連日の大雨で、収穫予定だった野菜の調子がよくないです。
おそらく、今回はほとんど収穫できないんじゃないかなと思います。
とうもろこし、ナス、トマト、ピーマン、かぼちゃ、水菜、パースレインなどなど。
ただ、今年は、実験的に小さくやっていたので、被害はあるにしても、最小限って感じです。
それにしても、農家一年目で、この大雨で野菜がダメになって、農家という自然と共に生きていく職業の洗礼を受けてます。
天候には逆らえないという意見もありますが、とはいえ、この大雨の中でも、上手く野菜を作っている農家さんはいらっしゃるので、技術である程度までカバーできると思っています。
例えば、水捌けをよくするために、穴を掘るとか、水路を増やすとか、パイプを入れて、水の通りをさらによくするとか、できることはまだまだあります。
なるだけ失敗の原因をコントロールできないものにしたくないです。
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また、新型コロナウイルスで、多くの会社が苦戦しているのを見たりして、同じく経営をしていく立場として、すごく考えさせられています。
もし、自分が、勝負のタイミングでこういう状況に陥ってたらどうしてたんだろうか。
考えるだけで、胃が痛くなりそうです。
ただ、いつかは絶対、勝負しないといけないです。
今回の新型コロナウイルスや大雨は、
この世界の厳しさを僕に突きつけてきてきました。
それでも、お前はやる覚悟はあるか?と。
結構、いい機会なので、色々考えることにしました。
死ぬ時とかに、何もこの世界に残せてなかったら、自分の人生を悔やむと思います。
成功するか、失敗するか、そんなのはどうでも良くて、自分がいいなと思える生き方を全力でしたいなって。
せっかく田舎に生まれたんだから、この田舎に生まれたことは、意味があることな気がしてます。
高齢化でどんどん元気がなくなっていく田舎にせっかく生まれたのだから、僕はここで何かしたい。
色々言ってますが、現時点では、所詮、ただの田舎の全然売上が経ってない農家です。
農家は、農作物を作ってナンボ。
その農作物ですら、ロクに作れてない現状。
このまま僕は終わっていくのか。っていう、怖さと毎日戦ってます。
そして、同時に、自分が旗をあげることで、景色がどんどん変わっていく様子もイメージしています。
今日も、除草作業や、網を貼る作業、ゴミを捨てる作業とすごく地味なことの連続です。
こういう退屈で、地味なことの積み重ねが、きっと将来大きなものになると思うので、焦らず、地道にやっていこうと思います。
また、明日も元気に仕事します。