領収書を見ると、6万4000円と記されていた。
養鶏場の柵を作るために、亀甲金網を150メートル買った。
この金額が一般的に高いか安いか、わからない。
ただ、今の自分にとっては、間違いなく大きな出費で、支払う時はちょっぴり震えた。
でも、次の投資だし、しっかりとお金を使っていかないと、自分が成したいことはできない。
怖いけど、えいやーって感じで払った。
よし、やるしかない。
水菜は綺麗に作っても100g140円。
買ってくださるお客さんも、一人当たり500円ぐらいだ。
と考えると、そんだけのお金を作るのに、100人以上のお客さんに届けないと捻出できないお金だ。
まだまだこれから施設を整えていく上で、どんどん投資していく必要があるが、どこにお金を使うのか?とかは常々考える。
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まだ、先の話だが、いずれは人を雇いたいなと思う。
人件費が高いとよく言われるが、そこにはしっかり使えるような人になりたいと思う。
田舎の課題は、働きたいと思う企業が少ないことで、僕自身、最後の最後まで、田舎で働くことに抵抗があったし、友人は働くところを求めて都会の方に出て行った。
若者が働きたいなと思える会社を作りたいので、人件費はしっかり払えるようになりたい。
現時点では、ただの構想でしかないけど。
でも、手伝ってくださる方には、しっかりお礼して行けたらいいなと思う。
ちなみに、今日も手伝いに来てくれて、金網を張るのを手伝ってくれた。
一緒にやると、1+1=3ぐらいなペースで作業効率が上がる気がする。
周りに恵まれてる。
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とはいえ、理想と現実のギャップはかなり大きい。
今やってる養鶏場を制作する作業も、片付けや工事で、出て行くお金が多く、現時点では全く価値を生んでない。
だって、まだ何も生産できてないから。
そして、鶏が来たところで、本当にしっかりと飼うことができるかも分からない。
今もそうだし、未来もうまくいくかどうかなんて、全くわからない。
それでも、田舎に帰ってきて、農業をやってるからには、リスクとって、進んでいくべきだと思ってる。
さらに、自分がやりたいことを語り続けること。
未来はどうなるか、わからない。
だからこそ、楽しいんだと思う。
守りに入らず、もっともっと突き抜けたい。
そのためには、日頃から地道に爪を研いで、おく必要がある。
最初の数年は実験になると思うので、なるだけ多くのことを試して、いろんなデータを提げて、4.5年後に大きい勝負にでたいなと思う。
今日みたいにお金を使うっていうのは、すごく良い投資だと思うので、今後もやっていこうと思う。
とりあえず、ブログは良いアウトプットや思考の場になってるので、今後も続けよう。