家畜保健衛生所の方々が来て、石灰を11袋もらった。
石灰が配られた理由は、高病性インフルエンザ対策のため。
香川県で数軒のインフルエンザが確認された。
その中には33万羽という相当数の数の養鶏場もあった。
他にも、鹿児島の水源で、インフルエンザの菌が確認されたそうだ。
鹿児島にで確認されたいうことさ、九州に菌があることは間違い無いので、引き続き対策はしっかりとやらないといけない。
といっても、インフルエンザが出た養鶏場も大規模なところで、きっとめちゃくちゃ対策してたと思うから、防ぎようがないのかな…
インフルエンザは、自分だけじゃなくて周りにも迷惑がかかる。
ウイルス自体よりも、それにかかった時の世間の目が怖いな。
僕の養鶏場は、1000㎡ぐらいの面積があり、その周りに一人で石灰を撒くのは結構大変だけど、何かあったら、しょうがないのでちゃんとまがなければいけない。
どんな仕事もリスクはつきものなので、それをどう防げるかが、プロとして大事なことなのかもしれない。
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先日、仕掛けていた罠に、イノシシが入ってたみたいだ。
でも、捕まってなかった。
中を覗くと、餌が食べられていた。
でも、糸は動いてなかった。
僕はハンターとして、まだ実力不足みたいだ。
仕掛けの餌を食べていたということは、罠の中に入ったということ。
かかるのも時間の問題かもしれない。
糸の張り方や朝のまき方を変えて、もう少し様子を見てみようと思う。
もし捕まったら、どうしようか。
ちょっぴりワクワクする。
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今、整備しているもう一方の金柑のハウス。
草はだいぶなくなって歩けるようになった。
毎日、草をたべてくれているヤギのおかげ。
問題はゴミ。
ゴミがなんとかなれば、あとは、金柑の木を抜根して、上にビニールをかぶせて、金網で周りをぐるぐる。
ここを急いでいるのは、金柑が色付き始めると、鳥が寄ってきて、鶏と接触する可能性があるから。
金柑に寄ってくるところは見たことないけど、知り合いの人が危ないぞ、って言っていた。
農業は、環境を整えることが仕事だ。
土を耕すことも作物にとっていい環境を作ること。
水やりも、作物にとっていい環境を作ること
ビニールハウスを作ることも、こうして害獣が来ないように対策することも、環境を作ること。
環境を作るって、すごく広義で、いろんな解釈ができるけど、まさにいろんな環境を整えています。
そのためには、知識や技術が必要なので、もっと勉強しなくては。