台風9号が来た。
夜中、すごい風が吹き荒れていて、何度も停電したから心配してた。
朝、畑に行って見ると、ビニールが破れて、がっつり剥がれていた。
もう何年も前のビニールでだいぶ劣化してたので、大丈夫かな、と心配してたけど、案の定ダメだった。
産卵箱も倒れて足が折れていた。
ハウスの鉄骨は無事だったし、飛ばされたものはなく、また、鶏も死んでなかったので、なんとか被害は最小限に抑えることができたのではないかなと思う。
台風10号は、もっとやばいので、対策を練らなくてはいけない。
被害が出ることは間違いないので、どこを守って、どこを捨てるのか。
やれることは全部やろうと思うが、それでも諦めるところは諦めて、守らないといけないところを全力で守りたい。
僕の場合、鶏やヤギ、ハウスの鉄骨は最優先で守りたい。
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これからやっていこうとしていたタイミングで台風か…
クヨクヨしても、しょうがないので、せっかくなら、プラスに捉えようと思う。
このタイミングで、台風の被害を少しでも受けれたことが良かったのかもしれない。
これから間違いなく何度も台風は来る。
これは日本に住んでいる以上、抗えないことだ。
台風が来ることを踏まえた上で、農場づくりをしていかないといけないということだ。
まだ始まったばかりで、いくらでも修正がきくこの時期に、こういう経験をさせてもらっていることに感謝しようと思う。
自然の近くで仕事をするということは、自然の恩恵も受けるが、逆に、自然の厳しさも受ける。
何気なく食べている食材は、実はいろんな障害をくぐり抜けて我々の手に届いたもの。
自然の厳しさに直面した時に、改めて僕らが普段何気なく生活できていることに、美味しい食を味わえることに尊さを感じる。
一つ嬉しかったのは、山の湧水から自分たちで引っ張ってきた水は、しっかりと流れていたこと。
結構苦労して作ったから、ちょっとだけ嬉しかった。
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夜は、疲れているし、テンションも下がるし、気持ちも少し落ち込んでしまうから、今日の日記は朝に書いた。
ちょっと前向きに書けたかな?
これからは朝に書こうかな。
衰退する田舎で挑戦し、若者が田舎でも希望を持って暮らせるような社会へ - CAMPFIRE (キャンプファイヤー)
クラウドファンディングも50万に到達したけど、目標とする金額にはまだまだ。
ハウスのビニール破れたから、120万円じゃ完成できんな…
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