一旦、野菜の生産のペースを落としている。
いろんな野菜を作っていたが、今は水菜とスベリヒユのみ。
理由は、養鶏場を作っているから、
これまでブログで何度か紹介したが、元々耕作放棄地だったところから、養鶏場を作っている。
ゴミが非常に多くて、さらに、草もボーボーで、ここを綺麗にするのは相当な時間とお金と労力がかかる。
この作業は、マイナスからのスタートで、お金を生み出すわけではない。
だから、どういうふうに、時間を使っていくか?ってのがすごく問われている。
時間を有効に使うために必要になってくるのが、道具をうまくつかうことだ。
特に、僕は一人で作業をやることが多いので、同じ作業時間でも、どんな道具を使ってるか、そして、その道具を適切な使い方をしてるかどうかで、作業のスピードがびっくりするほど変わってくる。
おそらく、ベテランと言われる人たちは、この道具の使い方が上手い人たちだ。
今、ハウスの溝を掘って、そこに瓦を敷いて、埋めている。
理由は、下から、イタチが入ってこないように、するため。
養鶏を行う上で、一番危惧すべきは、そういった害獣をどう防ぐかで、ここを疎かにしてたら、一晩で鶏が全滅した、なんてこともある。
イタチごっこ、という言葉があるように、イタチはすばしっこくて非常に厄介だ。
このイタチが穴を掘って鶏舎に侵入しないように、穴を掘って、そこに瓦を敷き詰めている。
最初、スコップで掘っていたけど、なかなか作業が進まない。
途中に石があったり、根っこが張ってたりして、なかなか、スコップの先が土に入っていかない。
力づくでやってたけど、効率が非常に悪かったので、一旦、作業を辞めて、いろいろ考えたり、調べることにした。
以前、水路を作る時に、金吾さんに教えてもらった三角ホーを使うことにしてみた。
すると、作業ペースが段違いに早くなった。
穴を掘るスピードが、1/3ぐらいに。
これは結構凄くて、3日かかってたのが、1日で終わることになる。
特に、鶏舎は結構広いので、この細かい効率化が、非常に効いてくる、
①どんな道具を使うか②その道具を正しく使えるか
ここの2つを意識するだけで、1日の作業スピードは、大きく変わってくる。
道具を揃えることは、時間を買うこととほぼ同じかもしれない。
これからも、積極的に、道具に投資していって、時間を買って行こうと思う。