ひなが来ました。
品種は国産品種のゴトウモミジ。
福岡の朝倉で購入しました。
今日は、雛を飼うにあたって、人から言われてはっとしたことと、自分がやってみて気づいたことをこの場で言語化しようと思います。
今の時代、育雛をやっている養鶏家はほとんどいません。
コストもかかるし、途中で死んじゃうリスクもあります。
そのことを尊敬しているある方に話すと、こんなふうにかえってきました。
星の王子さまのキツネさんが言ってたように、手間暇をかける事こそが、
物や仕事に愛着が生まれる⇒クオリティが上がる
最重要ボイントだと思ってます。
自分の子供が特に可愛いのも、手間がかかるからですね。きっと。合理化やオンライン化で失われてる、手間暇こそが、事業をより楽しくし、また雇用も生みますので、リスクやコストと考えず、財産と考えて行きましょう。
テクノロジーが進んだ今の時代だからこそ、手間暇かけることが大事だというのは、ほんとにその通りだなと思いました。
こんだけテクノロジーが発達したのに、未だに手紙が存在するのは、手紙を書くという手間暇に価値がついているからで、そう考えると手間暇かけることというのは心を乗せる上ですごく大事なことだなと思いました。
また、
手間暇かける事が素エコ農園の強みと思います
そのビジョンに賛同する伊万里の若者達が必ず現れますよ(多分Uターン)
その崇高なビジョンが目先の収益で惑わされないよう気をつけましょう
こういう自分の根本に立ち戻れるようなアドバイスや問いかけをしてくださる方が近くにいることがありがたいです。
その方から教えていただいたことを頭におきながら仕事をやっていきたいと強く思いました。
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次に、気づいたことについて。
雛が来てから、周りのみんなは可愛い可愛いと言っていました。
でも、僕はそれより、どうやってこの雛たちを安全に飼うか?ってことに必死で、可愛いって言う余裕がなかったです。
夜をちゃんと超えられるか?
雛は、来てから3日ぐらいが勝負だと聞いたので、とにかく緊張しました。
夜も何度か見回りに。
堆肥熱で、育雛しているので、調節が非常に難しいです。(堆肥熱育雛は、本間さんに習いました)
とにかく緊張しました。
一晩明けて、無事にピヨピヨと鳴いてるヒヨコをみて、はじめて気が抜けて、可愛いって言うことができました。
こっからわかったことは、可愛いって思ってるからこそ、口で可愛いって言うよりさきに、行動してしまうんだなって思いました。(働いてくれてる2人は、可愛いと言いながらめちゃくちゃ働いてされましたが。。)
逆に言うと、行動が大事なので、口先だけを見ないようにしようと思いました。
ヒヨコどのくらい大きくなるか、非常に楽しみです。