いてあった。
「ってことは、オカラあるかも!!」
その業者の方が帰ってこられるのをトラックの前で待つことに。
その業者らしい人が戻ってこられたので、「あのー。」と声をかける。
近くで養鶏場やってて、餌として、オカラを探していることを伝えた。
すると、その業者さんは、オカラは大量に出て、産業廃棄物としてお金を出して捨ててるらしい。
そして、僕がもらってくれるなら、めちゃくちゃ助かるという話だった。
その業者は、その近くにあり、早速、そこの豆腐屋さんに向かうことに。
代表の方と話をして、すぐオカラをいただけることになった。
オカラは、餌として、発酵飼料になるし、堆肥としても使える。
これから羽数を増やしていく上で、実は餌の調達も課題だった。
伊万里には豆腐屋が無いと聞いていたが、実は近くにあったという事実にびっくりしたし、たまたま出会えたことがとても、ラッキーだった。
ほんと、声かけるかかけないかで、大きな差になるなと感じた一日だった。
撹拌器もなんか見えてきたし、餌に関しても、おからという貴重な餌をかなりの量を確保できた。
それにもしても、ラッキーだな。自分は。