素ヱコ農園の日々

佐賀県伊万里市で便利になった世の中で、手間のかかるストレスフリーの平飼いで外国産の餌に頼らないこだわりの餌作りを行っています。

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嫉妬

昨日は、ポケットマルシェの髙橋さんが、武雄に来られるとのことで、武雄に行った。

 

ポケットマルシェは、生産者と消費者が直接繋がる社会を目指したECサービスだ。

 

いつもよくしてくださってる生産者さんが、絶対に行った方が良いとわざわざ電話くださったので、時間作って行くとにした。

 

結論から言うと、すごく落ち込んだ。

 

いや、嫉妬したというのが正しいかな。

 

 

どうして、この感情になったのか分からない。

 

始めてみる髙橋さんは、エネルギーの塊だった。

 

タンクトップで、裸足で、みんなの前に立ち、腹の底から、自分の思いを語る。

 

「あぁ、自分がなりたい姿って、こんな感じだったな」

 

何にも囚われてない自由な立ち居振る舞いと、

 

腹の底から出てくる言葉で、

 

周りにいる人を心から熱くさせる姿。

 

 

その姿にものすごく嫉妬したのかもしれない。

 

シンプルにカッコよかった。

 

 

 

実際、話の内容は、全然、ロジックが通ってないこともたくさんあった。

 

 

それでも、これまでの圧倒的な熱意と行動の結果で、自ら湧き出た考えを、結論として、押し切るあのわがままさ。

 

 

もう、カッコ良すぎて、とにかく嫉妬した。

 

 

普段、講演会に行くと、周りの人と話をするようにしてる。

 

特に、今回は佐賀県内のいろんな生産者さんが、来ていて、情報を得るためには、すごく大事な機会だったかもしれない。

 

でも、僕は、すぐ帰った。

 

髙橋さんの、あの立ち居振る舞いや、行動力や、熱量に、ただ嫉妬するばかりだったあの時間を、一人で消化したかったからかな。

 

 

人生一回しかない中で、いつ死んでもおかしく中で、僕らは生きている。

 

せっかくなら、自分が生まれたことで、この世の中を少しでも前に進められたら良いなと思う。

 

 

僕は、若者が誰も住みたがらない田舎で、誰もやりたがらない農業を、敢えて選んだ。

 

 

遠慮せずに、生きたい。