今、僕のうちに住み込みで2人が働いてくれている。
働いてくれるのは期間限定ではあるが、その効果はほんとに絶大で、感謝しかない。
非効率ではあるが、一つ一つの作業をなるだけ自分たちでやるようにしている。
基礎を作るのも、柱を立てるのも、何か作るときも、ほとんど全て。
そのおかげで、だいたいどの作業にはどれぐらいのお金がかかるのかっていうのが少しずつだけどわかるようになってきた。
(道路工事で、沢山の人が作業しているのをみると、金額を想像して、ひぇーとなるし、まだまだ自分はしょぼいなとも思う)
最近なんて、道端を通る時の楽しみが各家の基礎の組み方だったりする。
今までそんなところに一切目をつけてなかったのに。
やっぱり、知識の範囲で世界の見え方が変わるんだなと思う。
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そんな手作業が多い毎日の中で、人手があることはほんとにありがたい、
ほんとに、1+1が2以上になる。
僕1人で作業するよりも何倍も効率があがる。
そう考えると、これから経営を安定させる上で、誰か信頼できる仲間と一緒に仕事したいなとも思う。
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いちいち自分たちで調べながら手作業で作業を進める。
これはすごく非効率だ。
費用対効果を考えると業者に頼んだ方がいいこともわかっている。
でも、敢えて、そういう非効率なやり方をしている。
僕は農家一年目で、右も左もわからない。
結果を出そうと焦る気持ちもあるが、農業は時間がかかる仕事だ。
この先、何年と農業をやっていくことを考えれば、間違いなく最初の数年は準備期間。
どんなに焦っても、植物たちは自然サイクルの中で自分のペースをしっかり保って生長するし、わからないことだらけのなか焦ることの方が逆によくないきがする。
一年目は勉強する年と位置付けて売上を作ることよりも、より多くの経験を積むこと(要は勉強すること)で五年後、十年後のもっと面白い自分になりたい。
それが今の売り上げを取るよりも何倍にもなって返ってくる気がする。
(すみません、感覚的にです)
とにかく失敗を恐れずに挑戦すること。
そして、長く続けるための土台づくり。
ここはソフトもハードも。
(ソフト面は習慣や知識など、ハード面は施設や道具など)
これらをしっかりと一年目に身につけて、焦ることなく着実に力をつけていこうと思う。
結果を出すことに焦る自分に自戒を込めて書いてみた。