昨日は、ポケットマルシェの髙橋さんが、武雄に来られるとのことで、武雄に行った。
ポケットマルシェは、生産者と消費者が直接繋がる社会を目指したECサービスだ。
いつもよくしてくださってる生産者さんが、絶対に行った方が良いとわざわざ電話くださったので、時間作って行くとにした。
結論から言うと、すごく落ち込んだ。
いや、嫉妬したというのが正しいかな。
どうして、この感情になったのか分からない。
始めてみる髙橋さんは、エネルギーの塊だった。
タンクトップで、裸足で、みんなの前に立ち、腹の底から、自分の思いを語る。
「あぁ、自分がなりたい姿って、こんな感じだったな」
何にも囚われてない自由な立ち居振る舞いと、
腹の底から出てくる言葉で、
周りにいる人を心から熱くさせる姿。
その姿にものすごく嫉妬したのかもしれない。
シンプルにカッコよかった。
実際、話の内容は、全然、ロジックが通ってないこともたくさんあった。
それでも、これまでの圧倒的な熱意と行動の結果で、自ら湧き出た考えを、結論として、押し切るあのわがままさ。
もう、カッコ良すぎて、とにかく嫉妬した。
普段、講演会に行くと、周りの人と話をするようにしてる。
特に、今回は佐賀県内のいろんな生産者さんが、来ていて、情報を得るためには、すごく大事な機会だったかもしれない。
でも、僕は、すぐ帰った。
髙橋さんの、あの立ち居振る舞いや、行動力や、熱量に、ただ嫉妬するばかりだったあの時間を、一人で消化したかったからかな。
人生一回しかない中で、いつ死んでもおかしく中で、僕らは生きている。
せっかくなら、自分が生まれたことで、この世の中を少しでも前に進められたら良いなと思う。
僕は、若者が誰も住みたがらない田舎で、誰もやりたがらない農業を、敢えて選んだ。
遠慮せずに、生きたい。